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第7話

第7話

[専門科目]


いま俺は……猛烈にパソコンが欲しい。

そうこれは専門科目のレポートを終わらせる1人の男子学生の戦いの日々の始まりだった……。

ーーーーーーーー

「レポートの提出は*月*日までに出すように」

専門科目の先生である船幸みさち先生が言った。

その提出日にはまだ余裕があった。しかし俺には一つ絶望的な問題があった。そうそれは……


【俺は字が圧倒的に汚い】


略して【はがにい】だ。(どこかの残念系ラブコメを彷彿とさせるが気にしないでくれ)

そして寮生一年は基本的にパソコンを持ってきてはいけない規則となっている。そんな俺はどうするのかって?もちろん諦めるなんてことはしない。そんなことしたら留年だ。そこのところちゃんと高専には情報処理センターと呼ばれるそこの学生なら使えるパソコンが大量に設置されている施設がある。そこにいけばパソコンでレポートが書けるのだ。しかし俺は浅はかだった。余裕があるからといってレポートをゆっくりやりすぎたのである。そして情報処理センターには利用時間がある。俺は提出日の2日前にツケが回ってきた。そして提出前日の今俺は情報処理センターでキーボードを打ちまくっているのである。クソぉ施設長がめっちゃ睨んでくるぅー。ヤバいヤバい寮でやることができるならこんな時間までやってないっての!ああ


「俺は今パソコンが猛烈に欲しい」


そうここでやっと冒頭に戻ってくるのだ。精一杯のタイピングの速さで文字を打っていく。カタカタ……

施設長の睨みが一層鋭くなったのは気のせいだろう。

カタカタ……タンッ!やっと終わった!印刷し終わったのは利用時間の終了1分前だった。ふぅギリギリ

施設長が追い出すように電気を消していく。俺は決心した。ちゃんとこれからは計画立ててレポート書こう。


第8話に続く……

高専生になりました

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