表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2/10

魔法陣から現れた者の正体は....

こんばんわ、マルマルです‼


続きを書くか迷ったのですが、もうちょっと書いてから決めようと思います


毎日投稿は時間的に難しいので、3日~1週間ぐらいになるかもしれなので、ご了承下さい。


ただ、良いアイデアが浮かんで調子が良い時は、バンバン投稿するつもりです。


◎テンションが上がって、書くスピードがUPする方法(≧∀≦)‼

①お気に入り追加

②広告の下にある星に評価してくれた時


応援よろしくお願いします(^^)/

〇シン家の赤ちゃん部屋


アイの前に現れたのは、赤ちゃんのブラックドラゴンだった。

空中を優雅に泳いでいた。


「クーピー。私よ私。あなたのご主人様よ」

笑顔でアイが言った。

だが、クーピーはチラリと見た後、無視するように部屋の中を泳いでた。


「もう!! 何で解らないの!!」

「知り合いなの?」

「もちろ・・・・・!!!!」


(そっかー。1回目の時は私の使い魔だったけど、今は2回目だから解らないわけね。それなら)


「よし。クーピーを私の使い魔にするわ」

「ええええええええ∑(°д°)」

「何でそんに驚くのよ?」


「だって、めちゃくちゃ強いブラックドラゴンだよ。

 赤ちゃんだけど、S1ランクの強さあるんだよ」

「知ってるわよ。使い魔は強い方が良いでしょ」

( ̄▽ ̄)ニヤリと笑うアイ。


「ダメダメ。失敗したら凄い副作用があるんだから」

「大丈夫。大丈夫。私、失敗なんてしないわ」

「ダメダメダメダメーーーーー( ̄3 ̄)!!

 使い魔の儀式は、魔法貴族学校で行うのが1番。

 あそこらなら、失敗しても副作用が起こらないから」

必死で止めるペンタ。


「所でペンタ。何で私の後ろに隠れてるわけ?」

「へ?∑( ̄〇 ̄) そ、それは怖いからに決まってるだろ」

赤ちゃんのアイに隠れる様にして、ガクガク震えながら言った。


「ホント。だらしないわね~( ̄▽ ̄)ニヤリ」

「怖いものは、怖いんだもん」

「じゃ~直ぐにクーピーと契約して、

 怖くないようにしてあげる( ̄▽ ̄)♪♪」

「どうなっても知らないよ~」

「大丈夫。大丈夫。私に任~せ~な~さ~い♪♪」

胸を叩いて自信満々のアイ。


「サイガ」

アイは目をつぶり、魔法を唱えるとアイの足元に黒い魔法陣が現れ、その魔法陣が小さくなり手の甲に移動した。


(なんじ)、我と契約せよ。ゼン」

アイは目を見開いた。

すると、クーピーが、アイの魔法陣に少しずつ吸い込まれていった。


「おおおお( ̄〇 ̄)!! 凄い凄い!! 

 契約出来そうだぞ」

短い手を叩いて、大喜びのペンタ。


あと少しで魔法陣の中に入ろうとした時、ベッドにある白いドラゴンが描かれている指輪が光だし、目が赤く光った。


「ぐおおおおおおおん」

クーピーが苦しみだした。


「ど、どうしたの」

慌てるアイ


白いドラゴンの光が更に強くなった。


「ぐぐぐぐぐぐぐ、があああああああ」

クーピーはアイから離れてしまった。

そして、怒った形相のクーピー。


「契約が失敗した? 何で?」

なぜ失敗したか解らない表情で、困惑するアイ。


「ひいいいいいいい。

 だから言ったのにーーーーー(×_×)ガクガク」

ペンタは、アイの後ろでガクガク震えながら怖がっていた。

クーピーは、口から黒い炎の塊をアイに攻撃した。


「く、プロテクトセカンド」

アイが魔法を唱えると、目の前にピンク色の大きな十字架が現れた。

黒い炎を防ごうとしたが徐々に押されていった。


「やれれちゃうよ~」

「解ってる。プロテクトサード」

ピンク色の大きな十字架が更に2つ出現した。

そして、クーピーの方にはじき返した。

クーピーは慌てず華麗に避けた。


すると、黒い炎の塊は大きな音で、部屋の天井を突き抜けて消えてしまった。


「はぁはぁはぁはぁ。おかしい。何で失敗したの?

 それに、体が凄くだるい。私の魔力が残り少ない証拠」

片膝を付いて肩で息をしていた。


「それはそうだよ。

 魔力は成長するにつれて、どんどん大きくなるんだから」

「そうなの? どおりで魔力が少ないわけね」


「ぐああああああん」

クーピーが、吸い込み始めた。


「うううううう」

今度はアイが苦しみ出した。


「どうしたの?」

「手が・・・・」

手の甲に描かれていた黒い魔法陣が光り、クーピーの方に吸い込まれてしまった。


「ゲフーーーー」

クーピーは魔法陣を食べてゲップをした。

そして、満足そうな顔で笑っていた。


「はぁはぁはぁ」

「大丈夫?」

心配そうなペンタ。

アイは手の甲を押されて、うずくまった。


「何の騒ぎだ」

ドアを勢いよく開けた男がいた。


「父上!!」

シン家の当主、サーガーが入ってきたのだ。


「ペンタ。早く帰りなさい」

「でも」

「私は平気。父上に殺されるわよ」

「・・・解った。じゃまたくるね」

ペンタは、申し訳なさそうに消えた。


(ようやく会えたわね。私を死に追いやった張本人。

 父は野心家で、大貴族のババル第3公爵に取り入って、

 大きな権力を得ようとして謀反に加担したの。

 

 でも、結局失敗に終わって、

 シン家は全員処刑され運命になってしまった。

 

 今回は父に謀反を起こさせないようにして、

 ギャフンと言わせるわ( ̄〇 ̄)!! )

アイはギロリと睨みつけた。


だが、サーガーは、クーピーに夢中だった。


「ふはははは。素晴らしい。神が与えてくれたチャンスだ。

 絶対にこのチャンスを物にする」


「サイガ」

サーガーは目をつぶり、魔法を唱えた。


(これは使い魔と契約する魔法。でも、父には既に使い魔と契約してるはず。どうするんだろう?)


サーガーは見開いて、寝ているミルルと肩で息をしているアイを見比べた。


(なんじ)、我と契約せよ。ゼン ミルル」

ミルル手の甲に黒い魔法陣が出現した。

すると、クーピーが徐々に魔法陣へ吸い込まれていった。


(まさか!!)

驚愕するアイ


「ぐががががが」

抵抗するクーピーだったが、魔法陣の中に取り込まれてしまった。そして、手の甲にある魔法陣が黒いドラゴンの紋章へ変わった。


「成功だ。成功だ。俺は成功したんだ。ハハハハハ

 S1ランクの使い魔を手に入れた。

 ミルルを駒として使えば、大きな権力を手に入れる可能性が高くなったぞ。ハハハハハ」

サーガーが狂った様に笑っていた。


「今すぐ、試験玉を用意しろ」

「わかったわ」

胸元が開いた色っぽいメイド服を着た使用人のパンスキーに命令した。


(なんてひどい事をする父親なの。

 自分の娘を権力の道具にするなんて許せない( ̄△ ̄)!!

 ミルルは私の可愛い妹よ!!

 

 それに、クーピーは私の物なのにーーー!!

 また、大切な物を奪われてしまった。

 どうしたら良いんだろう?)

考え込むアイ。


「旦那様。試験玉を持ってきました」

「よし。ミルルからやれ」

「はいはい」

パンスキーは、透明な丸い水晶玉を寝ているミルルの手に当てた。


水晶が赤色に染まり、黒色でA3の文字が浮かび上がった。

「炎魔法がA3ランク!!いいぞ」


次に、水晶が水色に染まり、A5の文字が浮かび上がった。

「水魔法がA5ランク!!素晴らしい」


その後、水晶が黒色にそまり、S1の文字が浮かんだ。

「く、黒魔法がS1だと!! ハハハハ

 やはり、ブラックドラゴンの力は素晴らしい」

大喜びのサーガー


(凄い( ̄〇 ̄)!! 1回目の私より魔法の力は上だわ)


「ちぇ」

パンスキーが、サーガーに解らない様に舌打ちをした。

そして、私が睨んだので、睨み返してきた。


(パンスキーは父の愛人でまだ子供がいないが、

 もし子供が出来た時に、能力の高い子供がいると邪魔になるので、私達姉妹に冷たいのだ)


 ランクは、C、B、A、S、SSに分けられる。

 

 〇一般的に世間の認識

  ランクCは弱い

  ランクBは普通

  ランクAは強い

  ランクSはめちゃくちゃ強い

  ランクSSは神


 ミルルの水魔法A5ランクは、

 Aランクなので上から3番目の強さだけど普通に強い部類。


 更にAランクを分けると低い順から、1、2、3、4、5に分けられる。

 A5なので、Aの中で1番強い強さになる。

 

==========================================

◎ランクの強さ

 C<B<A<S<SS


 C1<C2<C3<C4<C5<B1<B2<B3<B4<B5<

 A1<A2<A3<A4<A5<S1<S2<S3<S4<S5<

 SS1<SS2<SS3<SS4<SS5


 例 ○C5とS5はどっちが強い?

   ・S5の方が強い

    

   ○S1とS5はどっちが強い?

   ・S5の方が強い


◎ランク数

 SSランク1% 神

 Sランク 9% めちゃくちゃ強い

 Aランク20% 強い

 Bランク30% 普通

 Cランク40% 弱い


 例

 Aランクの数は全体の20%

==========================================


「ついでに、アイのもやれ」

「わかってるわよ」

パンスキーは怒り気味に言った。


アイの手を乱暴に透明な丸い水晶玉にのせた。

「・・・・・・・」


しばらく経っても、何も変わらなかった。

「これはどうゆう事だ?」

「フフフフ。旦那様~。

 どうやら魔法が使えないようです~よ♪♪」

嬉しそうに言うパンスキー。


(はい? 何を言ってるの? 

 私さっきまで魔法を使えたんですけどね。

 試験玉の故障だな。仕方ない。魔法を唱えてあげよう!!

 ばれない様に小声でやろう~っと(^〇^)♪♪)

 

「ファイ」

「・・・・・・」

「ファイ」

「・・・・・・」

「ファイファイファイファイファイ」

「・・・・・・」

何も起きなかった。


(私、、、、魔法が使えなくなっている(TдT)。

 でも、どうして? ・・・・・もしかして、

 契約失敗の副作用で、クーピーに魔力を奪われたから?)

自分の甲を見た。


(私の魔力を食べたクーピーが、ミルルの使い魔になったので、ミルルの魔力がUPしたんじゃ?)

ミルルの方を見るアイ。


(ミルルは1回目の時は、私より魔力が弱かったから間違いない。私の魔力がミルルに取られてしまった。

 どうしようこれから~(×_×)ガックリ)

落ち込むアイ。


「殺せ」

「!!!!!!」


(はい? ∑(°〇°) 今なんと?)

信じられ言葉を聞いてしまったアイ。


「アイを殺せ」

「良いの殺して~♪♪」

嬉しそうなパンスキー。


「ああ。構わん。シン家には魔法が使えない用無しはいらん」


(何を言ってのバカ親父は?)

アイが文句を言おうとした時に、扉から一人の女性が入って来た。


「何を言っての。あなた。私達の大事な子供よ」

アイのお母さんが現れた。


「貴族では当たり前の魔法が使えないんだぞ」

「でも、殺す事ないでしょ」

「いや。これが世間に知られたら、俺は周りから笑い者になってしまう」

「そんな事気にする必要はないわ」

「もう決定だ。グリル出て来い」


「ハイ。旦那様」

黒い鎧の上にメイド服を来て、黒髪で目の所に赤いハチマキを巻いた女性が現れた。


「アイを処分しろ」

「ハイ。解りました」

「あなたーーーー。一生のお願いよ。許してあげて」

サーガーに泣きついた。


「はいはい。邪魔をしちゃダメですよ。奥様~♪♪」

パンスキーは、不敵な笑みで奥様を引き離した。


「グリル。地下室でやれ」

「ハ!!」

グリルはアイに近づいた。


(まずい。まずい。まず~~~~い。

 このままだと本当に死んでしま~~~~う(TдT)!! 

 

 魔法が使えないから、リベンジ魔法を使ってやり直す事も出来ない。

 

 しかも、クーピーに魔法を取られたので、体が言う事聞かない。どうしよ~う)

 

グリルはアイを抱き上げた。

アイは必死にバタバタ抵抗したが、逃げる事が出来なった。


「ワープ。地下室」

グリルはアイを抱えて消えてしまった。


「アイーーーーーーーーーーーーーー!!」

悲痛な母の叫び声だった。



〇地下室


アイが気づいた時は、テーブルの上に寝かされて、身動きが取れない状態になった。


そして、グリルが剣を抜いて振り上げて、アイを斬ろうとした瞬間。


「ちょっと待ったーーー( ̄〇 ̄)!!」

「!!!!!!」

剣がピッタと止まった。


「グリル。私の話を聞いてよ」

「あ、赤ちゃんが喋った」

赤いハチマキをしているので、目の表情は解らないが口をあんぐり開いてビックリしていた∑(°д°)


「そんなに、驚かなくても」

「アイ様をどうした? 魔物めー」

「本物のアイよ」

「赤ん坊が、話せるわけないでしょ?」

「私の特殊能力よ」

「特殊能力?」

疑いの目で見るグリル。


「他にもあるは、あなたの事をよ~~く知っているわ」

       ・・・・・

(1回目の時、側近の1人だったからね。

 色々知っているんだな~( ̄▽ ̄)/)


「言ってみなさい」

「グリル、珍しい食べ物好きでしょ?」

「!!!!」

∑( ̄〇 ̄)ドッキっとした表情になった。


「ある物を薄く切って油で揚げた後に、

 塩で味付けすれば完成するお菓子って知ってる?」

「いや、解らない。何?」


「教えて揚げても良いけど、まずは身動きが出来る状態にしてくれたら、教えても良いわ?」


「それはダメ」

「じゃ~。私を殺したら一生食べれないでしょうね~」

( ̄▽ ̄)ニヤリと笑う。


「うぬぬぬぬぬぬぬ」

必死に悩むグリル。


(( ̄▽ ̄)フフフ。食べたいはず。だって私が作ってあげた物の中で、1番気に入っていた物だからね( ̄▽ ̄)ニヤリ)


「警戒しなくても良いはずよ。

 だって私、魔法が使えないんだもん。

 様子を見てたから解るでしょ?」

「う~~~ん」

腕組みをして考える。


「それとも、防衛隊長ともあろう人が、丸腰の赤ちゃんである私が怖いの?」

グリルを挑発した。


「何!! 全く怖くない。怖くない」

首を左右に振った。


「じゃ。解放してよ」

「解った。その代わり、さっきの教えて」

「良いわよ」

「カイ」

グリルが魔法を唱えると、アイは自由に動く事が出来た。


「約束は守った。早く教えなさい。早く」

「そんなに焦らないでよ。ちゃんと話すからさ~

 それはね、ポテトチップスと言うお菓子。

 材料は、じゃがいもよ」

「じゃがいもで作れるの?」

嬉しそうな表情で聞いた。


「そうよ。さっき言ったやり方をすれば出来るわ」

「なるほど。良い事を聞かせて貰った。

 それでは死んで貰う」

剣をアイの顔に向けた。


「ねぇ。グリル。私と取引しない?」

慌てる様子もなく、( ̄▽ ̄)ニヤリと笑うアイだった。


◎テンションが上がって、書くスピードがUPする方法(≧∀≦)‼

①お気に入り追加

②広告の下にある星に評価してくれた時


応援よろしくお願いします(^^)/

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小説家になろう 勝手にランキング
cont_access.php?citi_cont_id=108432158&s
2つのランキングに参加してので、
クリックしてくれたら、
飛び跳ねるくらい嬉しいです(o´∀`)b
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ