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想いの詩(仮題)

春に

作者: 浮き雲

一人静は4月から5月にかけて咲きますね。いまは、まだ、少し早いですね。いろんな意味合いで、少しずつ時間が噛み合わないまま時は流れていきます。




ひとり静かにもの思い きみは何処(いずこ)(なつ)かしむ


いまは別れの時なれば 


春の野辺には、秘めやかに 一人静の花の咲く




ひとり静かに振り返り きみの記憶を指で折る


余れば、いっそ、忘れんと 思ってみても、忘れ草


夏にならねば咲きもせず




ひとり静かに、夢をみて きみの姿を懐かしむ


春に紅葉を尋ねても 甲斐なきことと知りながら


散らぬ桜を夢にみる




時を(たが)えて()(そで)の 先に見初(みそ)めしきみなれば


刹那(せつな)宿(やど)永遠(とわ)に似た 消えぬ想いを(たずさ)えて


ふたり静かに時を待つ





「見初める」は、単純に「初めて出会う」という意味合いです。そうでしょうか。どうなのでしょう。言葉に恋染めることも、去にし世から連綿と続く日本人のこころのひとつ容かもしれません。

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― 新着の感想 ―
[一言] 75の五つ組で連ですね。その意味でも少し短めかと。 4連なので四季かと思いましたが、冬はないのですね。3連と4連の間に冬を補って5連にし、最後にまとめる形にすると、なんかより五行っぽくなるか…
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