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老賢者は始祖になる  作者: 髙龍


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百八十七話

ウィンダムに向かう道中魔物の群れと何度もぶつかりその度に排除して進んだ。

街道沿いにこれだけ魔物が出ることを考えると自由都市同盟の魔物対策はうまくいっていないのだと実感させられる。

ウィンダムの門衛にギルドカードを示し問題なく通される。

冒険者ギルドで情報収集するべく向かい依頼表を眺めていると近隣の村からの護衛依頼が多いのがわかる。

受付にギルドカードを提示してそちらからの情報収集も行う。

「ウィンダム冒険者ギルドにようこそ」

「街や近隣の村々の情報が欲しいのですが」

「現在街の防衛は傭兵が担っており村々には多くの冒険者が赴いております」

「スタンビードを起こしたダンジョンはどうなっていますか」

「防衛で手一杯でダンジョンは一部の冒険者の方が低層で狩りをしている以外手付かずになっております」

「ありがとう」

受付にお礼を言った後は今後の方針を決める為併設されている酒場に移動して料理と飲み物を頼む。

「完全に後手に回っている感じですね」

「村々には冒険者の方が護衛についているとのことなので問題の根本的な解決をするためにダンジョンに潜ろうと思うのですがいかがですか」

「意義なしです」

方針が決まったことで今日は宿屋に泊まり疲れをとってからダンジョン攻略に挑むことになった。

夜中警戒を呼び掛ける鐘の音で目を覚ます。

宿屋の人に事情を聴くとスタンビードが発生した知らせだと知り防壁へと急いで向かう。

防壁では傭兵と思われる人々が忙しく動きまわり防衛を行っているところだった。

押し寄せる魔物の群れに弓矢や魔法で迎撃している。

防衛に加わり魔法を使って援護する。

魔物の襲撃は朝方まで続き安全を確認した傭兵達は魔物の処理やまだ使える矢などを回収してまわっている。

門衛にギルドカードを提示して門を抜け作業に追われる傭兵達の邪魔をしないようにそのままダンジョンに向かった。

ダンジョンの入り口で他の冒険者のパーティーとすれ違う。

話を聞くと溢れ出る魔物をうまくやり過ごしたが激戦だったようだ。

入るなら気をつけろと忠告をもらってダンジョンに足を踏み入れる。

ダンジョンは洞窟型のオーソドックスな物のようだ。

気配探知で魔物の反応を探索すると低級の魔物が大量にいるのがわかる。

分散して対応したほうが早いだろうとミリアーヌとラファエルが組みミーシャに天ちゃんが組んで自分自身は単独で魔物の駆除をはじめた。

この階層はゴブリンしかいないようで火力を調整した火魔法で効率よく狩っていった。

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