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13.疲れていたとしてもお勉強はします。

 あの後、レベッカ様も交え、時間の許す限り話を楽しんだ。

 前回と同じように、次回の約束をし、ついでにレベッカ様とは一緒に買い物へと行く約束もした。

 その際に、二人の妹も連れて行ってもいいか、と訊かれたため、大丈夫だと返事を返すと、なぜか、イアン様は難しい顔をしていた。




「つかれた・・・・・・」




 夕食の席でも、お母様にあれやこれやと、レベッカ様とイアン様について訊かれたのは、さすがに疲れた。

 ていうか、お母様の中ではすでに、イアン様との婚約が決定事項になってるんですが・・・・・・。まって、お母様、私、未だに家を出て、自立することをあきらめてないのよ!?イアン様と結婚なんてしたら、伯爵家に嫁ぐことになるのよ!!そんなめんどくさいこと、絶対に嫌だからね!!!




「ぴるっ?」




 枕に顔をうずめ、ぱふぱふと枕を叩けば、そんな私の行動を不思議そうに見ていた雪ちゃんが鳴いた。




「なんでもないよ・・・・・・ただ、ちょっとつかれただけ・・・・・・」




 はふぅ、と大きく息を吐き出すと、今日もまた、アンが怒りに来るまでの間、課題として出された本を読みふけることにした。

 あれからだいぶ本を読んだが、未だに魔法を使わせてもらってない。

 というか、魔法のことが書かれてある本すら読ませてもらってなかった。

 今読むように言われているのは、魔法の成り立ちについてが書かれてある。読んでて思うんだけど、これ、科学の教科書みたい、って思うんだよねぇ・・・・・・。

 おかげで、頭の中にすんなり入ってくるけど・・・・・・。いや、ヒロイン補正で、すんなり入ってくるともいうんだけどね・・・・・・。

 どうやって炎は燃えているのか、とか、水は何でできているのか、とか。

 お母様から渡されている本は、おもに薬草と薬品についてがメインだった。

 もう少ししたら人体構成についてね、なんて言ってたけど、これって、魔法使いになるための勉強なのか、それとも医者になるための勉強なのか、いまいちわからなくなってきているんだよねぇ・・・・・・。まぁ、スポンジが水を吸う勢いで頭の中にいろんな知識が入っていって面白いんだけどね。


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