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8/10

どうしようこれから?・・・でも閃いた!!

おはようございますマルマルです


久しぶりの朝投稿です


プロレスが好きで、ノアを応援してるんです‼

22日横浜武道館のビックマッチが楽しみで仕方ない。

特に、中嶋勝彦選手は凄い


無料放送のABEMAで、4時から放送なので良かったら見て下さい(^^)/


〇スイカ酒場


「ふぅ~ 赤字よ。赤字。どうすれば良いの?」

アイは、愚痴った。


「ふわぁ~~良く寝た。

 あれ? 何でここの店にいるんだ?」

アイと同化して、今まで寝ていたペンタが起きた。

精神を共有しているので、アイにしか聞こえない。


「ペンタ、久しぶり」

「ボクが寝ている間に、色々あったみたいだね」

「まぁ~色々ね。 

 この店は私の店なの!!」


「おおおお‼ 凄い凄い( ̄∇ ̄)‼

 でも、浮かない感じだね~」

「だって、赤字だもん。ふぅ( ̄3 ̄)~」


「何でなの?」


「まず、看板メニューを作るために、

 この国にない激辛カレーを作ろうと思ったの」

「へえ~そんな料理作れるんだ。 

 良い考え。良い考え( ̄∇ ̄)‼」


「でしょ。

 ただ、肝心のカレー粉がなかったの。

 だから、スパイスを調合してなんとか作ったんだけど、

 材料費が高くなり過ぎてしまったの」


「へぇ~ いくらで売る予定だったの?」

「私は500円~1500円くらいにしたかったけど、

 3000円になってしまったの」


「高いΣ(゜Д゜)‼」

「そうなのよ。

 試食会で味は好評だったけど、

 売り出したらやっぱり値段がネックになって売れなかった」


「そうなんだ。 だったら値段を下げれば?」

「値段を下げたいけど、

 何十種類ものスパイスを使ってるし、

 安い所を探してるけど見つからない」


「そうなんだ。他のメニューでも作れば?」


「そう思って、すき焼きや肉じゃがなど考えたけど、

 味の決め手である醤油(しょうゆ)が無いの。

 作り方も解らないし、お金も無くて試せない状態」


「そうか~、上手く行かないもんだね~」

「ああ~~お金があれば色々開発出来て、

 醤油(しょうゆ)も出来るかもしれないのに~(≧Д≦)‼」


そして、赤字の大きな問題の1つが・・


「こんばんわ。いつものお願い」

サク王子が爽やかな笑顔で、店に入ってきた。


「はいよ」

店長のヤルクが料理を作り出した。


「今日も元気そうだね。悪役令嬢ちゃん」

「ええ元気よ」

カウンターテーブルに、肘を付いて横になって素っ気なく答えた。


サク王子に対して露骨に態度が悪いのは、理由があった。


「あ‼ サク様がいらっしゃるわ」

「本当‼」

若い女性達が、大喜びで入ってきた。


「座っても、良いですか?」

「もちろんですよ」

爽やかに笑うサク王子。


サク王子のテーブルに、若い女性達が座った。


すると、また扉が開いた。

「あら~。もう来てたのね」

全ての指に宝石の指輪を付けて、豪華に着飾った年配の女性が入ってきた。


「あなた達邪魔よ。どきなさい」

「は~? 何言ってる?」

「良いからどきなさい」

「嫌よ」

「何~‼」

相手の髪を掴んで、つかみ合いになりそうだった。


「ケンカは嫌いですよ‼

 ちゃんと時間を作りますから、待って下さい。

 サブウエル第2伯爵(はくしゃく)夫人」

ニコリと笑うサク王子。


「サクちゃんが、そういうなら仕方ないわね。 

 早く終わりなさい」

「嫌よ。あっかんべー」

「フン」

サブウエル第2伯爵(はくしゃく)夫人は、不機嫌な様子で座った。


「ご注文は何にしますか?」

「牛乳でいいわ」

「かしこまりました」

グリルが注文を聞いて、厨房へ行った。


サク王子が常連になった事で、話をしたい女性客が一気に増えたのだ。


「これプレゼントです」

「ありがとう」

女性からプレゼントを貰って喜ぶサク王子。


「もう~ ホストね。ホスト」

アイが嫌味たっらしく言った。


「ホストって何?」

ペンタが聞いた。


「説明するのが面倒だから、あんな感じの人よ」

横になって、ボリボリお尻をかきながら言った。


「ふ~ん。でも、お客様を沢山連れてくるから良いんじゃない?」


「最初は喜んだけど、女性客はお酒を頼まずに、

 安い牛乳などの飲み物しか注文しなかったの。


 そうなると、客単価が下がって、

 売上も少なく赤字になってしまったの」


「客単価って?」

「お客様が1回来た時に、支払うお金の事。

 このお店をだと、安い牛乳などの単品の注文が多くて、

 客単価が下がって売上が少ない。

 

 でも、酒や料理を一緒に頼んでくれたら、

 客単価が上がって売上UPに繋がるの」


「客単価を上げる事が大事なんだね」

「そういう事。だから何か工夫をしないといけない。

     ・・・

 それに、疫病神のせいで、常連客が減ってしまった」

「え? 何で?」


「今までここに来ていた常連客は、

 静かな所で飲めると思って来ていたの。

 でも、ごらんの通りワイワイ騒ぐ雰囲気になってしまったので、店に馴染めず来なくなったの」

チラリとワイワイ楽しそうに、話しているサク王子をみて言った。


「もう~ この疫病神p(`Д´)q


 凄く追い出したい気持ちはあるけど、

 女性客がいなくなってしまう可能性もある。

 はぁ~ どうしたら良いのよ~」

困り果てるアイ。

 

「ふ~ん。大変だね。

 ふぁ~~。また眠くなったから、寝ま~す」


「ちょっとーー。まだ私の話を聞いてよ~~」

「( ̄ー ̄)ZZZ」

ペンタは寝てしまった。


「ちぇ。寝ちゃった。愚痴を聞いて欲しかったのに」

口を尖がらせるアイだった。


店の扉が、バタンと勢い良く開いた。


「悪役令嬢オーナー」

凄い勢いで、香辛料店の亭主ジジルが入ってきた。


「どうしたの? そんなに興奮して?」

「ついに出来たぞ。超激辛香辛料を」

手に大きく超激辛(超危険)と書いてある瓶を持って言った。


「ホント?」

すくっと立って大喜びのアイ。


「ああ。自信作だ」

「じゃ~。試してみましょうか」

アイはチラリと隣を見た。


「ゲフ。もうー食えないっす」

そこには、カレーのお皿が10枚以上積まれて、グロッキー状態のサラブレットがいた。


「ねぇ。サラブレット。試食をお願い」

「もう、無理っす。ゲフーーーー」

もう食べれないとゲップをしていた。


「仕方ないわね。グリル」

「試食」


「グリルちゃんに言われても、無理っす。

 食べれないっす」

「どうすれば食べれる?」

「そ、そうっすね~。あ、握手してくれるなら。

 食べても良いっすけどね~・・・」

チラリと様子を伺うように、グリルの方を見た。


「無理」

顔を左右に振るグリル。


「グリル。これも店のためよ」

「でも」

「一気に売上UP出来るかもしれないし、

 彼のおかげで店が成り立っているのよ。

 少しくらいサービスしないと」

「・・・・・・」

口ごもるグリル。


「これも、仕事よ。

 ファンサービスよ。ファンサービス。

 接客のプロとしてやらないと」

「プロですか」

プロと言う言葉に反応したグリル。


「そうよ」

「わかりました」

手を出すグリルだったが、顔を背けていた。


「何で相手の方を見ないのよ」

「は、恥ずかしいからです」

顔が少し赤くなったグリル。


「か、可愛い」

思わず心の声を言って微笑むサラブレット。


「は、早くして」

恥ずかしさに耐えるグリル。


「わ、解りました」

サラブレットは、手に付いた汗を何回もズボンで拭いた。


「じゃ~行きますよ」

ゴクリとツバを飲み込んで、両手が震えながら近づいた。

だが、もう少しの所で手を引っ込めた。


「もう~何やってるの?」

「だって、しょうがないっす。緊張するんです。

 め、滅多にないチャンスですから」

汗ばんだ手を何回も拭きながら言った。


「じゃ~ 行きますよ」

ゆくっりゆくっり両手を近づけた。

どんどん距離が近づいて、あと少しで手に触れそうになった。


「あ、あと少しだ」

ごくりとツバを飲み込んだ。


「ハ、ハ、ハクション」

ジジルが大きなくしゃみをした。

ぱっと手を離すサラブレット


「もう~何やってるの」

「だって、びっくりしったす」

「もういい。別の人に頼みましょう」

「それは、ダメッす。アッシがやるっす」

「解った。1秒以内で握手しないと無しね」

「そんな。1秒なんて無理っす」

悲しい表情を見せた。


「数えます!! 1。ハイ終わり」

サラブレットの意見を無視するように速く言った。


「あ、暖かい。( ̄▽ ̄)デへへへ」

ぱっとグリルの手を握って、( ̄▽ ̄)ニヤニヤした。

グリルの頬が赤くなった。


「はい。終わり」

アイが言うと、グリルは直ぐに引っ込めった。


「もう、終わりですか~残念っす。

 でも、グリルちゃんの手は良かったな~~

 もう死んでも良い~ ( ̄▽ ̄)エへへへ」

自分の両手を見て( ̄▽ ̄)ニヤニヤが止まらなかった。


「終わり終わり。じゃ試してね( ̄▽ ̄)♪♪」

「解りました♪♪」

超激辛の粉末を入れたカレーのルーをスプーンで食べた。


「!!!!!!!!」

「おおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」

目をカッと見開て、サラブレットの口から炎が出た。


「うぁあああああ」

突然の炎にビックリする一同。


「辛い辛い辛い辛い辛い辛い。飲み物飲み物飲み物」

余りの辛さに飲み物を要求した。

グリルは水を渡した。


「辛~~~~~~~~い。余計に辛くなった~~~」

「グリル。

 辛い食べ物時は水だと余計に辛くなるのよ。

 それより、牛乳の方が良いのよ」

「そうなんですか?」

「そうよ」


「何でも良いから飲み物をーーーーーーーーーーー」

絶叫するサラブレット。

グリルは牛乳を渡した。

ゴクゴク飲んだ。


「はぁ~~~~~~~~~~~~~~。 

 辛い物が得意なアッシでもめちゃくちゃ辛いっす」

「凄い光景だったわね。ジジル。

 何を入れたの?」

「激震草を入れた」


「えええええ∑(°〇°)!! 

 あれは人間には危ない使い魔だけ食べれる物でしょ」

「らしいね。初めて人が食べる所を見れて良かったよ」

貴重なデータが取れて満足な顔のジジルは、ニコリと笑いサラブレットに親指を立てて褒めた。


「殺すきっすかーーーー!!」

怒るサラブレット。


「まあまあ。死ななかったから良かっただろ?」

( ̄▽ ̄)ニヤリと笑う。


「こんなの人に食べさせるのは危険っすよ。

 食べさせるなら使い魔でしょ」

「待って!! 今何て言った?」


「え? 人には危険」

「その後よ」 

「食べさせるなら使い魔でしょ」

     ・・・

「それよ。使い魔に食べさせれば良いのよ」

「どうゆう事っすか?」

首を傾けた。


     ・・・

「今ままで人だけを対象にしたけど、

 ・・・・・

 使い魔にも料理を提供すれば良いのよ。

 使い魔も家族だと思っている人もいるはずだから、

 一緒に食事やお酒を飲める所があれば嬉しいはず」

 

「なるほど。確かにありそうでなかったな」

ジジルが感心した表情で言った。


「私が作ったカレーは値段が高くて売れなったけど、

 使い魔を持っているのは貴族が多いから、

 値段が高くても美味しければ売れるはずよ」


「でも、売れるっすかね~」

「解らない。

 でも行動しないと、何も解らないし何も変らない。

 試して修正する。その繰り返しでどんどん良くなるわ。

     ・・・・・・・

 それに、やってみたい事があるの。

 と言う事で、今すぐ実行よ( ̄〇 ̄)!!」

アイは元気一杯に拳を上げた。



〇シン家のサーガーの部屋


「ハハハハ。1ヶ月経っても赤字だそうだ」

「グリルからの報告?」

ベッドの上でパンスキーが言った。


「ああ。心配して損したぞ。

 俺が手を下す必要もなかったな。

 ハハッハハ愉快愉快」

ワインをゆっくり堪能しならがら言った。

 

「確かに面白かったわ~。フフフ♪♪

 グリルがオーナーのペンギンに、

 コキ使われているのが面白かったわ~フフフ♪♪」

他人の不幸を喜ぶ笑いだった。


「パンスキー。

 やっぱり俺の会話を聞いていたんだな?」

「もちろんよ。だって気になるでしょ?

 秘密の話をされると」

悪びれる様子も無く言った。

 

「お前には敵わないな。ハハハハ」

「せっかくだから、グリルの様子を見ましょうよ。

 ミルミル」

水晶の玉が出て来て、グリル達が写った。


「あれ?」

「どうした?」

「何か・・・・お客さんが多いの?」

「どうゆう事だ?」

サーガーも水晶を見た。


「何か変。使い魔がお店の中に一杯いる」

「どうゆう事だ?」

「解らない。

 それに、見た事の無い食べ物を食べてるわ」

「くそ。絶対に許さないぞ。俺が必ず潰してやる」

ワイングラスを潰して、怪我をした。


「フフフ。潰さなくても良いわ」

「どうしてだ?」

「グリルを使って、売れているレシピを盗み出せば良い。 その後、あなたが経営しているサル酒場で、

 同じ物を販売すれば相手の売上を落とす事が出来るし、

 こっちは売上をUPさせる事が出来るはずよ」


「ふはははっは。さすが。パンスキーだ」

「当然でしょ」

怪我した手を舐めながら、ニヤリと笑った。



〇スイカ酒場


「さぁ~。制限時間は30分です。用意スタート」

グリルは、時間を計る砂時計をテーブルの上に置いた。


「よぉ~し。やるぞ。カスル頼んだぞ」

「ぱぉ~ん」

貴族の男と羽の生えたゾウが、気合を入れて大盛りの激辛カレーを食べ始めた。


「何だこれは∑(°〇°)!!

 辛いけど、甘くて辛くて美味しいぞ!!

 こんな物食べた事ない!!

 カスルどうだ?」

美味しそうに食べる貴族の男。


「ぱぉ~ん。ぱぉ~ん。ぼおおおおおお」

炎を吐きながら、嬉しそうにバクバク食べていた。


「アイ様。凄い大繁盛ですね」

嬉しそうなグリル。


「そうね。

 30分以内に大盛りの激辛カレーを食べきったら、

 無料のチャレンジ企画が当たったわね」


「ですね。

 人間用には、アイ様が開発した激辛カレー。

 使い魔には、食べたら炎を吐く激震草入りの激辛カレーに分けたのも良かったですね」

 

「何より、使い魔と一緒に協力して、

 チャレンジするのが良いのよ。

 一緒にやる事で思い出にもなるし、絆も強くなる」


「さすが、アイ様です」

「当然よ。( ̄▽ ̄)ホホホホ天才。」

カウンターテーブルに立ち、腰に手を当てて笑うアイだった。


「グリルちゃん。手伝ってほしっす」

なぜか、ヘトヘトに疲れたサラブレットが皿洗いをしていた。


「弱音をはかない。グリル。応援してあげて」

「え? 

 ・・・・ガンバ」

小さい声で照れるように言った。


「ぬおおおおおおお!!! やる気が出て来た!!」

さっかまで疲れていたのがウソの様に、猛スピードで皿を洗い出した。


「( ̄▽ ̄)フフフ。面白い男だね」

「・・・・そうですか?」

チラリとアイがグリルを見ると、サラブレットを見て少し微笑んでいた。


「こちらへどうぞ」

サク王子がお客を誘導して、メニューを聞いていた。

      ・・・

「問題はあの厄病神よね。何で助けてくれるのかしら」

首を傾げるアイ。

すると、サク王子がアイの方を向いてウィンクした。


「え?∑(°〇°)」

アイは、不意な出来事に思わずドキっとした。


「いや~ん。サク様カッコイイ!!」

アイの目前にいる若い女性が言った。


「わ、私じゃないんだ。

 そ、そうよね。ペンギンの姿だし・・・」

アイは、なぜか解らないけど残念な気持ちになってしまった。


「いけない。いけない。仕事仕事。

 いらっしゃませ」

元気良く挨拶するアイ。


サク王子は、その姿をじっと見つめていた。



○山道


「この男を見たか?」

黒頭巾を被った男が、立体的に表示された男を見せた。


「知らねぇ~。知らねぇ~」

ガラの悪い男が見ないで、適当に答えて去ろうとしていた。


「ひぃいいい」

目の見えぬ早業で刀を抜いて、男の首元に当てた。

怯えるガラの悪い男


「もう一度聞く。この男を知らないか?」

「えええっと。知りません」

体を震わせながら、じっくり見て答えた。


「本当だな」

「は、はい」

刀をしまった。


「ひいいいいいい」

ガラの悪い男は、猛ダッシュで逃げ出した。


「どこにいるのだ」

・・・・・・・・・・・・・

赤いドラゴンが描かれた指輪をした男は、空を見上げならがら呟いた。



◎マルマルが嬉しい事(≧∀≦)‼

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