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それでもお前ら魔王と死神か!

登場人物

魔王:すっごい偉くて強い。勇者の敵。

死神:魔王軍の指揮官の一人。強い。

雑魚:ザコ。モブ。弱い。


ここは魔王城。この世界で最も恐れられる魔王の住む城。

今日も悪の限りを尽くしている。

雑1「魔王様!報告します!勇者が辺境の地でスライムを倒しました!」

魔「スライム程度で私に報告するな。全く……」

雑2「魔王様!今日は給料日です!」

魔「ああ、そうだったな。では階級順に呼んで来い」

雑「畏まりました!」

この魔王城は給料が魔王からの手渡し制である。

魔「これ、毎回手渡しにするのやめない?振り込みで良いんじゃないか?」

死「いやいや、こうやって魔王様から直々にいただくとありがたみが違いますよ」

魔「ああ、そうですか。じゃあこれからも手渡し制で続けますね」

死「……。それにしても私がこんなに貰っても良いのでしょうか」

魔「いやいや、死神さんはいっぱい働いてくれてますからね」

死「……。魔王様、以前から聞きたかったのですが、なぜ私に対して敬語なのですか?」

魔「え、いやだって神様だし」

死「え?」

魔「え?」

死「いやいやいや、これ、通り名みたいなものですし、なんかこう即死魔法と復活魔法とか使える種族なだけですよ」

魔「いやでも神って付いてるしさ。目上の人にはちゃんと敬語使わないと」

死「魔王なんだからそこは威厳たっぷりでお願いしますよ!」

魔「いや、何分そういう教育を受けて来たもので」

雑2「ひそひそ…やっぱり死神様は魔王様の弱みを握って…ひそひそ」

死「おおい!やめろ!そんなことは無い!断じてない!謀反の噂とかやめて!ホント!一族ごと潰されちゃうから!」

魔「じゃあ、明日からもお願いしますね、死神さん」

死「だーかーらー!」

雑1「うわー魔王様にマジギレしてるよ……ひそひそ」

雑2「やっぱり死神様は……ひそひそ」

死「もう改名しようかな……」

死神は胃に45のダメージを受けた!

今回の登場人物?の設定。

魔王:悪の限りを尽くす魔王。目上の者に対してすごく礼儀正しい。恩義とかは気にしない。あくまで目上の人に対して丁寧な物腰を崩せないだけ。自分が魔王なので滅多にその対象が居ない。

死神:死をつかさどる一族。昔、人間の村で死の魔法と復活の魔法を乱発して、遊んだ時に死神と恐れられた。別に本当の神ではない。この一族出身者には医者とかが多い。今は魔王の補佐をやっている。

雑魚:弱い。魔王城の雑務をこなしている。噂好き。

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