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癒やしの場所

作者: 尚文産商堂

それは私しか知らない場所。

空からは小さな穴だとしか見えず、一番近い民家でも、私の家ではあるのだがそこからは1時間以上は確実にかかる。

でも、この風景は何物にも代えがたい。


このあたりの原野を買ったのは15年ほど前。

まあ、半分詐欺のようなもので買わされたのだが、ちゃんと契約も交わし、登記も書き換えている。

自分の土地だと、胸を張って言えるようになってから、あちこちを探検と称して見回ってみた。

そこで見つけたのが、この洞窟だ。

近くにあった地面に開いていた風穴から歩いていくと、あるところで大きな空間が広がっていて、天井が少し崩れているのがわかった。

そこから日の光が一筋注いでいて、光が当たっているところだけ小さな草原ができていた。

そこに寝そべって空を眺めると、一つの絵画を眺めているような雰囲気になる。

それが一番心が落ち着く場所だ。

誰にも教えていない、自分だけの癒しの場所だ。

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