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俺はクール、私は怠け者  作者: 火憐ちゃん
2/10

いぇーい!殺戮だー

というわけで2話目投稿です


ご指摘・ご感想お待ちしてます。




こちらイヴ

現在、お空を散歩中である


「ぎゃああああああああああ!!」


全てを思い出した。

あの後、意識を取り戻して敵のアジトがあったが既に何か…あのアドリア?だっけか?あの重力使いの魔法使いが消し飛ばした後であった

とりあえず、起き抜けに残党を殴ってて、あの女に喧嘩しかけたら上空100mまで吹き飛ばされた


そのあとは、なんかうまく重力を操ってか、吹き飛んでいる


「うるさいわね」

「いきなり飛ばしやがってなんだこれ!!?」

「とりあえず、カイルのほうへ向かってるわ」


向かっている方向的には、最初に吹き飛ばされてから真逆の方向

つまりローラともう一人の奴が吹き飛ばされた方向でもある

だが、言いたいことがある

恐らくはこいつもわかっていると思うが


「さっきのアジトっぽいとこは、多分本拠地じゃねえと思うぜ」

「知ってるわ、恐らく逆のほうが本拠地だと思うわ」


知っているならいいや

こいつが潰したアジトっぽいとこは、宝が少なかった

というよりも、狭い


敷地的には10人程度の拠点である

最初の戦闘時に20体いたため、数が合わない

あんな中に20+10いたらむさすぎて死ねる。野郎が30人もいたらこの世界に夏があるかはわからんが熱中症で死ぬだろう

そう考えれば、あそこは支部ってところだろう

死に際に出した魔法であれば、もう片方が本拠地で間違いない


その事実を自覚したときあることに気付いた

もはや、空中で浮かんでいるにも慣れてきたのでその事実に頭を抱える余裕もある


やばい…やられた


「ローラが……やばい…」


==================================================


はいはーい、こちらローラでーす

現在はアジトの目の前にいまーす

吹き飛ばされた後、魔法で木を操って枝を伸ばさせて減速してなんとかアジト直撃を避けたはいいけど…

ついでにカイルも救ってあげたよ

見張りは二人


「探知の魔術よろしく」

「敵は53人」


わーお、結構多いね

しかし、探知の魔術便利だな~私も使いたいね~


「どうしよ、殺しておこうか」

「…」


首を振るだけか…

ほんとこいつ喋んないよな~つまんない

これがイヴだったら、楽しく大殺戮だーってテンションあげれたんだけどね…


53人も殺せるのか~楽しいね

まぁ序列が上とか、指揮権を要する奴ならともかく、こいつまだ格下だし


「んじゃいいや、そこで隠れておいて」


私は殺し合いにでも行っとこうかな

自分でもなぜここまで成長しないか不思議である小さい身体を動かして、堂々と見張りのもとへ歩く

魔法(マリオネット)を発動


「ん~と、《じゃあ右は自殺、左は見張りを放棄して助けをいっぱい呼んできて》」


操作系の魔法だから、発動時に命令も飛ばさないといかないから少々めんどくさい

というか、すごくめんどくさい

魔力を扱えないものにとっては見えない糸だから、そこらへんは楽だね


マリオネットは糸が刺されば問答無用で操れる

だけど、魔力抵抗が大きいと複数刺さんないと駄目だから面倒だな~

見張り二人は刺さって一人は持っていた槍で自ら首を切断

もう一人は


「敵襲だ!!大人数で来てやがる!!!」


きちんと命令通り動いてくれる

さて…ボスがどんだけ強いかは知らないけど、何とかなるでしょ


とりあえず、最大15本のうち念のため1本残して14本を入口に伸ばしていつでも刺せるようにしておこう


「おぉ!大量大量」


待つのは1分

20人がどうぞ、いらっしゃいませ


「え~と~《皆殺しあって》」


抵抗されるのもいいけど、抵抗される前にある程度人を減らしたいので14人全員に命令


その瞬間、目の前で起こる殺し合い

いいね。見てて気分が良い


「あ?」


目の前で粉塵が起こる、大粉塵だ

操作していた14人が切られる

操作物が死んだためだ。一瞬で14人殺されるとは中々強いのがいるね


「何が起きてやがる!!?」

「でかいなぁ~」


入口から出てきたのは、大男

およそ2mを超えてガッチリとイヴよりも遥かにガタイが良い

感覚的には800位前後ってとこかな。うわ~最高に楽しいのが来た!!!!!


「どーもどーも、アルクエリ学校から来ました~とりあえず、あんたら殺すために来たんだけど…いい?」


「そうか…お前が俺の家族たちを殺したのか…」


え~と、何か私が殺しちゃったっけ?

この世界に来たのは初めてなんだけど、、、これって濡れ衣ってやつかな?

つまり!!


「冤罪だ!!私は殺してないよってかこの世界に来たの初めてだから勘違いだよバーカ」


「今魔法使って殺しまくってんじゃねえか!!!!」


完全に濡れ衣だ!!


「おっさんが殺したんじゃん!!私は操ってるだけだ!!」


これが世なら訴えてやる!


「うるせぇ!!《目の前の奴を殺すための力を寄越せ》」


あっ、こいつ魔法使いか

無手だと思ったけど

って速いな、こいつ普通に単純な強化系の魔法か

30mほどの距離が一瞬で詰められる


「《へーるぷ》」


後ろに後退しながら、さりげなーく刺してた糸3本使って捕まえた3人を肉壁として防御にする

それからおっさんにもついでに刺す


おっさんのパンチ、略してオッサンパンチで肉壁は一瞬で3人とも肉塊に変わる

うん、やっぱり普通に強い

追撃が来ないうちにちゃんと魔力を肉体強化に回す


糸刺さったんだけど…


「しゃらくせぇ!!!!」


一瞬で千切れる

当然ながら糸は見れるらしく、糸が簡単に切られる

辛すぎるんですけど…

私の魔法だと操れば勝ちなんだけど、操るための本数が多いと辛い

まず、このおっさん5本くらい刺さないと駄目な気がする。。。勘だけど

しかも、簡単に距離とれる強化系+後先考えない短絡的思考だと、ちょーつらい。


「また、3人殺しやがってぇぇ!!!!!」


「だから自分で殺してんじゃん!!馬鹿なの‼?」


一瞬で近づかれて、右腕でフルスイング

速さは今の私とどっこいどっこいってところかな。身体が小さいので私の胴回りより太い腕を掻い潜ってお返しに5本突き刺す

これで終わりかな…?


単純だと楽だ…ね!!!?がんばれ私!!

めちゃくちゃ嫌だし、あまり運動しないけど、全力で後ろに飛ぶ

加減なしに飛んだから上空に飛んだ

30mくらい飛んじゃったけど、、、


「しゃらくせぇぇ!!!」


おっさんおかしい

刺したはずなのに左腕で思い切り地面を殴り飛ばされた

ガタイ通りにバカみたいな力が込められた一撃は衝撃波が生まれる

糸は全部千切れて、30mくらい遠くにいるはずの私を軽々吹き飛ばすくらいだ

っていうか自分たちのアジト崩壊してんじゃん!!

本気で馬鹿なの?


身体が軽いから楽で、なんかふわぁっと浮くよ

でも、地面が凄いことになったな~

遥か下の地上を見て操れる人物を確認すると、さすがにオッサンのことがわかるのか15人程度生きている

数としては丁度いいね


「あっ…」


ついでに見てたら、衝撃波のせいで吹き飛んだ大岩が直撃してカイルが死んでる!!

まぁ、そこはどうでもいいんだけど










あ~~~~~

めんどくさいなぁ

殺そう


ハチャメチャシリーズの息抜きに書いてますが、まさかこっちの更新が早くなるとは…

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