九羽 家畜(ニワトリ)異世界の森を探索する ①
Part分けします。
「自己紹介をしてなかったわね」
どこを目指すか話し合いをしているところだ。
「私はリーリアよ、よろしく」
まぁ、名前はステータスをみて知っていたが、妖精ちゃんの方が個人的に好きなので、このままにしよう。
「あなたは?あ…」
そこである事を思い出す。
俺は喋れない。
「名前はあるの?」
前世では麻人って名前があったが現在のステータスでは、なし、になってる。
俺は首を左右に振る
「そう…でも名前がないとこれから不便ね。」
確かに、これから一緒に行動するなら名前は必要か。
「私がつけてあげるわ!」
なにいってんだこいつ、そう言おうとしたが言葉は伝わらない、それどころか妖精ちゃんはすでに考え始めている。
それから3分、俺はだってまつ。
なにがいいだろう、など考えていたがまとまったようだ。
「グリル!!どう!?」
わざとかこいつ。
俺が鳥だから、グリルってか!やかましいわ!!
とりあえず思いっきり左右に首を振る。
「なによ!?不満なわけ!?」
首を縦に振る
「いいと思ったのに…なにがいけないのよ?」
え?普通にグリルだが?
「ん〜、そしたらグリムはどう?」
グリルよりはましだが…
だからと言って言い訳ではない…
「嫌ならグリルね」
俺は思いっきり首を縦に振った。
[名前がグリムになりました。]
名前が決まった瞬間なのであった。
それから満足な顔をした妖精ちゃんとげんなりした俺と2人でこれから何処へ向かうか決めている。
「目撃者は商人なの、4日前に村を出たからその辺りの村に聞きに行きましょう。」
どうやら、探している子を目撃した妖精は商人で、別の村に行っていたと、それが4日前、つまりその近くの村へ聞きに行けばなにかしらの情報が入るのではないかと考えている。
「ここから、1番近い村はラーフ村ね、いまから出発すれば3日までにはつくわ。」
話が決まり、出発しようとするが、妖精ちゃんが降りようとしない。
協力することに決まったのだから、降りても問題ないはず。
なぜ降りない?
その意味を込めて妖精ちゃんを見る。
「うっ…い、いいじゃない!ふかふかなんだから!!」
当然、烏骨鶏の羽は羽毛といい、主に布団、枕などに使われている。
この調子じゃ降りそうにないな…仕方ない。
「あっちよ」
妖精ちゃんが道を示し、俺が道を進む。
この役割で村まで進むことになった。
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少しして、草原を抜けた、流石に森と言うだけあってなかなかに険しい。
しかし体が慣れてから身軽になったおかげでそこまで苦労しない。
しかし妖精ちゃんはそうもいかないみたいだ。
つまり結論から言うと。
「迷ったわ….」
と、言うことだ。
まぁ、無理もない、俺もこんなに険しいとは思わなかった。
森に入ってからは魔物はいないこそ、動物などはチラホラ見る。
「疲れてない?大丈夫?」
妖精ちゃんはよくこうやって声をかけてくる。
後ろに乗ってることを悪いと思っているのか
そしたら降りて欲しいんだが。
妖精ちゃんを見る
そして目をそらす、これがかれこれ5回も起きている。
よほど、俺の背中が気に入ったのか。
「そろそろお昼ね」
そう言うと、俺の背中を探り、あの果実を取り出す。
おい!なんで隠してるとこ知ってんだこいつ!!
声は届かないが妖精ちゃんは鼻歌を歌いながら食べている。
驚いて背中を見る
「まだいっぱいあるわ」
当然だ、俺がとったんだから。
原理は簡単、果実をツタで左右にひと一つずつ縛って背中に掛けている。干し柿の容量だ。
「これ、このローガンの森しかないからかなり高価な果物なのよ」
そうなのかー、ってきいてないわ!
それを平然食べるとは妖精ちゃんなかなか肝が据わっている!!
はい、と小さな手で妖精ちゃんが果実を差し伸べてきた、ありがたく一口で食べる。
うん、美味い。
「休憩も終わったし、早く行きましょう!」
図々しいな!!
誤字脱字を探すと出るわ出るわで…
それくらい読みにくい文章になっていますが、よろしくお願いします。




