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転生、そして再臨【努力】part6
少々(?)手厳しい指導を受けながらも何とかついて行こうとする亮太。
意識をとり戻した亮太が手渡された物とは…!?
井戸水。
そう言って手渡された液体、異常に透明度が高い。
「ほんとに水か?これ」
「ええ、もちろん」
不審に思いながらも一思いに飲み干す。
どうせ死なないしな。
「ッが!??」
喉が焼け付く様に熱い、いや爛れていくのが分かる。恐らく本当に焼け付いているのだろう。
悲鳴をあげることすらできない。
ごぼごぼと嫌な音が喉から聞こえる。匂いで分かる、血だ。
次の瞬間亮太は消えたかと思うと、数メートル先に全身を歪に拗らせ出現。
消え、千切れ、消え、潰れ、消え、破裂しーーーーー。
ああ、久しぶりだ。
懐かしい死への恐怖が彼の全身を包み、暗闇へと誘った。
ひゃあエグい((( ゜ д ゜ ;)))