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掌編小説集3 (101話~150話)

意味

作者: 蹴沢缶九郎

信号待ちの途中、まだ幼い孫は祖父に信号の色の意味を聞いた。


「ねえお祖父ちゃん、青はなあに?」


「青は進んでも良いって意味だよ。」


「ふ~ん、じゃあ赤はなあに?」


「赤は止まれだよ。」


「ふ~ん、じゃあ黄色はなあに?」


「黄色も止まれだけど、止まり切れない場合はそのまま進んでも良いんだよ。でも黄色で進むのは危ない事だからね。」


「うん、わかった。じゃあ赤の隣の紫はなあに?」


「紫は車間距離に気をつけようだよ。」


「へぇ、じゃあ白は?」


「白は気を抜くなで、その隣の茶色がお待たせしてご迷惑お掛けしておりますで、その隣が…ええと、確か…」

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