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4/10

こんな所に隠れ家が・・

こんばんわ、マルマルです


鬼滅の刃凄いですね~

興行収入が24日で204億

しかも、歴代5位(゜Д゜)‼


どこまで、記録が伸びるか楽しみ(^^)/


鬼滅の刃には、足元に及びませんが、最後まで読んでくれると嬉しいです‼


あと、

お気に入り登録、高評価してくれると、

凄く嬉しいです(o´∀`)b


〇隠れ家


「久しぶりの買い物だったので、つい買い過ぎてしまって」

「そりゃ~買いすぎでしょ。よく落とさなかったわね」

    ・・・・・

籠の中がじゃがいもで、てんこ盛りになって、グリルの顔が見えない状態だった。


「それが、人に当たって落としてしまったんでよ」

「それは大変だったわね」

「でも、変な人が拾ってくれたので助かりました」

「変な人?」

首を傾げるアイ。

     ・・・・ ・・・・

「なんか、挙動不審で言葉が変だったんですよ」

            ・・・

「わうぁ~。それはきっと変質者ね」

「そうなんですか?」

「間違いない。私の直感がそう言ってる」

腕組みをして渋い表情で、テーブルの端に座って足をブラブラさせた。


「どうすれば良いですか?」

「グリルに会いにくるはずだから、関わらない方が良いわ。

 しつこく迫られたら逃げた方が良い」

「アドバイスありがとうございます。頼りになりますね~」

「でしょ? ( ̄▽ ̄)ホホホホ」

ご満悦のアイ。

        ・・・

こうして、見事に変質者と間違えられるサラブレットだった。

・・・可哀想なサラブレット・・・頑張れ(^〇^)ファイト!!



○ムラク町


「へ、ヘクション」

大きなくしゃみをするサラブレット。


「へへへ。女どもがアッシの噂をしているな!!

 もてる男はつらいぜ~( ̄▽ ̄)!!」

鼻をすすりながら言った。

町の門の脇に座って、通過する人を見ていた。


「今日は来るはずだ。赤いハチマキの女性が。

 暇だから、旦那から聞いた花占いをしてみるか、

 どうせ当たらないと思うけど」


道端に生えている花を取って、花占いをしはじめた。

「来る」

一枚花びらを取った。


「来ない」、

また、一枚花びらを取った。


「来る、来ない、来る」

一枚ずつ花びらを取った。


「・・・・来ない」

最後の一枚を取った。


「いやいやいや。そんなはずはない。もう1回だ」

首を左右に振って、もう1回別の花を取った。


「絶対来る。来ない。絶対来る。来ない」

花びらを一枚ずつ取った。


「絶対来る。・・・・・・・来ない」

また、最後の花びらを取った。


「いや絶対くるはずだ」


・・・・・・5分後

「来る、来ない、来る、来ない」

「くそーーーーもう1一度だ!!」


・・・・・・1時間後

「来る、来ない、来る、来ない」

「来る、来ない、来る、来ない」

「来る、来ない、来る、来ない」


・・・・・・8時間後


「( ̄▽ ̄)へへへ。来る。

 ( ̄△ ̄)ムムム。来ない。

 ( ̄▽ ̄)へへへ。来る。

 ( ̄△ ̄)ムムム。来なーーーーーーーーーーーい!!」

情緒不安定な状態で、

花びらを取りながら独り言を言っていた。

しかも、花びらの山が出来上がっていた。

 

「ねぇ~ママ。何であの人、道端で笑っているの?」

サラブレットを見ていた子供が母親に質問をした。


「見ちゃいけません」

子供の目を手で目隠して、そそくさ去って行った。


サラブレットは、まだ( ̄▽ ̄)ニヤニヤしたり、

怒ったりしながら花占いをやっていた。


「アホーーアホーーアホーー」

辺りが暗くなって、カラスが鳴いていた。



〇隠れ家


「あ、これ服です」

鎧の懐から赤ちゃん用の可愛い服を手渡した。


「裸は寒かったんだから~ う~ん。よいしょよいしょ。

 着るのが難しいな~」

アイは自分で洋服をきろうとしたが、手がちいさくてなかなか上手く着れなかった。


「ね~。着せて」

「解りました。ハイ万歳して~」

「へいへい」

渋い顔で仕方なく万歳をアイ。


(35歳にもなって服を着せて貰うとは、(×_×)トホホ。

 赤ちゃんってホント不便よね~)


「それにしても、あの時は焦った~」

服を着せてもらった後に、服を見ながら言った。


「私に剣で刺された時ですか」

「そうよ。あの時死んだと思ったもん」

「フフフ。アイ様の驚いた声は面白かったな~」

( ̄▽ ̄)ニヤニヤするグリル。


「いや。普通ビックリするでしょ( ̄〇 ̄)ペシペシ」

思わずツッコンでしまった。



〇剣を刺された回想シーン


「私と組む気になった?」

「決めました」

「そう。それで?」

笑顔のアイ。


グリルは剣を抜いてアイを刺した。

「え?」

思いもよらない展開に絶句するアイ。


「うううううううう?・・・・痛くないんだけど」

自分が刺されたと思って、目をつぶり痛がるアイだったが、

全く痛くないので、アイの胸に刺したはずの剣をそっと見た。

服を切り裂いたが、アイの肌を傷つけてなかった。


「服を脱いで下さい」

剣を戻しながら言った。


「ど、どどどど言う意味?(°д°)!!

 あなた、あ、赤ちゃんに・・・性癖があったの?」

自分の体を手で守るように、ガクガク震えながら言った。


「違いますよ!!!」

必死の形相で否定するグリル。


「じゃ~~何で?」

まだ、手で守りながら疑いの目で言った。


「アイ様が死んだ証拠を作るためですよ」

「つまり、私と組むって事?」

「そうです」

「な~~んだ。それならそうと言ってくれば良かったのに、

 ビックリした~」

足を大きく開いて、ホットした表情で言った。


「確かに言われてみればそうですね。

 先に協力する事を言えば良かったですね」

「も~~せっかちなんだから~( ̄3 ̄)

 でも、どうやって証拠を作るの?」

 

「アイ様の服に剣を突き刺したので、

 後は食用の牛モンスターの血を塗れば完成です」

「なるほど。それを見たら私が死んだと思うはずよね」


「アイ様」

かしこまった表情で言った。


「何よ改まって」


すると、グリルが片膝をついて両手で剣を持ちお辞儀をした。


「ハン・グリルは、今日よりアイ様に忠誠を誓います」


「ど、どうしたのよ?」

「自分へのけじめです。

 何とぞ、一族の解放をよろしくお願いします」

「解ったわ任せて。 

 そして、これからもお願いね」

「かしこまりました」

アイは、グリルの肩に手を置こうとしたが、届かなかったので頭にポンポンと優しく撫でた。



○隠れ家


「それにしても、こんな所あった何てしらなかったわ」

隠れ家の周りを見渡した。


「昔使われていた厨房です。調理器具も揃ってますし、綺麗にそうじすれば、住む事も可能です」


「まぁ~ 贅沢を言っても始まらない。

 記憶玉を使って撮影し、どんどん稼いでいけば良いわ。

 さっそく、記憶玉ちょうだい」

手を出して催促した。


「それが、あの~」

目が泳ぐグリル


「何よ。勿体(もったい)ぶらないでちょうだい」

「買ってません」

観念した様に言った。


「はい~? 今なんと?」

「ジャガイモを買いすぎて、買えなかったです‼」


「ぬわに~~~~~~~p(`Д´)q」

「すいません。買おうとしたんです。買おうとしたんですが、

 ジャガイモが安売りだったので、つい・・・」

しょんぼりするグリル。

 

「どうするのよ‼ 記憶玉が無いと稼げないじゃない」

「すいません(≧Д≦)‼

 でも、アイ様ならどうにか出来ますよね。

 なぜなら天才ですから」

両手を広げてアイを褒める。


「私が天才?」

「そうです。赤ちゃんなのに、お金を稼ぐ商才は、

 ・・・・・

 この世の者とは思えない発想カです」

真顔で言うグリル


「そう?」

褒められて( ̄∇ ̄)ニヤニヤが止まらなかった。


「アイ様は商売の天才です。

 だから新しい稼ぐ方法を考えてくれないでしょうか」

「もう~( ̄3 ̄)。しょうがないわね~ 考えてみるわ」

アイは嬉しそうな顔で、腕組みをして考えだした。

グリルは、アイの見えない所で、ほっと胸をなで下ろした。


(でも、何か元手がタダで、稼げる方法はあるかな? 

 う~ん。タダタダタダタダ。

 私の武器は何だろ?・・・・・そうだ!!)

 

「思いついたわ」

「もうですか? それでどうやって?」

「売れてない店を探して、売上UPの提案をしてアイディア料を貰う方法」


「でも、大丈夫ですか?」

「大丈夫。大丈夫。アイディアを売るだけだから、

 失敗してもこちらに損害は無い」

「なるほど。良い考えとは思いますが、

 どうやってアドバイスをするんですか?」


「それは、私が直接お店に行ってアドバイスするのよ」

「ダメですよ。

 だって、アイ様は死んだ事になってるんですよ。

 しかも、赤ちゃんが話している所を周りがみたら、

 変に思われますよ」

 

「う~ん。確かに~~~」

唇を尖らせて悩み始めたアイ


「そうだ。ベッドに見た事が無い指輪が落ちてましたよ」

アイに白いドラゴンが描かれた指輪を渡した。


「これは!!」

(確か、1回目でハルクから貰った指輪だわ。

 捨てたはずなのに変ね~)

首を傾げるアイ。


「どうしたました?」

「いや。何でもない。この指を売ってお金にしよう。

    ・・・・・・・

 こんな趣味の悪い指輪は要らないし」

指輪を指にはめて眺めながら言った。


「良いですね。

 結構高そうな指輪ので、良い値段で売れそうです」

「じゃ~。売ってきて・・・・うん?」

「どうしたました?」

「何か取れないんだけど」

指輪を外そうとしたが抜けなかった。


「もしかしたら、呪いの指輪かもしれませんよ」

「えええええ(°д°)!!ヤダよ~気持ち悪い!!

 取って取って」

グリルも指輪を外そうとしたが、全く抜けなかった。


「うぁわあああ~最悪だよ~(TдT)」

「でも、呪いの指輪には特殊能力がある物が多いんですよ」

「へ?そうなの?

 でもどうやって解るの?」


「それは解りません。

 何か特別なキーワードを言えば動くと思うのですが・・」

             ・・・・

「使えない指輪ね。このへぼドラゴン」

指輪を見ながら文句を言った。

すると、白いドラゴンの目が光った。


「うぁあああ。何? 目が光ったんですけど(°д°)!!」

「動かすためのキーワードを言ったんですよ。

 早く何か命令して下さい」

「そ、そうね。う~んと。何しようかな~

 そうだ!! お金を出せ」


ドラゴンの目が光った。


「がおおおおおおお!!」

「・・・・・・・・何してるのペンタ?」

無表情のアイ。


「・・・・・・いや。

 驚かせようと思って・・・・・(×_×)ガーーン」

アイが全く驚いてくれないので、ぬいぐるみの様に可愛いペンタは、へ込んでしまった。


「何でここにいるの?」

「逃げようと思ったんだけど、

 このドラゴンに捕まってしまって逃げ出せなかったんだ」

「ふ~ん。そうなんだ。バイバイ~」

関心なさそうに、バイバイをした。


「ひ、ひどいよ。そんな冷たく言わなくても」

「お金を稼ぐ方法を探さないといけないから、忙しいの」

「ボクだって何か役に立つかもしれないよ」

     ・・・・

「え?何かすごい事が出来るの?」

目を輝かせる。


「えっと。驚かす事が出来るんだ。

 がおおおおおおおお!!」

「・・・・・・・ふーん。他には?」

無表情で言った。


「えっと、えっと。空を飛べるんだ。ほら凄いでしょ」

ペンタはアイの周りを飛んだ。


「ふーーーーん。他には?」

「え?他には・・・・」

「ないんだったら、もう帰って良いわ」


「ボク、Cランクだから弱いし、凄い魔法も使えないよ。

 ボクが使える魔法は、戦闘で全く役に立たない同化ぐらいだよ。フン」

腕組みをして、すねてしまうペンタ


「同化って?」

「え? 相手に同化して意思疎通が出来る魔法だけど」

自分では全く役に立たないと思ってる魔法に、なぜ興味を示めすか疑問に思うペンタだった。


「例えば、私と同化した時に、ペンタが見てる景色を見たり、私の言葉を話す事も可能?」

「やった事ないから解らないけど、出来ると思うよ」


「ナイス、ペンタ~~ε=ε=(ノ≧∇≦)ノ」

アイは嬉しくて、ペンタに抱きついた。


「ど、どうしたの?」

戸惑いながらも嬉しそうなペンタ


「これで、お金を稼げるわ」

「なんか、良く解らないけど良かったね」


「アイ様、どうゆう事ですか?」

「私がここにいながら、ペンタを通して潰れかけのお店を見たり、アイデアの提案を言ったりする事が出来るの」


「それは良いアイデアですね」

「でしょ‼ ペンタお願い。力を貸して」

「え? こんなボクを?」

         ・・

「そうよ。あなたが必要よ」

ペンタは、フルフル体が震えてた。

今まで、厄介者として扱われてたけど、

・・・・・・・・・・・・

生まれて初めて自分を必要としてくれる人に出会った事が、心の底から嬉しかったのである


「ボク頑張るよ~~(≧Д≦)‼」

アイに泣きながら抱きついた。


「わ、わかったわよ」

ペンタの頭をよしよしと撫でてあげた。


「それで、どこの町に行きますか?」

「そうね~ シン家の領土以外で、ここから近い所は?」

「隣の大貴族マリー家が治めるムラクはどうでしょう?」


「ジャガイモを沢山買った所?」

「そうです。飲食店や日常品など大体揃ってます」

「その町で、シン家が所有している大きな店は?」


「サル酒場です」

「ふ~ん酒場か~。スパイを送り込んで、情報を集めるのに便利な所よね」

「!!!!よくご存知で」

ビックリするグリル


「驚くことじゃないわ。それくらい、どこもやっているわ。

 これで、ターゲットが決まった」

鋭い目つきになるアイ


「つまり、サル酒場を潰すんですね」

「そう。ライバル店に加勢をして、アイデア料を貰い。

 父の収入源と情報収集の拠点を潰す作戦よ」

「では、ライバル店を見つけましょう」

「ペンタ、頼むわよ‼」


「ボク、頑張る‼」

敬礼するペンタ


「さぁ~いよいよ反撃開始よ‼」

( ̄▽ ̄)ニヤリと笑うアイ。


「あの~その前にポテトチップス作って良いですか?」

早く食べたくて、ソワソワしながら言うグリル


「え? え~。良いわよ」

(゜Д゜)ポカ~んとした顔で言った。



○ムラク町

(サラブレットがいる門とは別の入り口。

 まだ花占い進行中・・・( ̄▽ ̄)!!)


「ようやく、ここまで来たか」

フードを被り右手の指に、

     ・・・・・・・・・

外側が赤く白いドラゴンの指輪をはめていた男が言った。

◎応援よろしくお願いします(≧∀≦)‼

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 書くスピードがUPします( ̄▽ ̄)ニヤリ


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