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第〇話 告知
この小説だけは本気で描こうと想うので、よろしくお願いします。
異己道 迷異。彼女は幻想郷に迷い込んだ第三の巫女なのである。
第一の巫女が博麗霊夢。第二の巫女が霧雨魔理沙。それに続く第三の巫女なのである。
彼女は幻想の神を追う中で、幻想郷に辿り着いたのである。
これは幻想郷に迷い込んだ上で彼女目線で彼女なりに、幻想郷を描いた日記と呼べるだろう。逐一、描写が激しいが、彼女なりに幻想郷を表現しようとした跡なのである。
幻想郷の美しさ、少女の美しさ、段幕の美しさ等、描写は多方に及ぶ。これは、幻想郷を巡り歩いた、一人の少女の見聞録なのである。
ついでに、幻想の神の素晴らしさ、幻想郷にとっては、創造主たる幻想の神の善性を語る物語である。
巫女として、信仰のあり方を探る旅でもある。
もしも、彼女が巫女でなかったのなら、普通の美少女としての人生が待っていただろう。
そんな彼女の幻想郷探検記なのである。
巫女、すなわち、非常識的、自由なゆえの迷い道と言えよう。