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復讐です。
私が憎んでいるのは勇者達。そして、身勝手で傲慢な、私を追い出した人達。
復讐したい。でも、それは彼にとっては生温い・・・優しい物だろう。
「私は、貴方とは違います」
彼は全てを奪い尽くしたいのだ。私は全ては奪わない。そう決めている。
ただ、私があいつらと同じに成り下がりたくないから。残虐なだけの存在になりたくないから。
「・・・良いな、お前」
気に入ったと呟いた彼は綺麗なアメジストの襟飾りを主人の私を心配して肩に乗っていた子スライムに入れた。ズブリと埋め込まれた襟飾りは子スライムの餌となる。
襟飾りのアメジストは魔石だ。それも、悪魔の力と彼の母親の魂が入っている代物。
「なんで?」
弱々しい声が出た。




