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黒の暗殺者  作者: 平平平平
第一章 生ヲ穿ツ者
24/67

第?話『夢か現か はたまた未来か』

尺や物語構成の都合により、とても少ない文字数の話となっていますが、ご了承下さい。

 一閃。



 空気を切り裂く音と共に、視界が、世界が、変わっていく。


 紅く、赤黒い液体が、部屋の光をギラギラと反射しながら、天井に達し、壁に飛び散り、床を滴らせる。


 あるべきものが無くなったそれ(・・)は、断面から大量の暖かいドロッとした液体を迸らせた。



「はあっ………はあっ……あっ………はあっ………はあっ……!」



 心臓が早鐘を打ち、呼吸が儘ならない。


 頭がひび割れるかと錯覚する程にガンガンと痛み、手にしてした赤い液体が液体が付着した短刀を落とす。と、



 ゴトン。


 何か重いもの(・・)が床に落下し転がる音が鼓膜を震わせる。


 音に釣られ、視線を下に向けた。


 そして、どす黒く染まった絨毯に無造作に転がっているもの(・・)を、視界に捉える。


 激しい驚愕と恐怖が張り付いたそれ(・・)は、断面から赤い液体を溢していた。



 それは……。


 それは人間の()だった。



「う……、う゛ あ゛あ゛あああああああああああ!!!!」




次回更新は27日です

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