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東方迷異道(とうほうまよいみち)  作者: 廃人覚悟の字書き
第一章 幻想章
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第一話 異教 中文

出会う魔理沙に出会う迷異、ある意味、巫女な二人が会話しているだけ。

森の中、迷異はまよっていた。

迷異はここが普通の森だと想っていたのである。

魔法の森とも知らずに。


向こうから人間が歩いて来た。霧雨魔理沙である。魔法の森を庭と想っている為に、自分の庭を歩き回って見回るのは、魔理沙の常であった。家出までの人生を誤魔化す為の行為だったのでもあるが、見よ。魔理沙が歩いている。彼女は空を飛べるのだが、時折、魔法の森を見聞する事を日課としていた。

迷異が出会う。第一声が

「あらあら、変人ね。白黒の金髪の魔女とは、随分風雅なものね。」

現実感を喪失(そうしつ)していた為に出た一声だった。

「私は霧雨魔理沙。ある意味、巫女だぜ。ここらへんは聖域だぜ?」

「変な口調ね。変人なのは、中身までかしら?」

「ご挨拶(あいさつ)な奴だぜ。これでも丁寧(ていねい)説明してやってるつもりなんだが。」

「失礼。私もある意味、巫女よ。幻想の神の巫女、普段は書き物をしている異己道(いみみち) 迷異(まよい)。」

「幻想の神?聴いた事がないな。幻想郷と言えば、龍神様しかないな!」

「私は幻想郷なんて知らないけど。神と言えばひとり、あの方しかおられないわ。」

「あの方?名前がないのか?」

「いや、ヤハウェともアッラーフとも呼ばれる方よ。洋なのに物を知らないわね。」

「この幻想郷には、知られていない神だな。」

「そもそも、神様はひとりしかおられないはずだけど?」

「いや、この幻想郷でそんな事言われてもな。」

困惑(こんわく)気味に頭をかく魔理沙。

この幻想郷では、神と呼ばれる者が顕在化しているのだ。だから、唯一神教の類いは流行った試しなし。なのである。

それで魔理沙は状況自体を把握していないこの唯一神教徒に困惑したのである。

「ともかく、案内するぜ。」

「お願いするわ。」

その短い会話こそが本題だったのだが。

ともかく、魔理沙が自称巫女の魔理沙が迷異を幻想郷において、案内する事に成ったのである。

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