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トリスの日記帳。  作者: 春生まれの秋。
北極圏
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4  北極圏編~再戦~


4.再戦





「トリス。ちと、確認して欲しい事象があるのじゃが、見てはくれんかの?」


 夜明け前の薄闇の中、見張りをしていたジェラート船長に、私は起こされた。


 そろそろ鍛練の時間かなぁと考えていた私は、その申し出を快く承諾した。


「何ですか?」


 船長の元まで急ぎ、聞いてみた。


「うむ。見間違いじゃといかんでな。あっちに居るものなんじゃが、お主には何に見えるかのぉ?」


 望遠鏡を覗きながら、船長が指差す。

 私も、船長に倣い、同じ方角に向けて、五感を研ぎ澄まし、目を凝らす。

 すると、私の知覚に引っ掛かる物体があった。


 それは流氷の氷の上を、高速でぴょんぴょんと軽快に跳び跳ねながら進んでいた。


 跳び跳ねる度に、キラキラと長い赤金色の髪が、登り始めの朝日を反射する。

 ソイツの全身は、スタイルの分かる黒のボディスーツに包まれており、その驚異的な身体能力を遺憾なく、見せつけている。無駄な肉は無く、凹凸のはっきりしたスタイルの良さだと、遠目でも分かる。


 更にびっくりした事には、ソイツは、此方に気付き、私と目線を合わせてニヤリと笑ったのである。


 私はゾッとした。


 何故なら。


 ソイツの姿は、鏡で合わせたかの様に、私と同じ姿をしていたのだ。勿論、私はスタイルを露にするような服は着ていないが。

 此方に気付く知覚能力と、流氷を渡る運動能力、そして、恐らく、私と同じ外見をしている奴がいる。

 実に気味の悪い事態である。


「私がいる!?」


 私が驚愕の声を上げると、


「やはり、トリスに見えるかのぉ。見間違ってはおらんかったのぉ。」


と、ジェラート船長は、のんびりとして聞こえる口調で応えた。


「実はの、暫く前から付かず離れずの距離を保って先を進みおるのじゃ。どうしたものかのぉ?」

と、そこに、


「何だ?どうしたんだ?」


 朝稽古の為に甲板に出てきたカイル君が、私達を見て疑問をはさんだ。


「カイルも見てみるといいのぅ。ほれ。」


 ジェラート船長から望遠鏡を渡され、指差す先を覗いたカイル君は、


「うをっ!?トリス、双子だったのか!!?」


と狼狽えた。


「違いますよっ!少なくとも、双子ではないハズです。」


「じゃあ、アレは何なんだよ?」


「私が聞きたいです。」


「ふむ。トリスのクローン体と見るべきか?要考察事例だな。となると、だ。よし、ジェラート。アレを追え。」


「分かったのじゃ♪」


 いつの間にか私達の後ろに立っていたアリ君の指示により、私達一行を乗せた船は、この奇妙な生物?を追いかける事となったのである。




 流氷の間を縫って、誘い込まれる様に、船は進む。

 そして、船は、流氷に閉じ込められた。

 私達は、船は氷の檻から出すために、氷の大地へと降り立つべきかを相談していた。

 幸いにして、氷に船が押し潰される心配はなさそうな、そんな潮流だった。


 アリ君が言う。


「この状況は、明らかに、何者かの意図を感じるな。不自然すぎる。」


 アズライトさんが、問う。


「何故、そう思う?」


はぁ。


と、溜め息を一つ吐いたアリ君は、


「馬鹿か?貴様は!少なくとも、あの妙な物体を追いかけていて、不自然な潮流に巻き込まれた。更に、此方に来いと言わんばかりの流氷で出来た道。これだけ見ても、分からんのか?」



と、呆れ顔で言った。

 うんうんと頷く私達。

 それを見て、


「ほれ見ろ!トリスでさえ気付く事だぞ?」


と、アリ君はとても失礼な事を言った。


「ちょっと!!アリ君?私でさえって何ですか!酷いですねっ!私はお馬鹿さんではありませんよ?」


 私が怒ってそう言うと、


「そうだな。スマンスマン。馬鹿じゃないなぁ…。よしよし。」


と、小馬鹿にした様に頭をなでなでされた。

 悔しいけれども、彼にとっては、まだまだ私は、妹扱い確定らしい…。


「成る程。そう言うものか…。では、彼方から感じる巨大な魔力に向かって進むのだな。」


 アズライトさんが、爆弾発言をした。


 この先に、巨大な魔力がある、ですって!?


 驚いて、一斉にアズライトさんを見る。


「巨大な魔力を、感じるんですか?」


 アズライトさんを見上げながら尋ねると、彼女はあっさりと、


「そう。私の伴侶の手掛かりかも知れない。だから、私は行く。」


と、船を降りて進み始めた。


「明らかに、この潮の流れに関係してそうだな。行こうぜ!トリス!」


 それを見たカイル君が、もう待てない、と言うように、流氷の上に飛び降りた。


「うちは、ここで船を守りながら道を切り開いておくからのぅ。お主ら、半日位で帰って来るんじゃぞ?多分、それくらいがギリギリのタイムリミットじゃ。」


 そう言うと、ジェラート船長は、ポイポイっと私達を流氷の大地に降ろしてしまった。


 どうやら、腹を括るしかなさそうである。




 アリ君の指し示した流氷の道を辿り、周囲に警戒しつつ進む。

 すると、氷の影にちらりチラリと、私そっくりの何かの姿が浮かんでは消えて行く。

 まるで、此方に来いと誘っている様で癪だったが、この際仕方無いと諦めて、先を急いだ。



 行き止まりに誘い込まれ、進退窮まったその時。

 忌むべき、そして、忘れられない、あの傲岸不遜な声が響いた。

「久し振りだなぁ…トリスティーファ・ラスティン…。」


 その声と共に、ズザザッと、無数の私が辺りを取り囲んだ。


「お前の髪の毛から、俺様が使うに相応しい『器』を造り出そうとしてみたが…。どうやらお前以外は、『器』としちゃあ使い物にならねぇ。だからな…」


 響く声に警戒して、臨戦態勢を整える。


「やっぱりお前の『器』を俺様に寄越せや…。なぁに。俺様程お前ら《神々の欠片》を宿してるヤツラを評価している奴は居ないぜ?此がその証拠よ!!!己が分身と、たっぷり遊んで貰おうじゃねぇか。簡単だろぅ?」


クックックッ。


と、奴の声が響く。

 無数の私が、いや、私の複製が、わらわらと涌いて出た。

 愉しげな声は続く。


「俺様は、貴様らが疲れ果てるのを、じっくりと高見の見物をさせて貰うぜ。」


 姿を顕した魔神ベリアルは、私の複製を侍らせていた。

 しかも、あろうことか、複製達は、魔神ベリアルに服従しているらしく、


「「「「「「「「ベリアル様の御為に!」」」」」」」」


と、異口同音に口にするというおぞましさ。

 複製達は、魔神ベリアル相手に媚を売ったり、しなだれかかったり、女である事を強調するかの様な態度をとっている。

 魔神ベリアルは、それを然も当然という風に受け入れていた。

 余りの事に、私は、


「ベリアル!貴様っ!!!!」


としか声が出せなかった。


「アアン?不満か?俺様のを手駒を好きに扱うのは、当然の権利だぜ?」


 カッとなった私は魔神ベリアルに言った。


「なんって事をやらせてるんですかっ!恥を知りなさい!!!!」


 余裕綽々な奴は言い放った。


「決まってるじゃねぇか…。ただの嫌がらせだよなぁ…カイル・オニッツ?お前にも一体やろうか…?クックックックッ。」


「ふっざけるなぁ!トリスは一人で十分だっ!偽物なんかに用はねぇよ!!!」


 カイル君の怒声が辺りに響いた。


 私達の、魔神ベリアルに対する怒りのボルテージは最大値に達していた。

 だが、一人冷静なアリ君は、私達を諭す。


「カイル、それからトリス!取り敢えず落ち着け。ベリアルの策略に嵌まるな!お前らが取り乱せば、それだけ奴の有利になる!熱くなりすぎるな。」


「ですがっ!!」


 アリ君の物言いに、反射的に反抗の意を述べる。けれど、アリ君は私達を宥める様に優しく落ち着いた口調で続けた。


「安心しろ。お前らの戦いやすいフィールドは作ってやるさ。勿論、アズライトの力も借りるがな!」


 アリ君がアズライトさんを見ると、アズライトさんも頷いて言った。


「当然。雑魚は任せろ。私が、殺る。恋人の気配もするしな。」


 更にアズライトさんは、


「私の大切な恋人の匂いがする。返して貰おうか!」


と、静かに怒りを募らせてもいた。

 それに対して、ベリアルは、というと…


「あぁん?覚えがネェなぁ…?徒に他人を疑うもんじゃネェぞ?ネェちゃんよ!?」


 相変わらずの俺様っぷりで、アズライトさんの怒りを煽っている。


「アズライト!お前まで熱くなるなよ?」


 アリ君が念を押す。


「大丈夫だ。私の恋人の匂いは間違えない。しっかり確保する。だから、問題無い。そこの魔神に用は無いからな。そちらは任せた。」


 アズライトさんは、そう言うと、その背中から三対の漆黒の翼を生やし、その両腕には鋭い爪と鱗を生やし、その瞳を深紅に染め、瞳孔が、猫の様な三日月に細まっていた。

 本気で怒っている様だ。


「ごちゃごちゃ五月蝿ぇなぁ…。かかってこねぇなら、こっちから行くぜ?」


 魔神ベリアルが動くのを察知し、私は先手をとるべくスピードをMAXにして、浮かべた魔剣を迸らせた。


「させませんっ!貴方の相手は私達ですっ!余所見をするとは余裕ですねっ!覚悟なさいっ!!!!」


「おぅおぅ。吠えるなぁ…。少し力の差ってヤツを思い知らせてやるのも一興か…?」


ガキィン…


 あろうことか、私の自慢のスピードによる先手必勝攻撃を、魔神ベリアルは防いだ。


「俺様、以前の俺様とはちぃっとばっかり違うんだぜ?クックックックッ。こちらも、容赦はしねぇよ!」


 そう言ったベリアルの姿は、一回り大きくなり、漆黒の身体に禍々しい真紅の亀裂を疾らせた、赤黒き魔神として、私の刃を受け止めていた。


(何ですって?追い付かれた!?)


 驚愕で、呆けそうになった私に、アリ君が檄を飛ばした。


「よくやった!トリス!そのままヤツを足止めだっ!周りの奴等はアズライトが対処する!カイルはトリスの補佐に入れ!」


 状況を的確に判断した、アリ君が指示。

 私は、その一言で、ベリアルに速さで競り負けた事へのショックから瞬時に立ち直る事ができた。


 ギリギリと鍔迫り合いをしている私と魔神ベリアルを横目に、アズライトさんは、上位魔神としての力を遺憾無く発揮していた。

 回復不可のダメージ貫通 広範囲攻撃が、トリスコピー達に幾度となく叩き付けられる。

 そして、核となっている個体を見抜くと、迷わずにその胸を素手で刺し貫いた。トリスコピーのその刺し跡から、ゴポッと溢れ出る血には目もくれず、アズライトさんは、魔力の核となっていた、スカイブルーの宝玉を大切そうにその胸に掻き抱いた。


「やっと…出逢えた…私の半身…。」



 後で聞いた話だが、どうやら、彼女の恋人は、『意思を持つ宝玉』として転生していたらしい。

 アズライトさんが、トリスコピー達を殲滅してくれている間に、私と魔神ベリアルは、互いに一歩も引かず尚も競り合っていた。


 斬激が重なる。


 私の渾身の一撃は、魔神ベリアルに弾かれ、また、魔神ベリアルの渾身の一撃も、私に弾かれていくという事が幾度と無く重なっていった。


 そしてとうとう、私の刃が先に止まった。


 体力が、限界を迎えたのだ。


 だが、私は絶望はしていなかった。


 何故ならば。


 私には、大事な仲間が居るから。


 カイル君は、まだまだ十分戦えるだけの戦力を温存していたから。



はぁっ…はぁっ…はぁっ…。



 粗い息をしながら、私は頼もしい戦友に声をかけた。


「カイル君、削れるだけ、削りました。後は頼みますね。」


「ああ、任せろ!」



とは言っても、カイル君の攻撃は、後手が主体だ。

その身を相手の攻撃に晒す事で、その威力を増加させていく。

完璧に、ディフェンス型な戦闘スタイルなのである。

「ベリアルよぉ…。またこの間みたいに、ズタボロにしてやるぜ!」


カイル君が魔神ベリアルを挑発する。


「はんっ!嗤わせるんじゃネェぞ、小僧!!!!返り討ちにしてくれるわ!」


バチバチと視線で火花を散らし、対峙する二人。


 先に動いたのは、やはり私よりもスピードのある魔神ベリアルだった。


 帝王のごとき威厳を纏わせたまま、野獣の如く咆哮を上げ、赤黒く光る鋭い爪で、カイル君に斬りかかる。


 その攻撃は、カイル君の左腕を切り裂いた。だが、彼はそれを気にもかけず、これ幸いと反撃に出た。

 魔神ベリアルの爪が身体に食い込んで、動きが鈍ったのを良いことに、連続で斬り返していく。光の刃が、魔神ベリアルの胴を薙ぐ。


「やるじゃネェか…小僧!」


 ぐいっと口から零れた血を拭い、ベリアルが言う。


「まだまだ、こんなもんじゃネェよ!舐めんな!!」


 愛剣を握り直したカイル君も、負けずに言った。


「そこまで言われちゃあ、ヤらねぇ訳にはいかネェなぁ…。さぁ、第二ラウンドの始まりだ!」


 そうして、第二ラウンドが始まった。


 魔神ベリアルが、瞬く間に、カイル君に斬りかかる。二度、三度、四度…。

 度重なるその斬激を、カイル君は又も、弾く事も受け流す事もせずに、その身に受け止めた。

 そして、斬激が止まると、ニヤリと笑った。


「待ってたぜぇ…ベリアル。お返しだっ!受け取れ!!」


 カイル君は、カウンターで、頭上から袈裟懸けに斬りかかり、返す刀で、もう一度、深く魔神ベリアルの胴を薙いだ。今までのダメージも上乗せし、更には、ベリアルに真の死を与える加護《希望の光》付きのその攻撃は、深く深く、魔神ベリアルを傷つけた。


「ちぃ…。ここまで、か…。でも、俺様、只じゃあ死なねェぜ…。纏めて消し飛びな!!」




…ボン!!!!!…




 何かが弾け飛ぶ様な爆発音と共に、閃光が辺りを包んだ。


 急いで物陰に隠れたアズライトさんとアリ君。 それにアリ君に引っ張られて物陰に入った私は、眩しいだけで事なきを得た。

 しかし、カイル君は…。



 魔神ベリアルの呪いによる報復をもろに喰らい、バタリと仰向けに倒れて行った。




「カイル君!!」



 駆け寄る三人。

 カイル君の鼓動は、今にも止まろうとしていた。


 そんな状況なのに、カイル君は、


「トリス…。あいつは、ベリアルは、倒せたよな…?お前らが無事で、良かった…。」


と、自分の事よりも、私達の心配を口にした。


「大丈夫ですよ!カイル君のお陰です。安心してください。」


 私が、カイル君の腕を取って言うと、彼は嬉しそうに微笑んだ。


「良かった…。」



「ちょっと、カイル君!嘘でしょ?死なないでくださいっ!っねぇっ!」


 慌てる私の肩を、そっと包む手があった。



「大丈夫。私の力が、まだ残っている。」



 アズライトさんが、ぐいっと私を後ろへ追いやった。

 徐にカイル君の上に手をかざし、


「《リザレクション》。」



と、治癒の光を注いでくれた。


 カイル君を生に留まらせてくれたのだ。


「俺、このまま死んでもいいかも…」


 私に心配されて、カイル君は、満更でもなさそうな呟きを漏らした。



 私は、誰も死ななかった事が嬉しくて、



「うわぁん。誰もっ…死ななくてっ良かったよぉ…。」



と、泣いてしまった。


 その頭をアリ君が、ポンポンと、慰める様に叩いてくれていた。






 何とか難を乗り切って、魔神ベリアルとの騒動は終焉を迎えた。




 そして、また、私はジェラート船長と共に、船長室に籠っていた。

 海図を拡げて、船長と相談する。



「船長、北極点に向かいたいのですが、船での移動は可能ですか?」



「勿論じゃのぅ。ほんの数時間で着くのじゃ。」



「そうですか。着いたら教えて頂けますか?其処でまた進路を決定したいと考えています。」



「分かったのじゃ!」




 そんな会話が交わされてから、数時間後。

 私達は無事に北極点に着いた。


 私は、こっそり、来た道を背にして棒を倒した。


 そして進路を明確に決めた後、皆を集めた。



「これから、こちらの方角へ、南下しようと思います。」



 すると、アズライトさんが手を挙げた。



「私は、この地で降りよう。私の恋人とは再会できた。もう、何の憂いもない。連れてきてくれて、感謝する。」



 唐突にぽつりぽつりと別れを告げる。



「ここで、お別れなんですね。」



 いつの間にか一緒にいた、謎な方、アズライトさん。

 私の言葉にコクリと頷いた。



「人の世は、私には向かない。このまま、余り人のいない地で過ごすのが、都合が良いと考える。」



 彼女は、この北の地で、恋人の魂の宿る宝玉と共に永い時間を過ごすと決めたようだ。




 また何処かで、彼女と会う日が来るのだろうか?


 そんな感傷に浸っていると。



「「ようやく、文明圏に行けるんだな?」」


と、大の男二人掛かりで問い詰められた。



「えぇ。恐らく、此のまま此方に南下すれば、人の住んでいる陸地が見えて来ると思います。」



(確証はないけどね?)


「本当だろうなぁ?トリス?」



 アリ君に更に突っ込まれる。



「教会の教えにある天動説的に考えると、理論上、南には何処かで陸地にぶつかる筈ですから!教会の教えが正しければ、大丈夫なハズですよね。」



 私が言うと、カイル君が、ボソッと呟いた。



「つまり、冒険するってことだよな?」



「失礼な!実地で調べるって事デスヨ!」



「何にせよ、出発なのじゃ♪」



 私達が、あれこれと言い合っている内に、ジェラート船長は船を出航させ、船は南へと向かうのだった。








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