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2つの指輪  作者: 鹽崎 裕
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最終話:そして…

こうして彩加と功助がバカをやっているうちに再び紗奈由が出てきた。

「あの話進めていいですか?」

突然の紗奈由の呼び掛けに功助は驚いた。そして、功助は今度は冷静に話を進めた。

「紗奈由…実際どうしたら彩加の指輪は外れるんだ?もしかして外れないのか?」

「…いえ…外れますよ…ただし方法が…」

明らかに難しそうな顔をして話ている紗奈由に功助は、

「まさか…」

「そのまさかです…すみません…」紗奈由が突然謝ったには訳があったんです。

7年前、既にの人格があって紗奈由は表に出ることはなく深い眠りについていました。

そのせいでどうしたら指輪が外れるのかは忘れてしまいました。

功助はやっと指輪が外せれると思ったのに少し険しそうな顔で紗奈由に問掛けます。

「紗奈由、例え指輪が外れなくても彩加に何も害はないだろ?」

紗奈由は即座に、

「はい、何も害はありません。」「もし、彩加に何かあったら俺は一生紗奈由を許さないからな!!」

突然怒りだす功助に彩加もびっくりした顔で功助を見てこう言いました。

「何もないって紗奈由言ってるでしょ!少しは信じなさい!…ごめんね…紗奈由」

功助は少し反省してこう言った…。

「これからどうするんだ?紗奈由が外しかた思い出すまで待ってるのか?」

すると紗奈由は、

「もぅいいんじゃない?私と紗奈由は7年間も一緒に過ごしてきたんだよ!例えこの指輪が外れないでも私には何も影響がないんだからこれからも一緒にいる。」

彩加の申し出に功助は、

「…しょうがない…彩加がそう言うなら彩加にまかせるよ!」

そして紗奈由は、

「ありがとうございます。」

そして、指輪は外すことはありませんでした。

……しかしこの話はまだ終っていません。

彩加は20歳を向かえると同時に尊い命を落としてしました。

その訳とは、紗奈由が指輪が外れなくなてからの11年間彩加の精気をずっと吸いとっていました。

そして最後に紗奈由が功助に残した言葉があります。それは、

「馬鹿な人間めがこれだから人間は面白い…さて…そろそろ次の獲物でも探しに行くか…若い女特に20歳までの精気が一番の若さを保つ秘訣だからな…」

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