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6

次の日。


中田はとある団地にいた。


スマホを眺め壁にもたれていたところ

急に声をかけられる。


「えっと、中田さん?ども佐川です。」


色黒のゴツイ男。


佐川は「行きましょう」と言うと

団地からしばらく歩いたところにある高架下まで移動する。


「で。メッセージの件はほんと?」


「本当だ。今試してみるか?」


「あぁ。やってみてくれ」


佐川はくいっと首を動かすと柱のあたりから

4人の男が近づいてきた。


「下手なことはすんなよ。」


「分かってる。種類は?」


「サティバで。」


「OK 【作成】マリファナ種類はサティバ。【投与】」


※サティバ。インディカと対をなす物であり

アッパー系となっている。


「な、なんだこれ!?すげぇ!」


佐川のテンションがぶち上がる。


「こんな早いのか!?しかも物もなしで!」


佐川はガンキマリのまま仲間へ感想を伝えている。


「で?どうなんだよ。返事は?」


「あ?あぁ!もちろんOKだ!」


佐川達の協力を得た。


実は今回こんな団地で佐川と待ち合わせたのには

理由があった。


ダンジョンで見捨ててくれた2人への復讐のためだ。


いくら覚醒したとはいえ戦闘経験は

向こうが圧倒的に上なため返り討ちに合う可能性がある。


だから中田はSNSを使って確実な方法を選んだ。


#あったかい #冷たい #葉っぱ #バッツ


この様な検索をかければ、実は売人と接触するのは

そう難しくはない。


そして中田は「復讐に手を貸せ。その代わり極上の物を流してやるよ。」という提案の元で


本件に至ったという訳だ。



「じゃあ、さっそく復讐しに行こうぜ。」


聞けば佐川はB級覚醒者。


そのまま6人で先日のダンジョンへ向かう。




ダンジョンに到着するとあの2人はそこに居た。


「あいつらだ。」


「任せろ。」


佐川が2人に近づいて行く。


「おいこら。てめぇらちょっとツラ貸せや」


「な、なんだお前らは。新。またお前か?」


「いや、知らねぇっすよ。」


平然を装ってはいるが、2人ともかなり

ビビり散らかしている。


「いいから来い。殺られてぇのか?」


結局2人は佐川の圧に押されその後、人気のないところで

ボコボコにされていた。


「知り合いにちょっかいかけた罰だ。ヘタレ共」


そのタイミングで中田も2人の前に出る。


2人は何か言いたげだったが声が出せない。


声帯の切断。


それが佐川にお願いした追加内容だったからだ。


「とりあえず、復讐だ。クズ共が」


【作成】アルコールを2人に【投与】


先日、襲ってきた政府の男と同様の反応を2人も見せた。


【レベルが上がりました。7→11】


「ふう。助かったよ。初対面なのに悪いな。」


「気にすんなや。」


そうして中田がその場を去ろうとした時だ。


「おい。待てよ。」


「ん?なんだよ。」


突然、佐川含む5人が中田を囲みだす。


「中田くんさ、なんで帰れると思ってんの?」


「はぁ?」


「君は手元に置いときたいんだよね。」


急に全員がナイフやら鉄パイプやらを取り出した。


「大人しくついてこいよ。俺は【アサシン】だ。」


だから抵抗するな。そう言いたいのだろう。


「・・・分かった。ただ頭痛薬だけいれていいか?」


「どういうこと?」


「頼むよ。頭痛持ちで薬が必須なんだ。」


「・・・いいよ。たださっきの見てるからね?」


「ありがとう。【作成】頭痛薬とロキソニン」


作成したのがアルコールで無いことを確認すると

皆、警戒心が緩まり持っていた武器も直した。


「・・・試しだ。【散布】」


ミストとなった薬が周囲に舞う。


「オーバードーズ」

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