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第25話

投稿できなくてマジすんません!アナリティクスとか通知でギリギリだけどランキング乗ったとかは確認してるんで閲覧してくれている方がいるのは把握してます。遅速ですがこれからも更新はするのでお付き合い頂ければ幸いです

「部長もこのスタイルでやってる一人だよ。それでは部長実演の程よろしくです」


そう言ってタイキさんがマコモさんへ場を渡した。


「いいんだけどさ、実演俺でいいの?この娘等超戦者と知り合いならあの人に教わった方が良くない?確かに俺もソロでやるからスタイルの分類としてはここなんだろうけど明らかに変則だよ」


愚痴をこぼしつつも戦闘準備を始め右腰のホルダーからカードを左太もものホルダーから銃を取り出した。


「見ただけじゃ何が何だかになると思うから簡単に教えとくね。俺のカードがトランプなのはもう分かってると思う、俺はそのトランプを弾としてこの銃で撃ち出して戦うスタイルを取ってるんだ。まぁここに行き付く為にも制約ややらなきゃいけないクエストなんかもあるけどそれは今回は関係ないから省く。興味があるならこの国のどこかにある裏カジノ関係のクエストを探してねとだけ」


話しているといつの間にかタイキさんが4mくらいのクマを連れて来た。


「部長~!こいつなら見せ場になるっしょww?」

「なんでボストレインしてんの!?お前ボス戦はキャリー対策のレベルセーフティーで強制ダウンなの知ってるだろうが!!」

「だからこそ部長のカッコいい見せ場じゃないっすか~。こんな先輩想いな俺のボス()受け取ってください。具体的には今日何度か蹴られたりしたお返しっすw」

「しっかり根に持ってるじゃねぇか!」


どうやら街道のボスモンスターらしいものを連れて来たタイキさんはニッコニコでマコモさんに押し付け戦闘が始まった。



最初に動いたのはマコモさん。マコモさんは引いていた5枚のカードを並び替え普通の銃なら撃鉄がある部分に差し入れ即座に足元へ一発クマの両手に一発づつ打ち込んだ、するとクマの両手から黄色いポリゴンが飛び散りだした。


撃たれながらも接近したクマが両手を広げベアハッグするもマコモさんはそれをバックステップで難なく躱しながら攻撃の為に下がった顔に2発素早くリズミカルに入れクマが怯み足を止めた瞬間地面が光り蔦に拘束された。


「うわ、相変わらず部長はえぐい引き方してるなぁ…あんなんモンスターどころかプレイヤーが喰らったってハメ殺されるだろ」


タイキさんが呟く間にも永遠とカードを引いては撃ち引いては撃ちを繰り返し最終的にクマは最初にしたベアハッグ以外の行動は許されず倒されポリゴンとして消えてしまった


「とまあ見てもらった訳なんだけどソロな関係上一人で解決しなきゃだからクローバーのカードで足止めしながらスペードで攻撃、間に万が一の為のハートでHP増強とダイヤによるステータスdownと麻痺での足止めしつつ飛んでくる攻撃はよけてどうしようもないのだけ増やしたHPで受ける陣地構築型フェンサースタイルとか言う変態プレイに行き着いた感じだね」


「このゲームMDPの感応石がシステムの基盤だからプレイヤー事に戦闘時とかの体感スピードと言うか時間間隔が違うんだよね。だからステータス差が大きければ相手が遅く、小さければ早くなるんだよ。奇術師って言うどちらかと言うと後衛職な部長がひらひら躱しながら戦えるのもプレイヤースキルも在るけどカードによる足止めとステータスdownが大きいんだ」


ぶっちゃけ参考にならなかった…………でもカードの強さと言うか有用性は見れたな。後は俺がどれだけ上手に組み立てる事ができるか次第、死神は強いけど一回使うとクールタイム1時間だし他のカードの効果も色々検証したり組み合わせ次第でとんでもコンボありそう


「ありがとうございます。参考……にはちょっとならないけど戦い方やカードについては見通しが付いた気がします。自分なりの組み合わせや使い方、タイミングを探っていきますね」

「カードは基本どれも入手にお金かかって使う時もランダムで安定感無い代わりに余程強力な物以外はコストもないから色々試してみるといいよ。それじゃ、講義は一端終わりにしよう」

役割(ロール)とカードの説明も殆どしたし名残惜しいけどゲームに保護者同伴は鬱陶しいだろうから俺と部長は町に戻るね。それじゃ機会があったらまた遊ぼうね~」


そう言って二人は私たちを残して帰っていった

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