夢見た世界 現は無
虹という歌を詩にしたものです
果てしなく 果てしなく 何処までも続く 蒼いソラ
そんな蒼に
僕は想いを馳せる
君の肌の温もりと 君が大切にしていた ちょっぴり汚れたスニーカー
時は止まる事なく 雲と共に流れてく
輝いていた日々 君はただ 淡い唇に指を立て 悲しく囁く
聞こえるのは 波のさざめきと 君のコトバ
そして 遠い空のような虚しさ
喜びと悲しみ 間に流れる時の音
君のいないセカイ 色は消えた
心に残る不確かな それでも確かな 君の存在
そっと 壊れないように胸の何処かに隠した
僕と君の出逢いはグウゼン?
君と僕の別れはヒツゼン
涙を流した 雨上がり
僕らの別れはゼッタイ
僕らの出逢いは......?
時は過ぎて二人は別れ
どちらとも知ることのない街
君を 永久に想う
風となって薄れゆく 想い出はクウハク
意味も無い 哀しい唄にこめてみて
僕らに付き添う 未来を目指した旅人は 笑った
アスファルトという世界に 誇らしげに咲いた
ヒナゲシのように
僕の喜びは哀しみ?
君の喜びは悲しみ?
風に揺れるブランコは
いつか止まって
僕らの悲しみが 喜びになることは無い
明日へと続く 不確かな 不安に満ちすぎた ソラ
不釣り合いな 希望に満ちすぎた 虹が架かった
僕らの出逢いは 別れに繋がる?
僕らの別れは 出逢いに繋がりはしないっ!
いたずらに 止まることを知らない時は
永遠に流れていった
僕と君に 君と僕に 残酷なまでの
光を残して......