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老賢者は始祖になる  作者: 髙龍


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百八十九話

各階層を順調に魔物を討伐して進んでいる。

ここまで相手にしてきたのはオークや上位のゴブリンなど亜人種と呼ばれる魔物ばかりだ。

一層はそれなりの広さがあり数の増える速度の速い種族を中心に戦力にしている感じがする。

今いる階層の魔物はほぼ狩りつくし休憩をしている最中だ。

疲労回復効果のあるハーブティーを入れて警戒しながらも雑談に興じる。

「結構深くまで潜ってきましたがパッとしない魔物ばかりですね」

「強くない個体ばかりですが数は今までのダンジョンで断トツです」

全員が収納魔法を覚えアイテムバックも持っているため全てを回収しているが狩りの成果はすごい量になっている。

今いるのは二十層ぐらいだが今までのダンジョンより深いのは間違いない。

コツコツと次の階層に繋がる階段から足音がしてくる。

仲間達に視線を送り戦闘準備を整える。

予想通り鉄製の武具で身を固めたオークの群れだった。

戦闘に必要な十分なスペースを確保して続々と現れるオークを討伐していく。

余裕を持って休憩を取っていたのが功を奏し仲間達は危なげなく処理していく。

戦闘を仲間達に任せオークの遺体と武具を回収して戦いやすい状況を作ることに専念する。

戦闘は数時間にもわたったが無事殲滅することができた。

改めて休息を取ることにして食事の準備を行う。

その場でオークを一体捌きステーキと野菜スープを作る。

仲間達と交代で食事を取り仮眠を取る。

十分な休息を取った後次の階層に足を踏み入れた。

これまでと同じ洞窟型で今までと違うのは魔物がちゃんとした武具を装備していることだろうか。

武具をしっかりと装備していても仲間達なら問題なく討伐できる範囲なのでサクサクと討伐を進めていく。

その後も順調に進み確実に階層を踏破していく。

ここまで出て来たのはゴブリンの上位種と思われる肌の色が普通とは違うものにオークやコボルトといったもの達だ。

魔石の品質が高いぐらいでここまでの道中を考えるとうまみが少ないと言わざるを得ない。

三十階層に足を踏み入れると円形場の部屋に出た。

重装備のゴブリンが整列しており侵入者である我々を見つけると規則だった動きで襲い掛かってくる。

時間をかける価値もないと火魔法で一気に焼き払おうとするが対して効いていないようだ。

仕方ないので鎧の隙間に剣を差し込み首を刈り取る。

時間はかかったが全てを討伐し武具を回収した後は遺体を一か所にまとめて火魔法で焼き魔石を回収して休憩に入った。


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