第3話:紗奈由
「初めまして…紗奈由…さん…?」
嘘だと信じたい功助だったけど紗奈由の存在は信じるしかなかった…その理由は、紗奈由に変わっている時の彩加の目の色が綺麗な青色でした…。
「彩加と同じように私のことも紗奈由って呼んでくれればいいよ!」
そう言い出す紗奈由に対して、
「わかった!紗奈由って呼ぶから俺も功助って呼んでくれ」
「えっ?…ありがとう、あと…ついでに私も彩加と一緒で、"功ちゃん"て呼んでもいい?」「何でそれを!?…まぁ好きに呼んでくれ…そんなことより…彩加に戻って…」
「あっ…わかりました!戻ります。」そして、紗奈由の青い目から黒色に戻りました。
「彩加!?」
「うん!彩加だよ、どうだった?初めて会った感想は?」
「驚きしかねーよ!」
「まぁ私もね初めはびっくりしたけど、今はもう馴れちゃった!」
「彩加その…さ…紗奈由はいつからいるんだ?」
「うわぁ〜功ちゃん顔赤くなってる」
「うるさいな!初対面でいきなり呼び捨てだぞ!恥ずかしがるのも当たり前だろ!?…もういいよ!それでいつから紗奈由がいることに気付いた?」
「1ヶ月前くらいかな…いるのに気付いたの…急に睡魔が襲ってきてそのまま寝ちゃってそしたら夢の中で紗奈由と会ったの…それで1ヶ月の間で仲良くなっちゃった」「仲良くなっちゃったって…どうしていつも前向きなんだ?尊敬するよ…」
「でしょ〜尊敬してね〜。」
「バカ!誉めてるんじゃない!!」