ひとりぼっち
今までと違う文章にしてみました。(途中まで)
辛い 辛い ここは極寒のなかの小屋
私は一人
外は見たこともない世界
怖い 出たくない やだ ひとりにしないで
寒い 寒い 誰もいない壊れた家屋
私は一人
私は捨てられた人形
痛い 苦しい やだ 腕が欲しい
眠い 眠い もう吹雪の音さえ聞こえない
私は一人
時間はもうどれくらいたっただろうか
聞こえるのは自分の心臓の鼓動だけ
少し 少し 休もう また明日
誰 誰 足音が聞こえる聴こえる
私は一人のはず
貴方はどこからきたの
問い 問い 悲しい顔をするのはなぜ
壊れた私の身体を 貴方は大事そうに抱きかかえる
私の頬に 零れる貴方の涙 温かいのはなぜ
開く 開く 外への扉
見える世界は 白 黄 青 赤 小屋の中よりも 色とりどりな世界
歩く 歩く 歩調を乱さず 安全に貴方は歩く
私は彼といる
陽が沈み 月が昇り また次の日が来る
着く 着く 吹雪の音が聞こえない 温かな家
いない いない 私と彼だけ
けど 不思議と心地いい
どこか 懐かしい匂いがする
治す 治す 彼は壊れた私の身体を
目が覚める
いつのまにか眠っていたみたいだ
丁度陽が昇り、窓から温かい日差しを浴びる
下半身に懐かしいモノを感じる
視界に入るのは 私の足
どうやら私は飾られているようだ
どこか見覚えのある光景
確か、私が捨てられる前の家に
足音が響く 段々大きくなっている 彼が近付いてくる音
彼の大きな優しい手が 私の小さな頭をなでる
彼は、わたしに一言声をかける
「おはよう」
そういって彼はまたどこかに行く
おはよう とても懐かしい言葉
私が捨てられる前に 毎日聞いていた言葉
私も挨拶を返す おはよう と
けど 声はでない
気付いてほしいそう思い なんども唱える
それでも 声が出ることはなかった
けど、わたしはいまとても幸せだ
なんでかと言うと.........
どうでしたか?
いくつか解釈ができますので、これといった答えはありません。