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私は記憶喪失

作者: 夢菜

睡眠薬や危険なお薬はたくさんあります。

ODすると死ぬ可能性もありますので、気をつけてくださいね。

私は、金山しほ、35歳、旦那と子供が2人いる。


平凡な毎日で刺激が欲しいと思う今日このごろ。


平凡と言っても専業主婦で、小さい頃から情緒不安定なこともあり、嫌なことがあると自分の心にためてしまうのである。


結婚10年目くらいにイライラがひどくなり、精神科に通うことになった。


そこで精神安定剤と睡眠導入薬をもらい帰宅帰した。


最初は安定剤だけでなんとかなっていたが、眠れない日が3日続いた時に睡眠薬を飲んで寝た。


スッキリした気分で起きられて、薬の力って偉大だなって思った。


それからしばらくして旦那にイライラすることがあったが、言いたいことも言えず、心にしまったのがよくなかったようだ。


その日の夜、イライラが治まらず、睡眠薬を4錠飲んだ。


ぐっすり寝て起きたら3日も経っていた。


その間の記憶がまったくないのだ。


子供に聞くと普通に生活していたという。


これをきっかけに眠剤を多く飲む日が増えた。


その日は隣りの奥さんに苛ついたらしく、スーパーの帰り道の階段で突き落としたようだ。


誰も見ておらず、私も記憶がないので自分がやったとは思っていない。


家族で普通に噂をするくらい記憶がないのだ。


そらからしばらくは平和な生活を過ごしていたが、事件は起こってしまったようだ。


子供の早苗が友達の操ちゃんと喧嘩して大怪我をして帰ってきた。


早苗に事情を聞くが早苗は悪くないように感じた。


相手にも聞かないとと思っているとチャイムが鳴った。


出ると操ちゃんだった。


一人で謝りに来たのか?


そうではなかった。


早苗のほうが悪いと一方的にまくし立てて帰っていった。


もう一度早苗に聞くが全部矛盾しており、証拠も見つかった。


この日も頭からはなしが離れず、知らず知らずに眠剤を飲んでいた。


次の日、操ちゃんを見かけたので追いかけた。


そして、湖に突き飛ばしたようだった。


そのまま家に帰り、操ちゃんの話を知ったのが次の日の朝だった。


早苗と操ちゃんが喧嘩をしていた事実があり、警察が来た。


早苗はアリバイがあり誤解は解けた。


私も記憶がないので真実を話していると認められた。


私はその時、ふと思った。


私が睡眠薬を飲んで3日間のうちに事件は起きている。


まさかね…


しばらく睡眠薬は封印した。


その間にも小さな事件は起きていたので私じゃないと思うことにした。


そして年月が経ち、とうとうその日はやってきてしまった。


旦那と大喧嘩してイライラを通り越して私は睡眠薬を解禁した。


気付くと警察署にいた。


旦那を包丁で刺したらしい。


幸い傷口はあさかったので大した事件にはならなかった。


色々調べた結果睡眠薬のせいで記憶がなくなるということがわかった。


今までのことももしかして?という話は出たが、証拠もないので帰された。


これからは睡眠薬は、飲まないようにすることにした。

この話の内容は違いますが、私自身眠剤を多く飲むと3日間の記憶喪失になります。

その間の記憶は全くないのですが、普通に生活出来ているようです。

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