Smith story
鉄を打つ音が響く。
それはあまりにも強く、そして美しい。
鍛冶屋は魂を打ち、形にする。
大聖堂の横にある人気の無い路地に、小さな鍛冶屋があった。看板には『』
今日も1人の男鍛冶師がタバコの煙をゆっくりふかして、金床を見つめる。
タバコの煙を消そうとしたその時、ドアが開いた音がした。
そこに居たのは慣れない防具に身を包んだ小柄な女剣士だった。
「あ、あの、すみません!私の為に…剣を作ってください!」
全ての始まりは、2人の出会いからだった。
中世のヨーロッパを舞台にした凄腕の鍛冶師、ミハイ
ルとさえない女剣士クレアの織り成す冒険ファンタジー
初めまして雲木 もくです!
今回が初めての投稿になります!
皆さんが楽しめるような小説を書いていきたいと思っておりますので、何卒、宜しくお願いします!