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200文字小説

海【200文字小説】

作者: 白波

 夕暮れの海水浴場は昼間とは違い人が少なくどこからともなく、子供たちの“またね”と言う声が聞こえてくる。

 おそらく、地元の子供たちだろう。


 真っ黒に日焼けした彼らが去っていく頃になれと、青色の海は徐々にオレンジ色に染まり、太陽が海面に迫る。


「きれいだな」


 他に誰かいるわけではないが、そうつぶやいた。


 別段、誰かがいる気がしたわけではない。


 ただの海に向かって放ったひとりごと……それを聞き届ける者は誰もいない。

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