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第2話

「先ずはプレイヤー様のキャラクター名を作成しましょう。ご希望のお名前はございますか?」


一人用のオフラインならそのまま『アラタ』にするけどオンラインの時はいつも『新』を他の言語にしたりもじってるんだよな


「ん~そうだなぁ、、、、よしノーヴァにしよう」


「ノーヴァ様ですね。少々お待ち下さい、、、検索キャラクター名ノーヴァ、、、お待たせしましたノーヴァ様と同じキャラクター名をお使いのプレイヤーはいません。ノーヴァで確定しますか?確定後にキャラクター名の変更はできません」

「はい、大丈夫です。ノーヴァで確定します」

「確定完了しました。続きましてキャラクター作成に入ります。キャラクター作成はVRマシンのスキャンでノーヴァ様のリアルの身体と同じパーソナルキャラクターとここで一から作るクリエイトキャラクターがございますがいかがいたしますか?」


「パーソナルとクリエイトの違いについて教えてくれますか?」


「ご説明いたします。まずパーソナルキャラクターは先ほども言いました通りMDPに登録されているノーヴァ様のデータを元にAI生成されます、その為手や足の長さ等による違和感等はほぼなくなります。ですが身長を高くするや全くの別人の顔にする等のデータと大きく変更はできなくなります」


「次にクリエイトキャラクターですがパーソナルキャラクターとは違い身長体重から容姿性別に至る全てをご自身で作る事ができます。」


「なるほど、より細かく自分好みにしたい場合はクリエイトで自作しろってことね……そうだパーソナルキャラクターをベースに顔のパーツ整えたり髪色の変更とかはできるの?」


「可能です。ですがパーソナルキャラクターをベースに使うと身長や体重、性別の変更が出来なくなります。よろしいですか?」


日和達は宣伝の意味でもパーソナルキャラクターそのままだろうしキャラ作りに時間かけて日和を待たせるのもなぁ、よし決めた!


「パーソナルキャラクターをベースに細部だけ変えます」

「了解しました。此方がノーヴァ様のパーソナルキャラクターになります」


そう言ってNAVIさんが横にずれると両手を横に伸ばし直立で回る俺の人形()が出てきた。

自分で見ても髪が長く背は小さい、そして色白なため女子にしか見えない。と言うか


「NAVIさんこのパーソナルキャラクター女性型なんですけど?」

「はい、そうです。女性型になります」

「俺、男なんですが?」

「そう言われましても此方はノーヴァ様がお使いのVRマシンから送られてきたデータを元にパーソナルキャラクターを作っていますので間違いは御座いません」


「ちなみにパーソナルキャラクターでの性別の変更は?」


「パーソナルキャラクターでの性別の変更は不可になっております」


クソぅ、こうなったら全力で可愛いキャラにしてやる、アイドルの虫除けに男が必要?知るか何なら妹より可愛くなって引き付けることで実質虫よけだ。

先ずは腰まである長い髪の毛。全体を薄い紫にして毛先に行くほど薄く最後の10cmくらいで金色になるようにグラデーションにして髪型も姫カットに緩くウェーブをかける、次に眼の色も右が紅で左が銀にし、パッチリ二重のタレ目で右目の下に二つ並んだ泣きホクロ。後は顔色全体のバランスを整えて完成。その場の勢いで作った後悔はしてない。


「これでお願いします」

「了解しました。確定しますと変更するには課金アイテムが必要になります。よろしいですか?」

「確定で!」

「確定しました。続きましてステータスポイントと職業決定に移ります。先ずは職業です。選択職業とランダ厶決定がございますがどちらにいたしますか?」

「とりあえず選択職業とランダ厶決定の違いメリット、デメリットを説明してもらえますか?」

「了解しました。まず選択職業は各職業の最下級職の中から選べます。なのでなりたい職業になることが可能です。ですが勿論最下級職なのでステータスは低く就くのに条件のある職業の最下級職にはなれません。また、チュートリアルのこの場所に限りしっくり来なければ選び直す事が可能です。次にランダ厶決定ですが名称の通り自分で選べず何に就くか判りません。また一度引いた職業には必ず就いてもらう事になります。ですが此方はゲーム内にある職業なら条件を無視して就く事が出来ます。なのでスタートから聖騎士や賢者等の上級職に付くことも可能です」


どっちがいいかなぁ?でも今回は日和が俺に前衛をやらなくても良いって言ってたしきっとアイドルの友達も一緒でその子が前衛をやるのだろう。何やってもいいなら


「ランダ厶決定でお願いします」

「了解しました。ランダ厶決定ですと選び直しができませんがよろしいですね?」

「はい、大丈夫です」俺がOKを出すとNAVIさんの後ろに大きなガラガラ(福引きのやつ)が出てきた。

「それではノーヴァ様スタートの合図で廻りストップの合図で職業が書かれた紙が出てきます。」


俺は意を決してスタートとの合図を出すとガラガラはゆっくり廻り出し徐々に速くなっていく。

俺は40秒位待ってからストップと言った、そうすると廻りが遅くなり吐き出し口が下に来たところでピタッと止まり筒の様に丸められた紙が出てきた。そこには


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