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#02 すべての始まり

いよいよ物語スタートです。


2020年2月1日



プロ野球球団文京ジャイアントの親会社である文京新聞社のライターとして働く若き女性記者・南弥生(25)は、徹夜でもしたのか椅子に座りながら両腕を伸ばして伸びをしていた。


「んー…」とそこへ

「随分疲れてるな?徹夜か?」

上司であり班長の柏木が声を掛けてきた。

「まぁ、はい…」

「若いからって無理するなよ?過労で倒れたら元もこもないんだからな」

「はい、気をつけます」

弥生にそう注意をすると柏木は何処かへいってしまった。

そのタイミングを待っていたかのように弥生宛てにある手紙が送られてきた。

その内容は…




南弥生様



プロ野球球団文京ジャイアントの一軍選手の中に覚醒剤を使用している選手がいます。

このことはどうか内密に調査して下さい。





というものだった。

誰が出したかも解らない差出人不明の謎の手紙。文章はパソコンで書かれたものだった。

悪戯にしては内容が物騒過ぎて、事実にしては今の時代に浮世離れし過ぎていると思う。

しかし内密にということは誰かに相談もしても駄目なのだろか?出来れば班長に確認取りたい所だが…

班長は出ていったきり帰ってこない。

ならば独自に調査をして何もなければそれでよし、何かキナ臭くなったら相談しよう。

弥生は一人頷き手紙を鞄の中にしまって文京新聞社を出た。




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