文学フリマ参加に至るまで
『遠い国の小さな花嫁』をいろいろな方々のおかげで、数年前に書籍として出版に至りました。
当時仕事が忙しく、毎日がエレクトリカルパレード状態でした。
おそらく普通に生活していて出会わないくらいの斜め下のことが、片付けては片付けては発生しまくり、なんならアンジャッシュの渡部さんの先取り事件まがいまで周囲で発生し、人生で一番「そんなことある??」と言い続けた日々でした。
そこへ発生したこの書籍化という出来事が、さらに私を未体験のルートへ行ってくれたものです。
味方が敵になり、敵が味方になり、発生する様々な事象に対して弁護士を雇い、書類という書類と格闘しながら、エレクトリカルパレードと同時並行で向かい来る敵をちぎっては投げちぎっては投げているうちに、最終的に職場の上司に目の前で自作品を読まれて感想を言われるという、いっそ殺して、というような出来事などの紆余曲折がありました。
それは結構なダメージでしたが、この話で友人が引き笑いから過呼吸になるほど笑ってくれたので、まあ許せるかなとは思います。
弁護士って本当にいるんだ、とか、弁護士って法律調べるための費用請求してくるんだ、とかいろいろなことが勉強になりました。総額16万の弁護士費用は非常に痛手でした。最終的にはその弁護士の先生のアドバイスのおかげで、裁判をちらつかせてゆすりをかける方法を実践して出版にいたりました。
この一連の話も友人が豚鼻になるほど笑ってくれました。
こうしていろいろな方々のせいで乗り越えざるを得なかった日々を、何かの形でお返しできたらなと思っておりました。
読んでくださった方々の存在を感じるたび、目の前のことにちゃんと取り組んでいたら、たどり着くべき場所にたどり着くんだなあ、としみじみうれしかったです。本という紙の塊の持つパワーのようなものを感じました。
書籍の形にして何かを生み出す機会をこの文学フリマを通して知ったことなどから、出店をする運びとなりました。