はんこなくすのはともかくその代わりにどうするんだ
始めに。
グルーバル化の名のもとに多くの日本らしいとされたモノを変化させながら進んできた平成からトランプ米大統領に代表される自国第一主義が世界を席巻する中、令和が始まりました。
日本において最長政権となった安倍政権のアベノミクスからその多くを受け継ぐとした菅新総理により政権運営が始まりました。
この作品は時々のネットやテレビ、新聞など身近なニュースを受けて考えたことなど語ってみようかと思います。
文体はテーマを挙げてそれに関していたりいなかったりうを書き散らかしていこうと思います。
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新政権の仕事として第一弾のように感じたのでまず「はんこ」について。
この政策、まず感じたのはやる気出せば勢いで長期にわたってたなざらし気味であったことも動かしていけるという実感をさせる一例ではないかとい感じます。
安倍政権中でも与党の優勢から押しきったといえる法案がいくつも思い浮かぶものの菅政権ではろくに国会論戦さえ始まっていないといえる中、このスタートダッシュを見ると河野大臣のやる気を感じざる得ません。
そして、菅総理の中継ぎ政権でなくわかりやすい結果を残して次の総裁選、総選挙に臨みたいという意思を感じます。
さて、はんこについてです。私は基本的に認印のようなもので対応可能なものを中心に総論として減らしていくことに賛成です。
そのうえで考えたことをいくつか。
まず、はんこをなくしていくうえで行政文書の電子化が大きく進む事になると思われますが今の公文書管理のままでいいのか。
前政権時に不都合な公文書の紛失や廃棄が行われていましたがより進みやすくなるのではないだろうか。
政治家や公務員の意思次第であるものもないとされることがある上に出してきても黒塗りだらけという国民への情報開示とは全く逆方向を向いた行動が多く見受けられる中不安しかない。
次に日本でよくあることですが、法案を通したり政令レベルで変更したことの検証が不充分に感じることが多い。今回のハンコについてもそのこの短期間で大部分をなくす流れになっているだけに1.2年程度の後検証し不都合な部分は元に戻す仕組みがはっきりとした形で組み込まれるべきだと思う。
内容次第では決算委員会などで検証が行われなかった場合はその法案などの凍結や廃案を組み込む事さえ必要ではないかとさえ思います。
はんこをなくす一方公務員や政治家の責任をはっきりさせることは必要だと思います。
文書ごとに誰が見て変更を加え、承認していったかを明確にして行くことをより強化していく必要がないだろうか。
官邸に大きな権限が集まり、これまでの各省発の政策だけでなく官邸から大枠を決めたうえでの降りてくるものもある。それらに対してブラックボックスにならない検証材料となる仕組みをがはんこをなくしていく一方で充実させてもらいたい。
最後に、個人的には役所がらみではんこをなくすのなら今以上に個人確認の強化を求めたい。
マイナンバーカードを利用した認証によるサービス提供が電子化推進の政策などによりようやく動き出すようだ。
カードの不正取得対策としての発行時の本人確認を役所や支所、免許の更新時などでしっかり行う一方で住所の変更や各種申請をネット上での完結を推進してほしい。不正対策にネットバンクなどでもある口座の動きがあれば確認メールを送るシステムなどを使いカードの利用による結果を知らせる仕組みを取り入れたり事前準備として求められることはまだあるように思う。