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黒天の破壊者  作者: Solu
第一章 暴食の大陸編
57/60

第一章)第五十七話 襲撃 ⑧

遅くなってすみません

予約投稿ミスってましたm(__)m

 

 俺は、魔法を行使している集団に向かって、最初に『魔法破壊(マジックデストラクション)』を放った。少なくとも展開されている、防護系魔法と隠蔽系魔法を破壊するためだ。隠蔽魔法はさっき言った通りの理由で、防護魔法はなければ自分達の放った魔法で死ぬからだな。

 俺が『魔法破壊(マジックデストラクション)』を放つと、常時隠蔽展開されていた魔法式が消し飛び、その集団が浮かび上がってきた。気配と同じ、ファンタジーのいかにも魔法使いですと言っているような格好の集団だ。前世だったら不審者として捕まりそうな中二病患者だけど、ぶっちゃけ、俺も同じようなものだから何とも言えない。


 それはともかく、いきなり魔法が消滅して戸惑っているその集団の、指揮官以外を『破壊』属性魔法によって、消し飛ばした。というか、散々魔法を消し飛ばしたんだから、そのくらいで戸惑うなよ、と思った。



―――――――――――――――



 「―――それじゃあ、情報を吐いてもらおうか? まあ、ほぼ全部、予測(・・)できてるんだけどな」


 俺は、捕まえた指揮官を魔法で創った氷で磔にし、予測(・・)した情報の裏付けをとっていった。セレーナは、離れているように指示しておき、念のため、風属性魔法で音を遮断しておいた。


 「さてっと、まず何から聴くか? やっぱり、一番重要なものかな?」

 「こ、殺すなら、は、早くこ―――」

 「―――オーディス=エレメント」

 「ッ!!??」


 俺が、最重要のキーワードを言うと、指揮官は、目に見えて狼狽した。


 「反応しすぎだ・・・。てか、マジで人選間違ってるだろ、あの国・・・。捨て駒にするなら(・・・・・・・・)情報を与えないようにしろよ。せめてこの程度で反応しないようにしろよなー」

 「・・・す、捨て駒・・・?」


 俺の、半分は(・・・)虚偽の情報(・・・・・)で精神的な負担が大きくなった指揮官に、更に追い討ちをかける。


 「だってそうだろ? 多少なりとも俺の情報が入っていれば、ベルゼブブとの戦闘を入れたとしても、この程度で潰せるはずがないと簡単に予想がつく。それに―――」


 実際には、ベルゼブブに関しては不意打ちのようなもので殺したから、そこで消耗していればかなり危なかったかもしれない。ただ、その場合の対策もあの国は考えていた。

 つまり、俺の性格とその場の状況から、捉えたその場で尋問するだろうから、その気が緩んだ瞬間を見計らって―――



 「―――禁級魔法を(・・・・・)用いて捕虜ごと(・・・・・・・)消し去る(・・・・)、ってことをしようとしているしな」



 指揮官に向かって、俺がそう言った瞬間、辺りは骨をも蒸発するほどの極熱の地獄となった。






次話投稿は、多分、来週です

期末テストがあるので遅れるかもしれませんが……

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