その坂道のところで
その坂を登りきったところで
お決まりのように大きく深呼吸をして
息をととのえる
しばらくのあいだ、なんとも言えない、
青色を眺めては
もうひと息ついた
待ち合わせの時間までは
まだあるからと
別の幸せと交換できないものか
考えてみたりした
ひと言伝えたいことが
いつもの通りで時間オーバー
キミの話をじゅうぶんに聞けなくて
ゴメンなさい・・
波はおだやかに
今日これからの出来事を
予測してくれる
良いも悪いも
どちらでも関係なく
過ごしていけたらいい
たとえ、等身大のキミじゃなくても
僕はじゅうぶんに幸せなんだ
ふと、そんなふうに思うとき
キミのやさしさ感じるんだ
大切なこと、分かち合う
大切なこと、気づかないでいても
大きく深呼吸をしたあとに
考えてみたらいい