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名も無き星の冒険者  作者: 流水斎
世界観
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モジュール属性と、呪文登録

 極めて小形化し便利になったモジュールですが、欠点がなかったわけではありません。

普通の作業道具に比べて、組み合わせ知識が必要になってしまった事。

また、小形化したことでエネルギーの消耗や、モジュール自体の摩耗を避ける必要性が出来た事です。


 そこで登場するのが、特定のモジュールを扱う事に専業化する方法

もう一つが、特定の組み合わせを登録する事です。

これらは次第に一般化し、さまざまな俗称が生まれていきました。

最終的に多かった例が、単純にモジュール属性を持つであるとか…呪文を登録するという言葉です。


モジュール属性

 自分が持つモジュールの内、特定の一つに専用の補充装置を取りつけます。

この事により、あっという間にエネルギーを使い果たしてしまうモジュールですが、長時間に渡って使い続ける事が可能です。

後はその属性を中心に使いこなし、最初は少数の習熟から始める事が、次第に推奨される事に成りました。


ある種、万能性を捨てる行為ではありますが、もともと宇宙服での作業であっても、事なる用件で作業道具を取り買えるのは当たり前でした。

また、得意分野であったり、好みの小道具も人それぞれですので、表面上は大きな混乱は無く受け入れられたと言う事とになって居ます。


このモジュール属性における特徴は、相互に協調し合い、リンクによって強大化します。

具体的に言うと、エネルギー消耗が無い他に、コマンドや投射パターンなどが限定的ではあるものの、無条件に使用可能になる事。

また、モジュールに逆干渉が起きる様な場合であっても、問題無く使えるようになる事です。


属性1つ。コマンド、または投射パターンなどが1回ずつ無制限に使える。

属性2つ。コマンド・投射パターンなど、それぞれの特徴で1回ずつ無制限に使える。

属性3つ。上記の特徴に加えて、逆干渉が起きる様な、ハザード状態でも問題無く使用出来る。


呪文登録

 モジュールは便利になった反面、幾つかの問題も引き起こします。

1つめは、簡単に攻撃手段であったり、科学反応が起こせる用意なった事。

もう1つは、繁雑になり過ぎて、トリガーを引けば銃から弾が飛び出る様な判り易さが失われてしまった事です。


この問題に対して、呪文というパターンを登録制にする事で、登録呪文を見れば判り易く・管理し易くする事になりました。

誰かの作った呪文を参照にすれば、どんな効果か判りますし……。

迂闊な人には、自然と起動しない様な条件を組み込むように指導できる事になったのが、大きな特徴だと思われていました。


ここで思わぬ変化が発生します。

それは、登録することで管理・研究もし易くなり…。

モジュール干渉波の方向性に、パターンがある事が判明してきたのです。


また、モジュール自体は一定の特徴である物の

別の能力に対しての、代用コマンドであると言う点を利用して

登録呪文に限り、本来支払っているよりも多くのモジュール効果を導入する事が、許されるようになりました。

これは

マウスを動かせば画面上の管理位置が動きますが、別にキーボードのテンキーでも、同じ事ができるようなものです。


例:

1:火のモジュールを持ったら攻撃呪文が使える。

2:必要なのは攻撃呪文を使いたいと言う事で、火のモジュールが欲しいわけではない。

3:呪文として登録し、攻撃命令を組み込んで置く。


と言う感じになり、一定の範囲ですが

登録された呪文に対し、一定のボーナスを与える事になりました。

これは暗に登録を推奨し、管理をし易くすると言う事でもあり…。もっと大きな理由は、事故によりモジュール作成能力が大きく損なわれた事に有り暗す。


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