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生まれ変わったら神樹だった  作者:


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宿への帰還、そしてユッテの

「いやぁ、得したなぁ。まさか3つもアクセサリーも手に入るなんてラッキーだったなぁ。」

「指輪素敵ですけど変なお婆さんでしたね。」


まぁ婆じゃなくて若い女だったけどね、でもフィーレさんも違和感覚えていたんだろうな。

しかし違和感だけで看破できていないという事はあの女の変装は完ぺきだったという事か。

何であんなのがいたんだろうなぁ、もしかして俺たち以外にもあぁやってアクセサリーを売っていたのかもしれない。そうしたら被害者いそうだな。

まぁ俺が持っているアクセサリー全部の呪いの浄化は全てしておいた。

そんなに力む必要もなかったな。あっさり消えてしまったわ。


「でもウルトル様、私なんかが指輪をいただいてもよろしかったのですか?」

「ん?あぁいいよいいよ。ちょっとしたプレゼントだよ。」


にしてもフィーレさんに色々贔屓にし過ぎかなぁ、ちょっとそれは駄目だな。

アイヴィーさんにも何かあげておこう。

何が良いだろうな、と言っても俺には果物を生成しか……ん?

ふと、俺の目にさっき買ったアクセサリーに目が留まる。

あぁ、そうだ。俺生成できるの果物だけじゃなかったな。木も作りだせたんだっけ。

よし、上げるものは決まった。後はーデザインだな。これに関しては神の力でどうこうなる問題ではない。しっかり考えておこう。


「ウルトル様ー宿に着きましたよー?」

おっと考えることに集中し過ぎていたか。フィーレさんの言った通り本当に宿についていた。



部屋に戻るとラディさんが書類と格闘を繰り広げ、アイヴィーさんはそのサポートをしていた。。ここでも仕事ですか、流石領主。

「おぉウルトル、帰ったか。」

「お帰りなさいませ、ウルトル様。フィーレ、ちゃんとウルトル様をお助けした?」

「も、もちろんですよ!」

ラディさんもアイヴィーさんも俺に気付き声をかけてきた。全然疲れてなさそうだなぁ、あんなことがあったのにまだそんないい笑顔できるのか。

「ただいま父さん。」


「お帰りなさい、ウルトル。」

ベッドではユッテが起きていた。本を持っているし、読書でもしていたのだろう。

「あ、姉さん、ただいま。起きても平気なの?」

「えぇ、もう元気元気です!」

ガッツポーズをして見せるユッテ、本当に平気そうだし、可愛い。顔も別れる前の青白いものとは打って変わって、今ではいつものユッテの顔色だ。良かった。


「城下町は楽しかったですか?」

「あぁ、初めて見るものがいっぱいあって楽しめたよ……そうだ、これ。」


俺はそこでユッテに木の指輪を差し出す。


「ん?これは、指輪ですか?」

「そうそう、出店で買ったんだよ。木で出来た指輪だ、姉さんにお土産にと思ってね。」

「まぁ!ウルトルが私に?ありがとうございます!箱に入れて大事にしておきます!」

「いや、着けて欲しいんだけど!?」


アクセサリーは着けてこそ意味があるから是非とも着けておいてほしい。それじゃあアクセサリーが可哀想だしそれ以上に俺が着けて欲しいと思ったから買ってきたんだし……


「そうですか?んーじゃあウルトルがつけてください!」


別に俺が付ける必要はないと思うのだが、まぁ頼まれたら断るわけには行かない。指輪を受け取り、ユッテの指にはめ込もうと……

ちょ、ちょっとユッテさん?


「姉さん、ちょい姉さん。」

「何ですか、ウルトル?」


そのキラキラとした純粋な目は俺が言っている意味を分かって無い目だな?


「姉さん、何で意図的に左手の薬指に標準当ててんのさ?」

「いいじゃありませんか!練習です練習、いつか男性と結婚する際つけてもらうための練習です!」

「それ、練習必要!?」


くっ、何度俺が指輪をずらしてもそれに合わせてユッテも左手を動かし、逃さないつもりだ。

諦めるつもりはないみたいだ。とっても粘り強く俺の動きに合わせてくる。

……あぁもういいや、面倒になってきたぁユッテの言った通り練習だと思えばいいんだよ、そうだよ。結婚するわけじゃないし、そう!ごっこだ!これはごっこ遊びみたいなものだよ!?


「分かったから!ほら姉さん薬指に入れるから!」

「はぁ、はぁ、そう、それで、いいんです……」


息絶え絶えじゃないか!何でそこまで頑張るんだ、ユッテ!

そんな訳でユッテの薬指に木の指輪を付けさせていただきましたとも。

まじまじと自分の薬指に収まった指輪を見つめ、ユッテは満足そうだ。お土産上げたみとしては喜んでもらえてうれしいな。


視線を感じ振り返ってみるとラディさんが複雑そうな顔をしてこっちを見ていた。ラディさん、俺も複雑な心境なんですよ?

あぁ、そうだ。まだあったんだ。鑑定紙っと。


「姉さん、これちょっといい?」

「それは、何ですか?」

「鑑定紙っていってね、ステータスをみるものなんだ。」

「へぇ、王都にはそんなものがあるんですか……いいですよ?」

「ありがとう、じゃあおでこだして?」

「お、おでこですか!?」


え、何でそこで恥ずかしがるんだ?でも額に貼らないと鑑定紙発動しないからなぁ

渋々と言った感じに前髪をかきあげるユッテに俺はさっさと鑑定紙を貼り付け、発動し、ユッテのステータスを確認する。

さて、どんな感じかな?もしかしてユッテにもあの称号やスキルが……


名前 :ユッテ・ルーマル

年齢 :6

性別 :女

種族 :人族

攻撃力:5

防御力:3

魔力 :30

俊敏 :3

スキル:初級氷魔法 未熟の魔眼 疲労上昇速度アップ

称号 :領主の娘


あ、あれ?フィーレさんにあったスキルの神樹の加護・樹木操作に称号の神樹の加護を受けし者がない。

んー?ユッテにはプチトマト食べさせたはずなんだけど、フィーレさんと何か違うところあったかな?

まぁユッテとフィーレさんの違いは結構明確なところにありますね。

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