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選抜試験①


1グループから10グループに別れた。


各グループには、SクラスからGクラスの生徒が1人ずつ入っており、一斉に戦って勝者が代表入りする。


2グループにコウ、5グループにユエ、8グループにソウ、10グループにモルドレッドがそれぞれ入った。


1グループの勝者は、Sクラスのグラビアという女子生徒だった。


グラビアの武器は、全長150cmのハンマーで、試合開始直後、自分以外の生徒をぶっ飛ばし、見事、勝利をおさめた。


続いて2グループの試合が開始した。

コウは最初から2本の刀を抜いて、紅蓮の炎を纏わせると、その炎の斬撃を敵生徒に当てて吹き飛ばす。


すると、反対側のSクラスの槍使いのグンがAクラスの剣使いのフランと激突していた。


グンは竜巻を槍に纏わせ、フランは剣から炎が吹き出している。


2人の武器がぶつかると、衝撃で周囲が揺れる。


今、立っているのは、コウ、グン、フランの3人だけだった。


コウは、グンとフランが1対1に集中している事が分かると、二人に向かって走り出す。


コウは走りながら、背中から青白い炎を出し、すごい速度でグンとフランに迫る。


これはコウのスキル青炎で、酸素を取り込み、高熱を帯びた炎は進行方向と逆に噴射すると、超加速できるのだ。


コウは紅蓮の炎を帯びた刀2本を維持したまま、グンとフランに近づいていく。


グンとフランが気づいた時には遅かった。


その時、コウは刀で二人をそれぞれ切り捨てていたからだ。


紅蓮の威力と青炎の推進力が合わさった斬撃に二人が耐えられる事はなく、地面に崩れ落ちた。


コウ「隙をつかせて貰ったよ。卑怯なんて言わないでね。」


こうして、2グループの代表がコウに決まった。

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