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転生しました。しかし、水でした。  作者: 狂乱さん
異世界転生編
8/21

勇者?同郷?そんなの関係ねぇ!

コメント下さると今後の役に立つので嬉しいです

「ん?どうしたんだ?クトゥルフ?」


急に話振るなよ、驚いたわ!


「あ…………いや………えっと………クトゥグアって人化すると………その…………かなりの美人なんだなって…………」


あぶねえ、上手く誤魔化す事が出来た、まさかあいつが・・・


男ではなくて女だったとは…………


「ふぇ!?そそそそ、そんな事は…………」


おっしちゃんと誤魔化せてる!


「いや…その…………謙遜することはないと思うぞ」


「ふぇ!?ふえぇぇぇぇぇえ!?!?」


「かっかっかっかっか!なんだ、お前らお似合いじゃないか」


「「な!?」」


おいおい待てこら、余計な事を言うなし、余計意識してしまうではないか!?


「と、ともかく!早く案内してくれないか!」


「かっかっかっかっか!わかってるわかってる」


んの野郎!


「私達が…………お似合い!?…………でも私達はどちらかと言うと姉弟に近いし…………」 


「おーい、目を覚ませクトゥグア!あの人に惑わされんな!」


俺はとりあえず自分の体を水化して叩き起こした


「冷た!?ってそうだ、待ってくれー!」


そして俺達は山の麓まで行った


「ぜーはーぜーはー」


流石にクトゥグアは息切れしていた


「なんだクトゥグア、もうスタミナ切れか?」


「あ…………貴方達が…………異常な…………だけです……あとは………なんで………クトゥルフは………そんな……ピンピン…………してるの…………?」


そんなの決まっている


「液体に疲労など無縁だからな!液体に不可能など無い!」


俺はドヤ顔でそう言った


「言うと思った…………」


「しかし、ほんとに絶景だな」


「そうだろう!そうだろう!」


「ん?あそこは?」


「あぁ、あそこは人間の街、ナポレオンだ」


おいおいナポレオンって…………まさか勇者とかいんのか?


「お前の考えている通り、勇者はいる、それも異世界からのな、確か…………今の勇者の名前は………リオン・クロカワだったかな?」


リオン・クロカワ…………日本人か?それなら


黒河 莉音 って所か?


「長ーー!大変だーーー!」


「何事だ!?」


お?何だ何だ?


「ヤバイ!人間に俺達の住処がバレた!今勇者が山に入った!」


はい?


「よいこらせっと」


俺は体を霧にして森全体を覆った


「おわ!?何だこりゃあ!?」


「安心しろ、俺の体を霧にしただけだ、それより、勇者とやらがどこにいるのかわかったぞ」


「本当か!?」


「監視龍さん!勇者は女の軽装の奴、そして取り巻きに全身鎧フルアーマーの男二人に魔法使いと思われる女と男が一人ずつであってるか?」


「凄いな!それで合ってる!なんとか出来ないか!?」


「了解!やれるだけやってはみる、交渉無理そうなら殺しても大丈夫か?」


「あぁ、でもいいのか?同郷だろう?」


「俺は向こうでは死んでるよ!だから俺の帰る所はここにあるよ!」


「分かった!無理はするなよ!」


「サンキュー!」


そして俺は全身を霧にして勇者?に近づいた



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