表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
黒天の破壊者  作者: Solu
第一章 暴食の大陸編
14/60

第一章)社会的に殺す第十四話

先週は部活の大会で更新ができませんでした。

しかも、二週間近くほとんど書いていなかったせいで、結構駄文というか箇条書きっぽくなっちゃいました。

済みませんm(__)m

 「この中に、ゴブリンの耳を盗ったやつ3人と、盗ろうとしたやつ4人がいるが、そいつ等7人は、どうされたい?」


 その声に、唯一動かせる目を泳がせた者が丁度七人。いや、元々誰が盗もうとしたのかわかっていたんだけどね。

 とりあえず、そいつら以外にかけた魔法を解いた。と、いきなりに自由になったために、ほとんどの奴らが転けた。まあ、そうなるわな。

 警告に関しては、どうするか。『関節硬化』の魔法を見せた後だから、あんまりやる奴はいないだろうけど、一応警告しておくか。


 「一応言っておくが、今解放した奴の中で盗もうとする奴がいたら、そいつもこの7人と同じようにするからな」


 その言葉に、その場にいた顔がこわばる。


 「勿論、お前らが何もしなければこっちも何もしないけどな」


 ほっ、と息をつく奴がかなりいた。というか、こいつら俺の言ったこと正しく理解してないのか?確かに、恐怖が先行しちゃって、それどころじゃないってのはわかるけどさ。それでも、示された情報ぐらいはちゃんと理解したほうがいいぞ。それともあれか?馬鹿すぎて2回言わないとわからないのか?いや、流石にそこまで酷いということはないだろ。そこまで酷かったら、国とか機能しそうにないし。


 さて、盗ろうとした7人はどうするか?

 厳重注意にしとこうと思ったが、いいことを思いついたからやっぱりやめる。とりあえず、周りの奴への牽制も含めて見せしめに殺しておくことにした。



 社会的に



 「『風の刃ウィンドエッジ』」


 即席の風魔法『風の刃ウィンドエッジ』を7つ展開。『風の刃ウィンドエッジ』は、亜音速の風を刃状に展開し、限りなく細くすることで、切断面の圧力を高めてとてつもない切れ味を実現する魔法。本質は風の塊なので、その刃が見えたりすることはない特性も持っている。その魔法を7人の男(女性がいたらこんなことはしない)のある一点に向かって発射する。そして、ある部分を中途半端・・・・に切り裂く。


 やるべきことはやった。これでこいつらは33.46秒後に社会的に死ぬ。


 「よし、こんなもんかな?」


 そう言って、7人の『関節硬化』を解く。先に解いた奴らと同じようにいきなり、自由を取り戻したために、いきなり転ぶ。が、すぐに恐る恐る自分の体を触って、五体満足なのを確認する。すぐに、五体満足なのを確認して、ため息をつく。周りは、「あれ?」という感じで疑問を覚えているが、すぐ気づくだろう。

 あと5秒で。

 7人の男達は、俺の方を見ながらビクビクしながらギルド内から出て行く。

 俺は、これから起こるであろうことを連想して、自然と笑いが漏れた。


 そして直後。


 「「「キャァァァァァァァァァァァァァァァァァァッッッ!!」」」

 「「「「「「「うぉぉッッ!?」」」」」」」

 「へ、変態ッ!?」

 「露出狂ッ!?」

 「ち、近寄らないでくださいッ!!」


 ギルドの外がかなり騒がしくなった。


 俺のしたことは簡単だ。

 まず、『計算行動・第一技・予測』で『関節硬化』解放後の行動を予測して、『風の刃ウィンドエッジ』でズボンとその下のパンツの一部分に、外に出るタイミングの35秒で切られた部分が落ちるように切り込みを入れただけ。

 結果、外に出た途端、切られた部分が落ちた。ということだ。


 外の音を聞いていた男達は青ざめ、女性は侮蔑の視線を俺の方に送ってきた。

 ちとやりすぎたかな?



 その後、この騒動のせいでこのギルドの信用が落ちたが、それはまた別の話だ。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ