残像は進んでいるが
浮かぶものは
残像である
今日の日の出来事でもある
大した記憶は
残さないようには
してはいるが
それだとしても
体調不良のことは
覚えているようである
毎日が陽の光具合だけを残像として
記憶に留めているんだ
明るい光か
暗い光か
外側の光具合だけを
心配そうに
眺めている私の心
夜となり
天井からの白々しい
光具合は
目にはきつ過ぎるんだよなぁ
なかなか
人工光と言うものは
太陽光には
敵わないものがあり
明るさだけならば
人工光であろう
けれども
優しい光ならば
太陽光である
居住空間と言うものは
難しくて
その人その人に
合わせることなどは
不可能に近いものだ
敢えて
一点だけは
ベストにしてみたい
それで
心が落ち着き
心が癒されるのなら
どこかに
自分だけの
居住点を見いだすことが最良である