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5/10

視察と売上アップのアイデア

おはようございますマルマルです


一気に寒くなりましたね

布団を出た後、ブルブル震えてました((((;゜Д゜))))



お気に入り、高評価をして頂ければ、書くときのモチベーションUPに繋がるので、よろしくお願いします

〇隠れ家


「フン」

「あーーーーもうーーーーーーーー!!

 また、壊したーーーーーーーーー!!」

「はぁはぁはぁはぁ」

肩で息をするグリル。


「もう、何枚まな板を壊せば気が済むの?」

「すいません。思い通りに切れなかったので、

 ついやってしまいました」

「わかるけどさー。もうまな板ないじゃん」

そこらじゅうに、割れた板が散乱していた。


「大丈夫です。木を斬って加工すれば簡単に出来ます。

 私、そうゆうの得意なので( ̄▽ ̄)キラリ」

親指を立てる。


「いや、そうゆう問題じゃなくて、じゃがいもを上手くむけない、イライラをまな板にぶつけちゃだめでしょ」

「頭では解ってるんですが、体がかってに動くんです」

「ププププーーー(^〇^)!!」

口を押さえて笑うペンタ。


「何を笑ってる」

ドスの効いた怖い声で言った。


「だって、赤ちゃんが大人を諭してるのが面白くて、

 ププププーーー(^〇^)!!」

また笑い出した。


「笑うな。フン」

すねてしまったグリル。


「ペンタ。その辺にしなさい。

 一生懸命にやっているんだから。グリルも悔しかったら、

 笑っている人を見返してやりなさい」

「は~~い」

「解りました」

二人が返事をした。


「グリルって、剣の扱いは得意なのに、包丁は苦手なのね」

「剣は小さい頃から、Aランクのモンスターと戦っていたので得意ですが、包丁は力の加減が難しくて」


(小さい頃からA、Aランクのモンスターと戦っていたの?

 どおりで強いわけよね~。

 でも、グリルの不器用さには困ったな~。想像以上。

 じゃがいを簡単にむけるピーラーがあればな~

 100円ショップとかあれば、買ってくるんだけど、

 ここにはないしな~。どうしようかな~)

チラリとグリルが持っている剣を見た。


「剣でやったら、意外と直ぐに出来ちゃうかもね。

 (^〇^)ハハハハハ」

「その手があった!!」

ポンと手を叩いた。


「え? 何言っての? 冗談よ冗談(^〇^)/」

「剣でやります」

剣を抜いて、ジャガイモを空中に上げた。

すると、目にも見えない速さで斬った。


そして、割れた小さいまな板に、ジャガイモが着地をした。


「え? えええええええええ∑(°д°)!!」

「凄い(°〇°)!!」

目を丸くするアイとペンタ。

ジャガイモが綺麗にむけていたのだ。


「最初からこうすれば良かったですね」

ウンウンと頷いた。

そして、再び剣を構えて、高速で縦に切り出した。

剣をシャキンと直すと、薄くスライスされたジャガイモが、綺麗に切れていた。


『!!!!!!!』

「じゃ~他のもやりますか(^〇^)♪♪」

さっきまで、イライラしていた様子とは一変して、嬉しそうにどんどん高速で、じゃがいもの皮をむいてスライスしていった。


「剣でここまで器用に出来る人。初めて見た」

「ボクも」

二人とも(°д°)ぽか~~んと、グリルが斬って行く姿を眺めていた。



・・・・・・20分後


「よし。手作りポテトチップスの完成ね。

 みんな~~拍手~~~(^〇^)/」

『パチパチパチ』

グリルとペンタが嬉しそうに拍手をした。


沢山のお皿に、大量のポテトチップスがあった。


「まずは私が試食するわよ」

「どうぞ」

グリルは、緊張した様子で言った。


アイは一枚のポテトチップを手に取って食べた。


「う、うううううううう」

「どうしました?」

心配そうなグリル。


「美味い(^〇^)!! 手作りだけどカリッと仕上がって良い」

「何だ。これは∑(°〇°)。

 長く生きているけど、こんな美味しい物食べた事ないよ。

 手が止まらな~~い」

ペンタは、バクバク食べ出した。


そして、グリルが一枚手に取って、ゆっくり口の中に入れた。


「!!!!!!」

グリルは凄い速さで食べ始めた。


「どう?」

「××〇□□×美味い」

「え? 何だって?」

グリルは右手の親指を立てた。

凄く美味しいと言う意味だろう。

喋るのも勿体ないとばかりに、口にどんどんポテトチップスを入れて食べた。


「ねぇ~グリル。やっぱり、これ売っちゃダメ?」

「ブゥーーーーーーー絶対ダメです!! あ∑(°〇°)」

興奮する余り、口に入っていたポテトチップスを全部アイに吹きかけてしまった。


「・・・・・・・グリルーーーー( ̄△ ̄)!!」

「すいません。すいません。あわわどうしよう」

オロオロするグリルだった。


「美味しいな~(^〇^)♪♪ モグモグ」

そんな二人をよそに、小さい手で美味しそうに食べるペンタだった。



〇サーガーの部屋


「あれ? またグリルが外出してる?

 なんか怪しいわね~」

父の愛人であり使用人のパンスキーが、目を細めて窓の外を眺めて言った。


「どうした?」

サーガーがベッドから起きて聞いた。


「また、グリルが外出してるわ」

「別に驚きはしないだろ」

「でも、今まで仕事以外で外出してなかったのよ。

 それに、外出する時は必ず許可を得て行ったのに、

 今回は何も言わずに出て行ったわ」


「たしかに変だな」

「気になるから私が見てくるわ。キャーーー」

パンスキーを強引にベッドへ引っ張った。


「それぐらいで気にするな。それよりも続きをしよう」

「でも、気になる・・・・」

サーガーがキスをした。


「全くもう~~」

頬を膨らませてた後に、微笑んでパンスキーからキスをした。



〇ムラク


「( ̄▽ ̄)へへへへ。今日は昨日の様にいかないぜ。

 この辺に咲いてる花じゃダメだ。

 やっぱり、赤いバラよ。バラ。

 この町全部のバラを買い占めてやったぜ。

 これだけあれば、花占いも完璧だ!!」

サラブレットは、目にクマがある状態で( ̄▽ ̄)ニヤニヤ笑っていた。


「あの~。すいません」

男が言った。


「何だ?」

バラの花びらを取ろうとしてた時に、呼び止められた。


「実はこの赤いバラを譲ってくれませんか?」

プカプカ浮いている赤いバラの束を指差して言った。


「は? 嫌に決まっているだろ」

「お願いします。この通りです」

男は土下座をして頼み込んだ。

驚くサラブレット。


「何でいるんだ?」

「ボクは今日彼女に、プロポーズをしようと思ったんです。

 でも、赤いバラも一緒に渡そうと思ったら、

 買い占められたと聞いて、急いであなたを追いかけたんです」

 

「別の日にすれば、いいじゃないか?」

「今日しかダメなんです。付き合った日が今日なんです」

「だったら、他の花にすれば?」


「ダメです。プロポーズと言ったら赤いバラです。

 それに彼女の好きな花なんです。

 一生のお願いです。ボクに力を貸して下さい」

泣きながら、地面に頭を付けて懇願した。


「仕方ねぇな~。くれてやる。持っていけ」

「本当ですか? ありがとうございます」

ペコペコお辞儀をする男。


「へ。良いって事よ」

照れくさそうに鼻をさすりながら言った。


「あの~」

「なんだ? まだあるのか?」

「付いてきてくれませんか?」

「は?」

「ボク不安なんです。

 だから、一緒についてきて欲しいんです」


「それぐらい。自分でどうにかしろ」

「お願いします。お願いします。お願いします。

 人助けと思って、お願いします」

両手で拝みながら言った。


「わかった。わっかった。行ってやる」

「本当ですか? こっちです。こっち」

男はサラブレットひっぱて行った。



「ここが、ムラクと言う町なのね」

「そうです。アイ様」

グリルの肩にペンタが乗っていた。

ペンタが話している訳でなく、アイが話していた。


ペンタの同化魔法で、遠く離れてもアイが見たり話したり出来るようになった。


「じゃ。さっそく店を視察しましょう」

「ハイ」

ムラクの町に入った。



〇プロポーズ


「あの。君に渡したい物があるんだ」

赤いバラの束を彼女に渡した。


「どうしたの? こんな沢山」

「え~っとね。赤いバラの数に意味があるんだ」

「どんな意味?」

「結婚して下さいと言う意味さ」

そして、膝を付いて指輪を見せた。


「ボクと結婚して下さい」

「・・・・・・・」

突然の告白に動揺する彼女


「へ、返事は?」

恐る恐る聞いた。


「・・・YES。YESよ」

彼女は満面の笑みを浮かべた。


「やったーーーー!!やったぞーーーーー!!

 実はね。プロポーズに協力してくれた人がいたんだ。

 だから、ちょっと報告するから待ってて」

「うん」


男はダッシュをして、サラブレットの所に来た。


「おめでとう。よかったじゃねか。

 良いものを見させて貰ったぜ」

「ありがとうございます。ありがとうございます」

嬉しさのあまり、サラブレットに抱きついてキスをしようとした。


「よせよせ。気持ちだけで良いって」

「これが、ボクの気持ちで~す( ̄3 ̄)チュ」

男はサラブレットにキスをした。


「え?」

サラブレットは氷付いてしまった。

グリルとアイがじっと見ていたからだ。

            ・・・

「ねぇ。グリルこの人? 変質者っていうのは?」

「ですね。この声に間違えありません」

      ・・・・・・

「どうやら。そっちの趣味もあったみたいね」

「ですね」

「やっぱり、関わらない方が良かったでしょ?」

「ですね」

くるり背を向けて去って行った。


「違-------う!!誤解だ。誤解。

 待ってくれーーーーーーーーーーー!!」

「これが、ボクの気持ちでーーーーす( ̄3 ̄)チューー」

男がまたキスをした。


「違うんだーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

サラブレットの悲しい声がこだました。


「アホーーアホーーアホーー」

タイミング良く、カラスが鳴いていた。



〇スイカ酒場


「もう、こんな店辞めて、サル酒場の方に行くわ」

女店員が出て行った。


「はぁ~。とうとう最後の店員まで辞めてしまった。

 どうすれば良いんだ」

頭を抱えるオーナーのヤクル。


扉が開いて、グリルと肩に乗せたペンタの格好のアイが入ってきた。


「いらっしゃいませ。お好きな席へどうぞ」

隅にローブを着た人がいる以外は、ガラガラの状態だった。


「ここのオーナーいますか?」

「私がオーナーのヤクルですが、

 どの様な用件でしょうか?」


「売り上げUPのアイディアを買ってくれませんか?」

「はい?」

首を傾げるヤクル。


「あーもう私が言う。おじさんこの店繁盛させたくない?」

「そりゃー繁盛させたいが」

肩に乗っているペンタの格好したアイを不審そうに見る。


「じゃ。今から売上UPの方法を教えるから、

 気に入ったらお金ちょうだい」

「フン。売上を上げるのは簡単なものじゃない」

腕組みをするヤルク。


「まぁまぁ聞いてよ。

 雨の日って、お客さん少ないよね?」

「そうだな。みんな家を出たくないからな」


「そこで、雨の日に来たお客さんに、10%の割引や1品料理をサービスすれば、来てくれるんじゃない?」

「フム。確かに」

アゴに手を置いてさすり出した。


「他にも、ボトールキープのサービスはどう?

 お酒が余っているけど、もう飲めない時ってあるでしょ。

 そんな時、瓶に自分の名前を書いてお店に保管すれば、

 お客様が次回来た時に渡せば喜ぶはずよ。

 この仕組みなら、キープしているからまた来たくなるでしょ?」

 

「良いアイディアだ。余っているお酒は捨てていたから勿体ないと思ってたんだ。凄い発想だな」

「でしょでしょ。( ̄▽ ̄)ホホホホ」

口に手を当てて笑うアイ。


(( ̄▽ ̄)フフフ。

 こんなの現代ではどこにでもあるサービスなんだけどね)


「店の前にメニューボードやブラックボードを置く作戦。

 メニュー表が置いてあれば、料理や飲み物や値段も書いてあるので、初めての人でも安心だし宣伝にもなる。

 

 ブラックボードは黒くて目立つし、

 黒板の様に文字を書く事が出来るのが利点。

 

 例えば、今日のおすすめ料理やお得なサービスを書ける。

 

 他にもクイズに正解すれば安くしますなど書いていれば、

 興味をもったお客さんが来店してくれるはず」

 

「素晴らしい。直ぐに出来そうだ。もっとないのか」

興奮するヤルク。


「もちろんあるわ。でも、ここからは有料よ」

アイは、( ̄▽ ̄)ニヤニヤしながら、クレクレと手で催促した。


「う~ん。有料か。・・・・・・やっぱり、ダメだ」

「えええええええ!! 今の良い案だったでしょ?

 更に良い案を出すわよ」

 

「カネが全く無いだ。

 色々な所にカネを借りて借金がかさんでしまってな」

悲しそうな顔をするヤルク。


(え~~どうしよう。

 私の力で立て直す事は出来るかもしれないけど、

 時間が掛かり過ぎる。

 その間お金を稼ぐ事も出来ないし、どうしよう~)

アイは、この後どうしようか色々考えていた。


「そのアイディアを買ってあげようか?」

店の隅にいたローブ姿の男が言って来た。


「誰あんたは? 怪しいわね~。顔を見せないさいよ」

「これは、これは失礼」

顔を見せた。


「えええええええええ∑(°〇°)!! 

 ・・・・・・・・・・・

 死亡フラグが立っているイケメンのサク王子だ」

思わず絶叫をしてまうアイだった。



①お気に入り追加

②広告の下にある星に、5つの『★★★★★』を評価してくれた時


テンションが上がって、

書くスピードがUPします( ̄▽ ̄)ニヤリ


応援よろしくお願いします(^^)/

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