芸能人などの不祥事による自粛生活と復活ついて考える
最近、ある芸人さんがテレビ復帰を果たしているのを見つけた。
コロナによる自粛期間を挟んでいたためあまり長かったという感じはしないのだが売れっ子だった当人にとっては活動を大きく制限せざる得ない状況で精神的にきついものだったのかもしれないのかと思う。
この自粛原因はケースバイケースでその内容と自粛期間などについてよく意見を戦わされているのを見かける。
実刑を受けたかそうでないか、法律の違反なのか倫理や社会通念上の問題なのか悪意の有無など様々な要素をもってその尺度とされているようだがばらばらだ。
そしてその受ける社会的制裁について感じるのは基本的に緩い場合が多いのではないかと思う。
もちろん人の命にかかわるようなものは論外として法律違反となるものも悪質だったり実刑を受けない限り(例外もあるようだが)一年に満たない程度の後に復帰されている例をよく見かける。
その復帰後もといた位置に戻れるかは一つにはジャンルにもよるのではと思う。
アーティスト・作詞や作曲もする歌手ならばなおのことダメージが少ないように感じる。
もともと特に敏感なテレビなどに出る存在でない場合が多く固定ファンで生活も維持できる場合が多く、自粛中なのか新曲作成などのための休養期間なのかよくわからないまま活動再開という例をよく見かける。
同様なものとして引退して責任を取るとして数年後普通に活動しているパターンもある。
明日は我が身であったり親しい友人であったりする業界の人間が復帰を応援するのもうらやましいやらあきれるやら。
大抵の一般人は不祥事と失職などがセットで下手すると家族の崩壊さえある。自粛期間の後復帰などかなり無理があるのだから。
長々と書いているが特に芸能人に限って違和感を感じているのではない。
一般人とは言えないが特殊な技能を持っている人間や企業でもトップに立ったりした人間などキャラ立ちした人間も同様の扱いが結構あるからだ。
目立つものでは大物官僚として不祥事を起こし辞職したり詐欺と変わらないレベルの問題を起こしたりそれこそ明確な基準により分類ができないが少数ではあるのだろうが復活している人が結構いる。
再起できない社会というのは生きずらいが責任を取らない社会というのも納得いかないものもある。
どの世界でも共通するのは特別な存在は再起しやすいという事なのかと思う。
ただの一般人としてはこの先が見えない時代、もし「不祥事」など躓くことがあっても復活できる人間になりたいものだ。