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【中田 空】ランク??? レベル41
【職業:麻薬王 ※部分封印】
【スキル:作成(2段階解放済み) 投与 散布 】
【ステータス 力20 速さ40 体力40 知能120】
【未配分ポイント42】
【作成リスト:アルコール・ニコチン・市販薬各種・マリファナ・LSD・コカイン・覚せい剤】
【レベル1達成 スキルを支給】
【レベル5達成 作成リストの追加】
【レベル10達成 作成2段階目を解放】
【レベル20達成 知能10追加】
【レベル30達成 作成リストからなる類似品の利用権】
【レベル40達成 知能20追加】
覚醒から間もないながらも中田はしっかり成長していた。
「じゃあ須藤さん。そろそろ行きますね」
「・・・気をつけてください」
皆こうだと良いのだが、人間とは非常に愚かである。
「ここの人間を守るべき!」「小さい子もいるんだ!」
「俺らを見捨てるのか!?」「裏切り者。」
守ったはずの一般人からも中田は非難を受けていた。
他人の都合など関係ない。
要は自分さえ良ければいいのだ。
「俺にそんな責任押し付けんな!」
そう中田も反論した。
それでも対応は変わらない。
強きものが弱きを守る。そんな理論を振り回す。
残念なことだが、これは本作に限った話では無い。
愚痴だけ言って自分は何もしない。
事実、世の中の大半はこんな人間ばかりである。
だからこそ、中田もそんな彼らを見捨てた。
下水道に籠るだけで何も変えようと努力しない。
そんな彼らが気に入らないから。
だが、下水道を出てもこれからのことについては
まだ何も決まっていない。
復讐の対象は政府にS級共。
戦うにはまだまだ力が足りない。
「・・・あ。」
そこで中田の脳裏に1つのアイデアが浮かぶ。
スマホ画面を見ると隣の区域にA級ダンジョンが
発生している。
「上手く行けば、、、」
そして中田は1人A級ダンジョンへと向かった。
A級は基本的に最上位といってもいいレベルだ。
過去にS級ダンジョンも発表されたことはあるが
それはたったの1度だけで海外だった。
ダンジョンのある地へ向かいA級ゲートを潜る。
中は洞窟になっており他に覚醒者は誰1人としていなかった。
「お前、何しに来た。」
背後から刺すような気配を感じる。
振り返るとそこには鎧をきた騎士がいた。
「しゃ!喋った!?」
「お前、何しに来た。」
「?。ここのボスに会いに来た。」
「分かった。こい。」
騎士がそのまま背中を見せて歩き出す。
今やれば討ちとれるかもしれない。
だが何故かそいつからは全く隙を感じない。
「チョイスミスったか。」
そう思いながらもついて行く他に選択肢はなかった。
少し歩くと開けた空間に出た。
そこには大きな円卓があり、11人の騎士がいた。
「何の用だ?」
別の1人が中田に質問する。
「レベルアップに来ました。【作成】○○」
「ほう。」
その言葉と同時に12人全員が中田を囲み出す。
「1対12は卑怯でしょう。【散布】」
言葉の終わりにスキルを発動する。
辺り一面にミストが散っている。
「ガタガタガタガタ。」
油断していたのか騎士たちはもろに食らってしまい
とてつもない禁断症状に襲われていた。
「お前なんだこれは。」
幻覚を見ているものがいれば
頭を壁にぶつけ出す騎士もいる。
「その症状抑えることができますがどうしますか?」
「も、目的は。なんだ。」
「復讐。俺に手を貸せ。【作成】覚せい剤【散布】」
再度ミストを放出させると皆の症状が収まる。
「お前達はもうこれが無ければ生きては行けないだろう。」
円卓の騎士を薬物中毒者にする。
普通ならありえない事だが、中田だからこそ
出来ることであった。
「分かった!手を貸そう!だからもう一度それをくれ!」
自分ひとりで無理なら頼ればいい。
それは幸をなした。
「じゃあ、よろしく頼むよ。」
まずは政府だ。ここから中田の復讐が始まる。




