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6月20日
なぜか職場で、修学旅行の思い出話に花が咲きました。
フリーアクセスだとこういう無駄とも思える会話になりやすいのですが、案外ここから良いアイデアが出たりするので侮れません。
「息子が修学旅行に出発するんだが、最近はお土産を事前に注文して最終日に渡されるシステムらしくてなぁ。味気ないものだ。調子に乗って木刀とか買って、帰ってから後悔するのも勉強なのになぁ」
課長の息子さんはもうそういう年なのですね。課長が会社に住んでいる理由はもしかすると息子さんが反抗期だからかもしれません。
「修学旅行の土産と言えば、友達!の話なんですけどね」
今アクセントが『ち』にあった気がしますよ。北村君。
「修学旅行の初日にスイカを一玉買ってしまって、最後までぶら下げていたんですよ~。友達!が」
ほっほう。北村君。子供のころからおバカさんだったのですね。
なんとなく、話を聞いている同僚と考えがシンクロした気がします。
まぁ、かく言う私もなぜか5円玉で作られた亀の置物を買って帰った記憶が蘇ります。
まさか、斉藤君との御縁はあの時から……