1億なんて聞いてないよ~(ToT)‼
こんばんわ、マルマルです
また、お気に入り追加ありがとうございます( ̄∇ ̄)‼
凄く嬉しいです‼
卓球の張本選手の試合熱かった~‼
ドキドキハラハラして見てました(^^)/
お気に入り追加、評価の方をよろしくお願いします‼
「何んでそんなに驚いてるんですか?」
首を傾けるサク王子。
「だって・・」
(あの虹色の石は、100万円と思ったんだもん。
1本が1万円のつもりで言ったのに、
何を勘違いしたか、サク王子は1本100万円と思ったみたい。
100本貰う予定だったから、
100本x100万円で1億の計算。
1億損した~~(≧Д≦)‼ 1億よ、1億。
1億だと解れば、こんな借金まみれのボロボロ店を買わずに、新しく雰囲気のある店を作ったのに~
他にも、魔法道具を作り出せる魔法高炉を買えたのに~
・・・・・・
今日は何て、ついてない事ばかり起こるの~(≧Д≦)トホホ)
グリルの右肩の上にしゃがみ込んで、頭を抱えるアイ。
「それにしても、あなたの懐の深さは素晴らしいですね。 借金している店を買い取り、オーナーだった人も仲間にするとは流石ですね」
「そ、そうね」
しゃがみ込んだ状態で、引きつった笑顔を見せた。
(違うの~(ToT)‼
何回も言うけど、こんなボロボロの店じゃなく、
新しいオシャレな店が良かったのよ~(≧Д≦)/)
「あ、そうだ‼」
アイは何か思い付いた様に、立ち上がった。
(1億返して貰えば良いのよ( ̄∇ ̄)‼
最悪、借金だけ返せば良いんじゃない?
・・・・・・ダメだ。
書類にサインしてしまった(≧Д≦)‼
虹色の石と交換で借金をチャラにすると書いてあったから、取り返せない。
グリルの武力を使って奪いに行く?
イヤイヤ、役所に訴えられたら勝てない。
( ̄3 ̄)ふぅ~。
結局諦めるしかないのか~)
(>_<)ガク~ンと、またしゃがんで沈むアイ。
・・・・・・・
「面白い悪役令嬢ちゃんだね」
クスクス笑うサク王子。
・・・・
(悪役令嬢で悪かったわね~( ̄3 ̄)!!
ホント付いてない。
でも、笑った顔が爽やかで良いな~( ̄∇ ̄)エヘヘヘ
・・・・・・・は(;゜д゜)‼
危ない、危ない。
つい見とれて、妄想モードになりそうになった。
本当にイケメンってズルイよ~(ToT)‼)
「オーナー。さっき怪我をしたので、
ちょっと病院に行っても良いですか?」
「ああそうね。
その体じゃ働けないから行ってきなさい」
「はい」
ヤルクが痛そうに立ち上がろうとした。
「あなたの傷、治してあげますよ」
サク王子がニユニコしながら言った。
「え? 治療出来るの?」
「ええ、この子が出来ますよ。
ドラゴン アルモンド 出ろ」
指輪に描かれた白いドラゴンの目が光った。
手の平サイズで、白い角を持った白い馬のユニコーンが空中に現れた。
「使い魔だ‼
あれ? グリルどうしたの?」
体がフルフル震えてるグリルを見て言った。
「か、可愛い~ 触りたい」
満面の笑みを浮かべた。
「グリル、不用意に近づくと危ないわよ」
アイの制止を振り切って、ユニコーンを優しく触った。
「ヒイーン」
ユニコーンは嬉しそうに鳴いた。
「君の事を気に入ったみたいだよ」
「!!!!!!」
嬉しそうなグリルは、鼻歌を歌いながらゆっくり撫でてあげた。
「よし、アルモンド。治療してあげて」
「ヒヒヒーン」
ヤルクの方に飛び、怪我している所をペロペロ舐めると、白く光って怪我がみるるみる治った。
さっきまで、立つのも大変だったヤルクがスムーズに立った。
「おおお‼ 凄い治った(゜Д゜)‼」
ビックリするアイ。
「ありがとうございます」
「いえいえ。お安い御用です。
アルモンド帰れ」
ドラゴンの指輪に吸い込まれた。
「もう、会えないんですか(ToT)」
凄く残念な顔で聞くグリル。
「ごめんね。役目を終えたからね」
「残念です」
涙ぐむグリル。
「それしても、便利な使い魔がいるのね」
「ええ。他にもいますけどね」
「ええ(°д°)‼ 使い魔って1体までじゃなかったの?」
「基本的にはそうですけど、私の場合はこの指輪の能力によって、使い魔を4体扱えるんです」
「凄い‼ 欲しい‼ ちょうだい」
アイは手でクレクレと催促した。
「それは、ダメですね。
だって呪いのせいで抜けませんから」
サク王子は微笑んだ。
(もしかしたら、私の指輪も使い魔をゲット出来るかも?
もし出来るなら、使い魔を売っている店で買うわ!!
ランクは低いけど、この指輪みたいな魔法道具を使えば、魔法が使えない平民でも扱える事が出来るの。
そのためにも、じゃんじゃんお金を稼ぐわよ)
「皆、これから、じゃんじゃん稼ぐわよ」
アイの目はメラメラ炎の様に燃え、右手の拳を突き上げた。
〇ムルク町
「はぁ~」
サラブレットが肩を落として、トボトボ歩いていた。
「せっかく、赤いハチマキの女性に会えたのに、
あんな所を見られるなんて・・・・はぁ~」
さっきから、愚痴とため息が止まらなかった。
「うん? ボロボロの店じゃないか。何かアッシと同じ。
しかも、酒場か・・・酒でも飲んでみるか~」
ボロボロのお店を見つけて、中に入った。
「いらっしゃいませ」
「1番強い酒をくれ~・・・・・え?」
サラブレットは固まった。
そこには、グリル達がいたからだ。
・・・
「あああ!! 変質者だ」
アイがサラブレットを指差して言った。
「ち、違う!!」
激しく動揺した。
「だって、男の人とキスしてたじゃん」
「ですね」
コクコクと頷くグリル。
「あ、あれは、
向こうが勝手にやってきたんだって」
必死に弁明するサラブレット。
「本当かな~?
何か嬉しそうにキスしてる様に見えたけど」
「相手は嬉しそうでした。声で解ります」
目を細めるアイとコクコクと頷きながら言うグリル。
「向こうは、そうだけど、アッシは違う!!」
・・・・・・
「男性との恋愛は邪魔しないけど、
グリルにちょかいかけるの辞めてくれる?
はっきり言って迷惑」
「ですね」
何回もコクコクするグリル。
・・
「まだ、ちょかいも掛けてないっすよ?」
モジモジするサラブレット。
「ほら~、グリルに付きまとう気よ」
「え~~‼ それは・・」
「じゃ~何で付きまとうの?」
「それはっすね~。
え~と、その~ですね」
顔からの汗が止まらない止まらない。
「もう焦れったい‼ 男ならビシっと言う!!」
「ハ、ハイッス‼
・・・・・・・・
あなたの事が好きなんです‼」
「!!!!!!」
アイは目を丸くし、グリルは思もわず口に手を当てた。
・・・
「ファンとして」
『はい?』
首を傾げるアイとグリル。
「そ、その付き合いたいとかは、恐れ多くてないっす。
ただ見守りたい、応援したい気持ちなんです」
「本当に?」
「ホント、ホント」
コクコク頷いた。
「どうする?」
アイは、グリルの方に向いて聞いた。
「斬る」
腰にある剣に触れて構えた。
「ストーップ!! 流石に斬ったらマズイでしょう」
「でも」
「でもじゃない。
考え様によっては、商売する上でファンは大事よ。
働いてるスタッフのファンが出来れば、
お店に一杯来てくれて貢献してくれるはずよ」
(いわゆるメイドカフェみたいなイメージね。
ちょうどグリルもメイド服着てるし)
・・・・
「え? このボロボロのお店で、働いてるんですか?」
・・・・・・
「ボロボロで悪かったわね。今から私の店なんでけどね」
怖い顔のアイ。
「あ、良く見たら風情があって良いっすね(;゜д゜)‼」
必死にお世辞を考えて言った。
「でも、アイ様。シン家のスパイが監視してるかもしれないので、ここで働けませんよ」
アイだけに聞こえる声で言った。
・・
「大丈夫。私に考えがあるわ」
( ̄∇ ̄)ニヤリと笑った。
「じゃ~ これから店に来てね」
「来ます。来ます。あなたに会いに」
グリルの方に笑顔で言った。
「フン」
グリルは、顔を背けた。
(( ̄3 ̄)ふぅ~。
何とか誤魔化して首の皮一枚残った感じっす。
でも、これからどうしたら、仲良くなれるんだろう?
誰か教えてくれ~~(≧Д≦)‼)
考え込むサラブレット。
(まぁ~。色々あったけど、
お店をゲット出来たし良しとしよう。
サク王子ともこれでお別れね。どっか行くだろうし、
これで危険は去ったわ。( ̄▽ ̄)ホホホホ。
後は、がぽっり稼いで、魔道高炉を買おかしら?
それとも、使い魔を買おうかしら?
何買おうかな~( ̄▽ ̄)!!)
( ̄▽ ̄)ニヤニヤしながら妄想するアイ。
(ハハハ。今日は楽しかった。
いつぶりだろ? こんなに笑ったのわ。
悪役令嬢ちゃんは、面白いな~。
それに、私の事を知っている感じだったから、
刺客かと思ったが違うみたいだ。
ただ、なぜ知っているのか気になるし、
これからお店がどう変るのか興味があるから、
しばらくこの町にいよう。
・・・・
その間に別件の用を済ますか)
クスクス笑うサク王子。
(・・・・・アルモンド会いたい(ToT))
グリルは遠くを見つめていた。
〇シン家のサーガーの部屋
「どうゆう事だ!! ファイ」
手紙を読んだサーガーが、怒って手紙を燃やした。
「そんなに怒ってどうしたの?」
愛人であり使用人のパンスキーが、ネグリジェの姿で言った。
「サル酒場の2号店を出す予定だった場所が、
手に入らなくなってしまった」
「何で?」
「誰かが高値で買い取ったらしい」
「へぇ~いくら?」
「1億だ!!」
「え? 1億も? そんな価値があるの?」
「いや。500万円で手に入る所だ」
「何でそんな損をして買ったのかしら?」
「解らん。ただ、相当な金持ちである事は間違い」
「確かにそうね~。どうする?」
「もちろん。潰す」
右手の握り拳を作った。
コンコンとドアをノックする音が聞こえた。
「グリルです。入ってよろしいでしょうか?」
「入れ」
グリルが入って来た。
パンスキーの方をチラリと見て、サーガーの方を向いた。
「実は折り入ってお話があります」
「何だ」
「それが・・・・」
パンスキーの方を見た。
「何? 私に聞かれてまずい話でもあるの?」
「そうです」
キッパリと言うグリル。
「パンスキー外してくれ」
「はいはい。邪魔者は消えますよ」
服を着て、不服そうな顔で出ていった。
「それで話とは?」
「はい。サル酒場の2号店が阻止された話は、
知っていますか?」
「ああ。ちょうど見た所だ。くそが!!」
ドンと机を叩いた。
「旦那様はどうされるのですか?」
「もちろん。潰す。そして、店ごと燃やしてやる」
「やはり、そうでしたか。
ただ、相手は1億のお金を簡単に出せる所ですよ。
我がシン家では太刀打ちは難しいですし、
何か意図があるのかもしれません」
「フン。そんな事しるか」
「私がスパイとして店の中に入って探って、
みるはどうですか?」
「何? お前が行くのか?」
「はい。人材不足ですし、今は、他の家と争っているわけではないので、私は暇を持てあましてます」
「う~ん」
考え込むサーガー。
「店員となって、何が狙いか調べますし、
売れているレシピを盗む事も可能です。
・・・・・
そして、いざとなればこれで消す事も出来ます」
腰の所にある剣を抜いた。
「はっはは。なるほど。それは頼もしい。
よし。行って来い」
「ハイ。わかりました」
一礼をして去って行った。
サーガーの部屋の角に、一匹のハエが止まっていた。
〇パンスキーの部屋
「ふ~~ん。そういう話ね。でも、何か匂うわね~」
自分の部屋にある水晶で、会話の様子を見ていた。
「よし。私が暴いてあげるわ。
バルク」
魔法を唱えると一匹のハエが出て来た。
「グリルを見張って」
ハエが青黒く光り、窓をするりとすり抜けた。
「さあ~。何にを隠してるのかしらね」
微笑むパンスキー。
〇スイカ酒場
1ヶ月が過ぎたスイカ酒場。
「こんな。はずじゃなかったのに~~( ̄д ̄)!!」
アイがカウンターに肘を付いて、横になりながらぼやいた。
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