第1話:二人の出会い
やり初めなので不具合があると思いますが、最後まで楽しんでいただければ幸いです
偶然は無い、あるのは必然だけ、だから彼女との出会いも必然だったんだろう……
オレは坂井優一現在高校二年生、県内でもかなりレベルの低い男子校にしか入学出来なかった自分の頭の悪さを恨んだ……………そう……………………………ここには女の子がいないのだ!………………大丈夫、男子校なんだから居るわけ無いだろうというツッコミも慣れたさ………だからそんな哀れんだ目で見ないでくれ。
高校に入学した時に一新した目標、彼女を作る事、だっていつまでもパソコンの中に彼女がいるってのもあれじゃないですか?だから二次元じゃなくてリアルな彼女を作る………そして童貞を捨てる!オレももう社会人、そろそろ17年間嫌々持っていた童貞という称号を捨ててやるさ。
そんな偉大なる計画を思いニヤニヤして学校から帰っていると……………………………今思ったんだけどはたから見たら変態じゃないだろうか?違うよね?………ね?
何だか若干悲しくなってきたよ………
にやけ顔だったが一気にしょんぼり顔になったオレはそのまま帰宅しようとして橋を渡ろうとして結構可愛い女の子が手すりに手をかけてたたずんでいるのが見えた、寂しいような悲しいようなそんな表情、多分そんな表情をしてなかったらもっと可愛いんだろうな………そんな事を考えていると女の子は手すりについていた手に力を入れて腕をプルプルさせながら橋から……
優一
「Σちょっとちょっと!早まるなって、そもそもこの橋そこまで高く無いから打ち所が良くないと死ね無いって!でも確実に痛いって!」
橋から飛び降りようとする女の子の腰を掴んで必死に説得してみる、すると女の子の長い髪からいい匂いが…………コレが女の子の匂いなんだな〜………ヤバイ顔がにやけてきた、もうちょっとだけシリアスモードを持続させなければ………