第一章)第五十七話 襲撃 ⑧
遅くなってすみません
予約投稿ミスってましたm(__)m
俺は、魔法を行使している集団に向かって、最初に『魔法破壊』を放った。少なくとも展開されている、防護系魔法と隠蔽系魔法を破壊するためだ。隠蔽魔法はさっき言った通りの理由で、防護魔法はなければ自分達の放った魔法で死ぬからだな。
俺が『魔法破壊』を放つと、常時隠蔽展開されていた魔法式が消し飛び、その集団が浮かび上がってきた。気配と同じ、ファンタジーのいかにも魔法使いですと言っているような格好の集団だ。前世だったら不審者として捕まりそうな中二病患者だけど、ぶっちゃけ、俺も同じようなものだから何とも言えない。
それはともかく、いきなり魔法が消滅して戸惑っているその集団の、指揮官以外を『破壊』属性魔法によって、消し飛ばした。というか、散々魔法を消し飛ばしたんだから、そのくらいで戸惑うなよ、と思った。
―――――――――――――――
「―――それじゃあ、情報を吐いてもらおうか? まあ、ほぼ全部、予測できてるんだけどな」
俺は、捕まえた指揮官を魔法で創った氷で磔にし、予測した情報の裏付けをとっていった。セレーナは、離れているように指示しておき、念のため、風属性魔法で音を遮断しておいた。
「さてっと、まず何から聴くか? やっぱり、一番重要なものかな?」
「こ、殺すなら、は、早くこ―――」
「―――オーディス=エレメント」
「ッ!!??」
俺が、最重要のキーワードを言うと、指揮官は、目に見えて狼狽した。
「反応しすぎだ・・・。てか、マジで人選間違ってるだろ、あの国・・・。捨て駒にするなら情報を与えないようにしろよ。せめてこの程度で反応しないようにしろよなー」
「・・・す、捨て駒・・・?」
俺の、半分は虚偽の情報で精神的な負担が大きくなった指揮官に、更に追い討ちをかける。
「だってそうだろ? 多少なりとも俺の情報が入っていれば、ベルゼブブとの戦闘を入れたとしても、この程度で潰せるはずがないと簡単に予想がつく。それに―――」
実際には、ベルゼブブに関しては不意打ちのようなもので殺したから、そこで消耗していればかなり危なかったかもしれない。ただ、その場合の対策もあの国は考えていた。
つまり、俺の性格とその場の状況から、捉えたその場で尋問するだろうから、その気が緩んだ瞬間を見計らって―――
「―――禁級魔法を用いて捕虜ごと消し去る、ってことをしようとしているしな」
指揮官に向かって、俺がそう言った瞬間、辺りは骨をも蒸発するほどの極熱の地獄となった。
次話投稿は、多分、来週です
期末テストがあるので遅れるかもしれませんが……




