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名も無き星の冒険者  作者: 流水斎
ゲームとしての、ルール
75/85

功績pと、アイテムの価値

 冒険に必要なアイテムには、ある程度の段階が存在します。

ゲーム作成時にしか取得できない作成p専用の物や、逆に旅先でしか入手できない功績p専用はありますが

基本的に、必要なpの価値は同じ様にできています。

ここで、解説も兼ねて、再びキャラ調で説明してみます。


/功績pという意味

『鉄仮面先生』

「ちょっとした冒険の旅に出る前に、少し入手率に関して考えてみましょうか」


『ナデシコ』

「確か、私たちは開拓者であって、全てのアイテムは開拓団管理。…その中で、功績に応じて配布と言う形なのでしたっけ?」


『委員長』

「だから、戦利品も一時的に開拓団に納入して、発見者が第一優先権を持つ形なんですよね」


 開拓中のトラブルで、惑星の事が詳細に判って居ない状態。

だからこそ、キャラクターたちは、一定の時間が立つごとに功績pを得ます。

そして共通の単位として、管理・配布などを行って、アイテム価値などは統一されています。

(なお、戦利品のモジュールを使用して、待機状態にして納入しても問題ありません。あくまで常備する為にpが必要なだけです)


/功績ポイントの稼ぎ方


『ナデシコ』

「冒険に出て、一定の時間ごとに功績を得られるのが基本ですよね。他にどんなパターンで増えるんですの?」


『委員長』

「基本的に開拓公団から出ている調査任務、討伐要請などですよね。…あとは、この学校や個人からの依頼ですか?」


『鉄仮面先生』

「そうなるわね。ネームド・モンスターと呼ばれる強力な敵や、失われた特定の貴重品など、依頼で無かったとしても情報が高く取引されている物もあるけれど、こちらはオマケになると思って」

「ちなみに、今回依頼されたのは学園からのものね。だから、必要に応じてフィギアへのクラスチェンジを許可しますので、振り分けの申請をしておいてね」


・時間ごとの経過。シナリオ毎に手に入る最低限の物(1~3P)。

1pは、既に状況が判っている場所の巡回的な物。2pは、不確定で状況の確実化が欲しい場所。3pは未解明であったり、危険地帯になります。


・依頼事に事なるものの、特定条件をクリアするごとに増えて行く物(1~5p)。

1pは必要最低限で、全て揃えると+1p、更に追加の調査対象などで少しずつ増えていく。


・かなり難しい依頼や、連作である事が前提のイベント物(5~10p)。

基本的には、このイベントでレア・アイテムの入手条件が解除される。

鍛冶屋が魔剣を作る為に、材料や、特殊な炉である火山の立ち入りを求める様なイメージになる。

学校からの依頼では研究の完成であることもあるが、村や町からの依頼では、獣の群れを完全に討伐するなどになる。



/アイテムの価値

 全ての品は、開拓団によって管理され、一定の功績pで入手可能になって居ます。

また、依頼中は細かな品を無料で手に入れる事が可能になっており、食料その他以外にも、簡単な武器は無償配布です。

(エージェントに任務を与える形式なので、最低限の装備くらいは揃った状態で出動できるわけです)


0p:

食料その他、一般武具など。大量に薪を揃えるなど、呪文の条件にしない限りは無料。


1p:

・能力値を1p分上昇させる

・副能力値を2p分上昇させる(呪文構文に2pでも、素早さと気力に1pずつなど、振り分けても良い)

・HPやMPを、5p上昇させる

・特定の知識を5p分覚える。これは許可が必要(クラス:勇者の探索系は問題なし)


・個別のコモン・モジュール群。

・簡単な強化武具(修正値が多い、重量条件が無いなど)

・呪文のカスタム登録(登録推奨の為、1p分のコモンの代用に出来る)

・カンニング・ツール(攻撃・回復など良く使うコマンドだけランダムに3つ。頻繁な呪文用)

・護符:「札」投射パターン:(投射パターンが、お札張りつけ。用意だけなら何枚も用意しておける)


2p:

・HPやMPを15p分上昇させる。これは1回のみ

・特定の副能力を5p分成長させる。これは1回のみ


・簡単な登録呪文の販売(手当て・火の球で攻撃など、知識があれば自分で作成できる物)

・魔杖:投射パターン「杖」(投射パターンの代用「接触」が1m伸び、更に投射パターン専用の代用pを1p得る)

・聖槍:投射パターン「槍」(投射パターンの射程が、3分の1程に成る代わりに、ダメージ+1d6)

・連柵:投射パターン「華札」(投射パターンが、複数のお札で囲った範囲に入った物。になり、囲むまでは起動できない)


なお、魔杖、聖槍などの特殊な投射パターンは、「しても良い」と言う点に注意。

使用に当たり、その効果を起動せずに唱える事が可能。


3p:

・アンコモンのモジュール群:一部は、カスタムによる代用以外で取得できない

・NPCドローン:戦闘の出来ないAI。自由意思は無いので、命令が必要

・空飛ぶ箒:徒歩レベルで空を飛べるが、戦闘は出来ない

・強力な武具、簡単な強化武具に「杖」・「槍」などのカスタムを掛けた物


5p:

・レアのモジュール群:基本的に入手可能なのは、現時点で「空間」のみ

・コモンのモジュール属性:月や星などの、一部の属性を除く

・高級セルバント・ドローン:戦闘の出来ないAI。それなりの選択基準に基づいて判断出来る。

・戦闘用ドローン:そこそこに戦闘可能。フィギア・スタッフを装備可能。意思なしので命令が必要

・魔法陣・Ⅰ(誰でも代用ポイント1pが使える。持ち運びは難しい)

・魔法陣・Ⅱ(強化項目や、投射パターンなど、特定の内容専用で1pの代用pが使用でき、かつルールの条件を1つ緩和する)

・魔法の箒・絨毯:駆け足レベルで空を飛べる他、戦闘もこなす事が出来る

・非常に強力な武具、またはカスタムされた強力な武具:入手可能なのは、基本的にレギオンのみ。


10p

・アンコモンのモジュール属性。1部の属性はイベントでの許可が必要

・コモン二重属性のモジュール(素材:アレキサンドライトの試作など)


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