表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/6

それでもお前ら勇者とゴブリンか!

登場人物

勇者:魔王を倒すために人を集めて今日も修行。本当は酒好きだが必死に押し堪えてる。

ゴブリン:敵の雑魚。いっぱいいる。悪戯が好き。死ぬほど好き。死ぬまで好き。


勇者は出身地の村を出て数匹のゴブリンと遭遇した!

勇「こんなところにゴブリンが!生かしておくと村が襲われる!」

ゴブリンは酒瓶を投げてくる。余裕で勇者は躱す。

酒瓶は地面に激突、割れる。

勇「勿体ないだろ!」

ゴ1「えぇ……」

割れた酒瓶を拾い上げ酒瓶に残ってる酒を飲み干す。

勇「こ、これは食べ物を粗末にしてはいけないというだけでだな。決して、そう!決して!俺が酒好きという訳ではない!」

ゴ2「ア、ハイ」

勇「なんだ!その目は!そんな目をするな!」

勇者は割れた酒瓶を装備した。

ゴ3「えぇ。何この人怖いよ、父ちゃん……」

ゴ1「大丈夫だ、父ちゃんが付いてる。こんな酔っ払い絶対倒してやるよ」

ゴ2「流石父ちゃん!カッコいい!」

ゴ1「さあ、かかってこい酔っ払い!」

勇「誰が酔っ払いだ!」

勇者は酒瓶でゴブリン(父)を殴り飛ばした。

ゴブリン(父)は力尽きた。

ゴ2・3「父ちゃぁーん!!!」

ゴ1「お前たち、にげ……がく……」

ゴ2「よ、よくも父ちゃんを!父ちゃんの仇!」

勇「殺しにくいわ!」

割れたビンは鋭く、ゴブリンの心臓を貫く。

ゴ2「逃げろ、弟……!」

ゴ3「に、にーちゃん!」

勇者はゴブリン2を倒した。

ゴ3「う、うわあああああああ!」

自棄になったゴブリン3の攻撃。

ゴブリン3の攻撃を無慈悲にも回避し、酒瓶で再度殴り倒す。

ゴブリン3は倒れた。

「ごめんよ……父ちゃん、兄ちゃん、仇、取れなかったよ……」

経験値15と15ゴールド手に入れた。

勇「何だこの罪悪感はああああああああ!!!!」

実はこの後ゴブリン家族はリスポーンするのだが、勇者がそれを知るのはまだ先の話である。


今回の登場人物?の設定。

勇者:武器が品割れた酒瓶。酒好きっていうかアル中。村で修業してたのでLV10ぐらい。年齢は20歳。

ゴブリン:親子で村を襲ったり、荷馬車を襲っている。悪戯が好きで、奪った物を投げてくる。強い敵に出会うと戦う前に死亡フラグをわざとたてたり死ぬ間際に家族の名前を叫んだり、無駄にお涙ちょうだいの茶番を入れたりして、冒険者の心を折に行く。


酒瓶:美味しいお酒が入った瓶。一度割れてるのに、割れてからの強度が異様にすごい。何を殴っても何を刺しても割れない。これが勇者の愛武器になるとは勇者もゴブリンも神託を授けた村長や神すらも知らなかった。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ