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第4話 皇妃の記憶に咲く希望の旋律

古びた図書館の静寂の中、夕凪蓮夜は一冊の歴史書に見入っていた。黄ばんだページに描かれた絵画の複製が、彼の好奇心に火をつけた。


「これは…」


蓮夜は思わず声を漏らした。ページには18世紀後期のオーストリア宮廷を描いた絵があり、その端に立つ美しい東洋人女性の姿に彼の視線が釘付けになった。


「マリー・アントワネットの宮廷音楽会…」


蓮夜は絵の説明文に目を走らせた。そこには「1785年、シェーンブルン宮殿での音楽会。マリー・アントワネットの隣に立つのは謎の日本人音楽家」と記されていた。


「日本人…?この時代に?」


蓮夜は眉を寄せた。18世紀後半、日本はまだ鎖国中のはずだった。絵の中の女性は確かに和服を思わせる装いで、黒髪を優雅に結い上げていた。その手には、西洋の楽器にも和楽器にも見えない奇妙な形の弦楽器が握られていた。


蓮夜の瞳が輝きを増した。彼の血が熱くなるのを感じる。未知の謎、歴史の裏側に隠された真実—それこそが彼の情熱の源だった。


図書館を後にした蓮夜は、東京の夜景が広がる自宅のベランダに立った。満月の光が彼の姿を銀色に染め上げる。彼は深呼吸をすると、両手を広げた。


「1785年のオーストリア、シェーンブルン宮殿…行ってみよう」


彼の周りの空気が揺らめき始め、月の光が螺旋状に彼を包み込む。一瞬の閃光と共に、蓮夜の姿は夜の闇に溶け込むように消えていった。


――――――――――――――――――――――――


蓮夜が目を開けると、彼の周りには18世紀の華やかな宮殿の廊下が広がっていた。金色の装飾が施された壁、高い天井から吊るされたシャンデリア、大理石の床に反射する柔らかな光。しかし、彼が最初に感じたのは、廊下の奥から漂ってくる不思議な音色だった。


「この音は…?」


それは西洋の弦楽器にも似ているが、どこか異質な響きを持っていた。透明感のある高音と、心の奥まで届くような低音が、絶妙なハーモニーを奏でている。


蓮夜は音の源に向かって歩き始めた。彼は時代に合わせた衣装を身につけていた。深緑色の燕尾服に白いクラバット、黒い靴。黒髪はリボンで後ろに結んでいる。明らかに東洋人であることは隠せないが、貴族か裕福な商人の息子を装うには十分だった。


廊下の突き当たりには、大きな扉があった。ドアの隙間から漏れる光と、その美しい音色。蓮夜は静かにドアを開けた。


そこは小さな音楽室だった。大きな窓からは月明かりが差し込み、数本のキャンドルの灯りが部屋を優しく照らしていた。部屋の中央に立っていたのは、一人の東洋人女性だった。


彼女は漆黒の髪を優雅に結い上げ、深紅の着物に金色の刺繍が施された衣装を身につけていた。西洋と東洋が融合したような独特のデザインだ。そして彼女の手には、まさに蓮夜が絵で見た奇妙な形の弦楽器が握られていた。


女性は蓮夜に気づくと、演奏を中断した。彼女の澄んだ瞳が、月明かりに照らされて琥珀色に輝いている。


「失礼。邪魔するつもりはなかったんだ」


蓮夜は流暢なフランス語で謝罪した。彼の能力の副作用として、訪れる時代や場所の言語を自然と操ることができた。


女性は静かに微笑んだ。


「構いませんよ。日本語がお分かりになるなら、そちらの方が話しやすいのですが」


彼女の声は、さきほどの楽器の音色のように、透明感があり心地よかった。


「日本語が…!」


蓮夜は驚きのあまり、無意識に日本語で返していた。


「あなたも日本から?でも、この時代に東洋人が…」


女性は神秘的な微笑みを浮かべた。


「あなたと同じ理由でしょう、時を渡る旅人さん」


蓮夜の瞳が見開かれた。自分と同じ…?彼女もまた、時空を超える能力を持つ者なのか?胸の奥が高鳴るのを感じる。


「僕の名前は夕凪蓮夜。あなたは?」


「私は音無舞。時の音を奏でる者です」


舞は優雅にお辞儀をした。その姿には、現代日本人にはない古風な気品が漂っていた。


「時の音…?」


「ええ。この『時奏琴ときかなでごと』で」


舞は手にした楽器を示した。透明な水晶のような素材で作られた弦楽器は、月の光を受けて幻想的に輝いていた。


「この楽器で時間の流れや人の記憶に干渉することができるんです。私は今、皇妃のために特別な演奏を準備していました」


「皇妃…マリー・アントワネットのことか」


蓮夜が言うと、舞はうなずいた。


「彼女は音楽を愛する方。そして今、とても悲しい予感に苛まれているんです。私の演奏で、少しでも彼女の心を和らげたいと思って」


「悲しい予感…」


蓮夜は考え込んだ。1785年のマリー・アントワネット。フランス革命まであと数年。彼女の悲劇的な最期を歴史は記録している。


「彼女を救うことは…」


蓮夜の言葉に、舞は静かに首を横に振った。


「私たちには歴史を大きく変える権利はありません。マリー・アントワネットの運命を変えれば、歴史の流れ全体が歪み、未来に計り知れない影響を与えるでしょう」


舞の表情が僅かに翳った。その美しい瞳に、何かが揺れ動いていた。


「私にできるのは、彼女の心に寄り添うこと。運命は変えられなくても、彼女の心の中に希望の種を植えることはできるんです」


彼女の言葉には、重みがあった。蓮夜は彼女から目を離せなくなっていた。彼もまた様々な時代を旅してきたが、歴史の大きな流れを変えることの危険性を知っていた。小さな変化なら許されても、歴史の重要人物の運命を変えることは、未来への計り知れない波紋を生む。


「なるほど…僕も同じことを考えてきたよ。時を渡れる力があっても、何もかも変えていいわけじゃない」


突然、廊下から足音が近づいてきた。舞は急いで楽器を構えた。


「誰かが来ます。隠れてください」


蓮夜は咄嗟に部屋の隅にある大きなカーテンの陰に身を隠した。ドアが開き、何人かの人物が入ってきた。豪華な宮廷衣装に身を包んだ女性とその従者たち。先頭の女性は、誰もが知るマリー・アントワネットだった。


「ああ、ミズキ。こんな夜更けに練習していたのね」


皇妃は舞に親しげに話しかけた。彼女の声は優しく、貴族らしい気品に満ちていた。


「申し訳ありません、陛下。明日の音楽会のために」


舞は深々とお辞儀をした。


「あなたの不思議な楽器の音色を楽しみにしているわ。この国のものではない、遠い異国の音楽を…」


皇妃は微笑んだが、その目には憂いの色が浮かんでいた。


「少し演奏してくれるかしら?私の心は今、嵐のように落ち着かないの」


舞はうなずき、楽器を構えた。彼女が弦に触れると、先ほどとは違う、より深みのある音色が部屋に広がった。それは蓮夜の心の奥まで染み込んでくるような、不思議な響きだった。


皇妃は目を閉じ、その音色に身を委ねた。舞の指が弦を奏でるたび、部屋の空気が揺らめき、まるで時間そのものが緩やかに流れているかのような感覚に襲われる。


蓮夜はカーテンの隙間から、その光景を見つめていた。舞の姿は月明かりと蝋燭の灯りに照らされ、幻想的に輝いていた。まるで時間の狭間から現れた精霊のように。


演奏が終わると、皇妃の表情は穏やかになっていた。


「ありがとう、ミズキ。あなたの音色には不思議な力があるわ。明日の音楽会も楽しみにしているわね」


皇妃は舞の手を優しく握ると、従者たちを連れて部屋を後にした。再び静けさが戻った音楽室で、蓮夜はカーテンの陰から姿を現した。


「すごい演奏だった…まるで時間が止まったような」


舞は静かに微笑んだ。


「時奏琴の力です。皇妃の心を少しだけ癒すことができたようで」


「でも、なぜマリー・アントワネットなんだ?」


蓮夜の問いに、舞は窓の外を見つめた。月明かりに照らされた宮殿の庭園が広がっている。


「私は彼女に会うために、何度も時を越えてきました。彼女の人生の様々な瞬間に立ち会ってきたんです」


舞の声は静かだったが、その言葉には深い感情が込められていた。


「最初は14歳でフランスに嫁いだ時、そして王妃となった栄光の日々、そしてこれから訪れる…暗い未来」


蓮夜は黙って彼女の言葉を聞いていた。


「彼女の運命は変えられません。でも、せめて彼女の記憶の中に、美しい音色と平穏な時間を残したいんです」


「君は彼女の全人生を見守っているんだね」


舞はうなずいた。


「私の能力は、過去を旅することだけではありません。時奏琴で特別な旋律を奏でれば、人の記憶や感情に働きかけることができるんです」


蓮夜は興味深く聞いていた。彼自身も時空を渡る能力を持っていたが、記憶に干渉するような力は持っていなかった。


「明日の音楽会で、私は特別な演奏をします。皇妃の心の中に、永遠の平和を植え付ける旋律を…」


舞の表情には決意と、どこか悲しげな色が混ざっていた。


「それは彼女の運命を変えるわけではありません。でも、どんな苦しみの中でも、心の奥底に希望の光を持ち続けられるように」


蓮夜は舞の言葉に、胸が締め付けられるような感覚を覚えた。時間を渡る者として、歴史の悲劇を目にしながらも、大きく介入できない葛藤。彼もまた同じ思いを抱えていた。


「明日の音楽会、見せてもらってもいいかな」


舞は微笑んで頷いた。


「ぜひ。でも正式な招待客ではないと入れません。明日、この部屋の窓の下で待っていてください。私が合図をしたら、登れる場所を作っておきます」


二人は月明かりの中で別れを告げた。蓮夜は宮殿の裏庭に用意されていた馬車で、近くの宿へと向かった。彼の頭の中は舞のことでいっぱいだった。彼女の存在と使命。決して大きな歴史は変えられなくても、人の心に寄り添うという選択。


――――――――――――――――――――――――


翌日の夕方、蓮夜は約束通り宮殿の音楽室の窓の下に立っていた。宮殿からは既に華やかな音楽と人々の話し声が聞こえてくる。音楽会が始まっているようだった。


しばらく待っていると、音楽室の窓が開き、そこから舞の顔が覗いた。彼女は優雅に手を振り、何かを呟いた。すると、窓の下に絡まっていたツタが不思議な速さで成長し、まるで梯子のように伸びていった。


「これも時奏琴の力か…」


蓮夜は感嘆しながら、そのツタを伝って窓まで登った。音楽室に入ると、そこから大広間へと続く小さな扉があった。


「ここから見るといいわ。物陰に隠れていれば気づかれないから」


舞の姿は前日よりも一層美しかった。より華やかな着物に身を包み、髪には小さな宝石が飾られていた。


大広間は貴族や外国の使臣で溢れ、シャンデリアの明かりが金色の装飾を照らしていた。そして部屋の中央には、マリー・アントワネットの姿があった。彼女は青と銀の豪華なドレスに身を包み、周囲の貴族たちと談笑していた。


各国の音楽家たちが次々と演奏を披露していく。バイオリン、チェロ、ハープ…美しい音色が室内に響き渡るたびに、貴族たちから拍手が沸き起こった。


そして最後に、司会役の貴族が舞を紹介した。


「そして本日最後の出演者は、遠い東の国から来た神秘的な音楽家、ミズキ殿です」


舞が大広間の中央に進み出ると、好奇の視線が彼女に集まった。東洋人女性の姿は、この宮廷の中で一層際立っていた。


彼女は静かに時奏琴を構え、皇妃に深々と一礼した。そして弦に触れた瞬間、部屋の空気が変わった。


それは前夜に蓮夜が聞いた音色とは全く違った。より深く、より豊かで、聴く者の魂を揺さぶるような響きだった。舞の指が弦をなぞるたび、幻想的な光が楽器から溢れ出し、まるで目に見えない色彩が広間を満たしていくかのようだった。


蓮夜は息を呑んだ。舞の周りの空気が揺らめき、時間の流れが歪んでいくのを感じた。それは彼が時間跳躍する時に感じる感覚に似ていたが、より繊細で優美なものだった。


広間の貴族たちは皆、その音色に魅了されていた。特にマリー・アントワネットは、目を閉じ、まるで音楽に身を委ねるかのように静かに立っていた。


舞の演奏が続くうちに、蓮夜は不思議な光景を目にした。皇妃の周りに、うっすらと別の風景が重なって見え始めたのだ。それは花々が咲き誇る美しい庭、明るい日差し、笑い声…そして未来へと続く希望の光。


「これが時奏琴の力…」


蓮夜は呟いた。舞は皇妃の心の中に、美しい記憶と希望を植え付けていたのだ。その景色は他の人には見えていないようだった。


演奏が終わると、広間は一瞬の静寂に包まれ、次の瞬間、熱狂的な拍手が沸き起こった。マリー・アントワネットは目を開け、その表情には深い感動と穏やかさがあった。


「素晴らしいわ、ミズキ」


皇妃は舞に歩み寄り、彼女の手を取った。


「あなたの音色は私の心に永遠に残るでしょう」


それは単なる賛辞ではなく、文字通りの真実だった。舞の音色は皇妃の記憶の中に、永遠の安らぎとして刻まれたのだ。


音楽会が終わり、人々が退場し始めると、舞は物陰に隠れていた蓮夜の元に戻ってきた。


「素晴らしかったよ」


蓮夜は心からの感嘆を込めて言った。


「ありがとう。これで私の使命は果たせました」


彼女の表情には満足感と、どこか安堵の色が浮かんでいた。


「でも、これで終わりなのか?」


蓮夜の問いに、舞は静かにうなずいた。


「私の旅はこれで終わり。皇妃の心に平和な記憶を残すという使命が果たせました」


「じゃあ、これからどうするんだ?」


「私は…」


舞が言葉を続けようとした時、突然、大広間の方から悲鳴が上がった。二人は慌てて音のする方へ向かった。


大広間では、一人の男が剣を抜き、皇妃に迫っていた。彼は宮廷の衣装を着ていたが、その目には狂気のような光があった。


「フランスの破滅を招く魔女め!」


男は叫んだ。警備の兵士たちが駆けつける前に、彼は皇妃に向かって剣を振り上げた。


その瞬間、舞が飛び出した。彼女の手には時奏琴があり、一瞬で弦を鳴らした。するとまるで時間が遅くなったかのように、男の動きが緩やかになった。


蓮夜も躊躇なく動いた。彼は男に飛びかかり、剣を持つ腕を掴んだ。二人は床に倒れ、もつれ合いながら格闘した。


「この男は歴史には記録されていない…」


蓮夜は咄嗟に歴史を変えずに済む範囲の介入だと判断した。彼は男の剣を振り払い、彼を押さえつけた。この男の暗殺計画が成功していれば、歴史はまったく違う流れになっていたはずだ。


警備の兵士たちが駆けつけ、男を取り押さえた。


「大丈夫ですか、陛下!」


兵士たちが皇妃を守る中、彼女は驚きと恐怖で青ざめた顔をしていた。しかし、その表情はすぐに変わった。舞が再び時奏琴を弾き始めたのだ。


その旋律は先ほどとは違う、穏やかで心を落ち着かせるものだった。皇妃の表情が次第に穏やかになり、先ほどの恐怖が薄れていくのが見て取れた。


「あなたたちは…命の恩人ね」


皇妃は蓮夜と舞に感謝の言葉を述べた。


舞は深々とお辞儀をした。


「私たちの役目はこれで終わりました。もうお側を離れなければなりません」


皇妃は寂しそうな表情を浮かべたが、同意した。そして舞の手を取り、小さな指輪を手渡した。


「これを持っていって。私の感謝の印よ」


それは小さなルビーの指輪だった。舞は感謝の意を示し、受け取った。


混乱が続く宮殿を、蓮夜と舞は静かに後にした。宮殿の裏庭に出ると、月が高く昇っていた。


「これで私の旅は本当に終わりました」


舞は月明かりの中で言った。彼女の姿が淡く光り始めていた。時空を渡る時の前兆だ。


「いつか、どこかの時代でまた会えるかもしれないわね。その時は…またゆっくりお話しましょう」


舞の姿が次第に透明になっていく。彼女は最後に笑顔を見せ、蓮夜に時奏琴を手渡した。


「これは?」


「記念に。この楽器は私の使命が終わると、力を失いますから」


舞の姿は光の粒子となり、夜空に溶け込んでいった。蓮夜の手に残ったのは、もはや普通の楽器となった時奏琴だけだった。


蓮夜は夜空を見上げ、深いため息をついた。そして自分自身も時空を渡る準備を始めた。彼の周りの空気が揺らめき、月の光が螺旋状に彼を包み込む。


「僕らは歴史を大きく変えることはできない。でも、心に希望を植え付けることはできる…か」


彼の姿は月明かりの中に溶け込み、消えていった。


――――――――――――――――――――――――


現代の東京、自宅のベランダに戻った蓮夜は、時奏琴を眺めながら、専用のノートを開いた。


「1785年7月、オーストリア・シェーンブルン宮殿にて。マリー・アントワネットの心に永遠の平和を植え付けた謎の日本人音楽家、音無舞の存在を確認。彼女もまた時を渡る旅人だった。時奏琴という不思議な楽器で人の記憶や時間に干渉する能力を持っていた」


蓮夜はペンを止め、月明かりに照らされた時奏琴を見つめた。


「彼女の言っていたことが理解できた気がする。歴史の大きな流れを変えることはできなくても、人の心の中の思い出や希望は変えられる。それは小さな変化かもしれないが、時に大きな意味を持つ」


彼はもう一度ペンを取り、続きを記した。


「皇妃を暗殺しようとしていた男については、歴史書に記録はない。あれは歴史に残らなかった出来事だったのだろう。もし成功していれば、歴史は違う流れになっていたかもしれない。僕らが介入したことで、歴史は本来の流れを保ったのかもしれない」


蓮夜はノートを閉じ、月明かりの中で微笑んだ。胸の中には新たな好奇心が芽生えていた。


「次はどんな旅になるだろう。そして、いつか舞にまた会える日は来るのだろうか…」


その答えを求めて、彼はまた旅に出る準備を始めた。舞との出会いは、彼の時間旅行者としての使命に新たな視点を与えてくれたのだから。

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