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十二羽 家畜(ニワトリ)初めての村に到着する

pv2000 ユニーク500 本当にありがとうございます!

なにより、ブックマーク、感想、評価、おかげさまで凄く心強いです!

これからもみなさまに楽しんでいただけるように頑張っていきます!こんな文章ですがよろしくお願いします。

あのゴブリンの襲撃以来、魔物こそはでなかったが野生の動物を狩った。もっとも食べる為だが、妖精ちゃんは動物の声が聞こえるのか、殺す時は泣いてた。

実際、誰かが泣いてたら貰い泣きなんかしそうだけど、いや、俺は前世の記憶じゃしてたとおもう、なにが言いたいかって言うと、悲しいとか泣くとかそんな感情がなくなってるって事だ。

怒りとかはあることからすると俺にこの慈悲的感情がないのはこの異世界によっての処置と考えられる。


まぁ、レベルも1上がってLevel6になって、倒した動物は野生のウサギ、取得したスキルはパッシブスキル【隠密】だった。

簡単に言うと敵から見つかりにくくなるってだけなんだがな。


それから無事、ってわけでもないがなんだかんだで、村が見えてきた所だ。



「ふぅ…やっとついたわね!」


ふぅ…ってお前は俺の背中乗ってただけだろ!

そう、妖精ちゃんは寝所作りと狩り以外はほとんど俺の背中だった。

まぁ、気持ちいいって言われて悪い気はしないが…


「うっ…!仕方ないじゃない!グリムの方が速いんだから!」


確かに妖精ちゃんもレベルが上がったとはいえ俺よりか足が遅い、飛んでるが。


話しているうちに木材で作られた門へと付いた、1人兵士が立ってるようだ。


「ん?旅人さんか…な…?」


な…ななな! と驚いているようだ。



「よ、妖精種…妖精種だ!!すげぇ!!」


男の兵士は妖精種が珍しいのだろうか?

妖精ちゃんを見ると、少しムスッとした顔になっていた。


「見せ物じゃないのだけれど」



「あ、これは失礼しました!登録証はお持ちですか?」



これよ、とポケットから小さいカードを取り出し兵士に見せている。



「確認できました!どうぞ!」


門が開けられ、入ることが許可されたが、兵士を通り過ぎると、スタァァァップ!と言われたわけではないが引きとめられた。


「すいません、そこのニワトリ?ですか?」



「へ?」


俺かぁぁぁあ!!そうだよ!どうして俺普通に入れると思った!前までは動物で通せたけどもう角生えてるからな!?

くそ!この役立たずのくせに!!


これ妖精ちゃんがどうにかしてくれるはず!


… …!?目が泳いで凄い冷や汗かいてるよ妖精ちゃん!!

考えてなかったのかよ!!


「え、えぇ〜とっ!あはあはは」



「動物には見えませんよね?」



笑っても誤魔化せれないよ!?


っとその時兵士がなにかに気づいたように手を叩いた



「あぁ!召喚者サマナーさんですか!!」



「へ?」


え?

サマナー?召喚者って事か?つまり俺が召喚獣?ってことになったのか?

妖精ちゃんは その手があったかと言わんばかりに話を合わせてる。


「いやー!!そうでしたか!妖精種に初めて会うわ、数少ない召喚者サマナーさんにも会うわで今日は凄く幸運ですよ!!」



「あはは、はは」



話が終わるとすんなり通してくれた。

まぁ、これで入れないよりかましだから俺はいいんだが。



「… …なにも言わないで」


どうやら妖精ちゃんはそうでもないみたいだ、村を進みながらガックリしている。

たしか数少ないって言ってたな、動物を使徒とする妖精種はいるのに魔物を使徒とする者は少ないのか。



「さて!攻撃開始よ!ルーリの情報、集めるわよ!」



「コケッ」


だな、だが先ずは寝所に食堂を見つけた方がいいかもな。



「始めは寝所とご飯を食べれる所を探しましょう。」



うむ、同じ意見だな。



情報集めも一緒にな

「情報集めも一緒にね」



こうして妖精ちゃんの大事な幼馴染探しはやっとこさスタート地点にたった、これからが始まりだ。


これにて


一ノ章 異世界の森編


を終わります。

今日中に次は


二ノ章 行方不明の妖精探索編


のプロローグを上げれたらいいなと思います。

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